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2016年03月14日16:34

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阪神、“人事交流”でも超変革!20人超が甲子園⇔鳴尾浜…球団広報も把握できず





 毎日毎日、コロコロと入れ替わる。ここまで頻繁な“交流”を、僕は阪神で見たことはなかった。球団広報が「インタビューをお願いされていた選手が、気がついたら2軍戦に出ていたりするんですよね」と苦笑いしたほど、1、2軍間の人の流れが活発だ。

 2月の春キャンプ中は24日に1度。2軍の高知・安芸からD1位・高山、D6位・板山、育成枠の原口の3人が、1軍の沖縄・宜野座に移ったが、3月に入ると一気に増えた。甲子園での戦いとなった5日以降の6試合のオープン戦出場者だけを見ても、実に多い。

 5日のロッテ戦でD5位・青柳と金田が登板。続く6日の巨人戦は守屋と石崎が投げ、野手では狩野が出場。8日の西武戦は、野手の森越と坂が出た。10日のDeNA戦は島本がマウンドに上がり、12、13日の日本ハム2連戦では、俊介と鶴岡、そして柴田が試合出場を果たした。

 ここに記しただけで11人が、今季初めて1軍の空気を吸った。そして、他にも出場機会はなかったが、1軍の練習に参加した選手がいる。また、同時期に2軍降格があり、試合感覚を養うためや登板間隔の問題などの理由で、一時的に2軍戦に出場した選手もいる。つまり、5日からの9日間だけで、のべ20人以上が甲子園と鳴尾浜を行き来したわけだ。

 これまで1、2軍の風通しの悪さを指摘されることが多かった阪神にとって、近年見なかった光景だ。1軍に合流した全選手に、平等にチャンスがあったわけではないが、開幕前に1軍の空気を感じることは、選手の気持ちを揺さぶる。柴田は「1軍はかなり久しぶり。去年の秋、10月以来ですね」と約5カ月ぶりの1軍合流に、気持ちを高ぶらせていた。

 阪神は今季「超変革」をスローガンに掲げているが、この“人事交流”は、そのひとつ。選手によって差はあれど、モチベーションは上がったはず。金本新監督が行うメンバーの頻繁な入れ替えがチームを活性化し、競争意識が高まっていくのではないかと、期待して見ている。




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