新年あけました。昨年はお世話になりました(今更)
喪中でした。本家の前当主(伯父)が先年の春に亡くなったためです。
本家は北海道余市郡余市町という所にあります。JR函館本線の余市駅から歩いて数分の場所です。
また余市駅から本家の方向とは反対側に歩いて行くと、ニッカウィスキーの北海道蒸留所があります。『マッサン』で話題の工場です。
というわけで、うちの地元がピックアップされていて色々嬉しい気分で過ごしています。今週、ついに工場の方がドラマの方でも完成しましたね。
余市が舞台になるのにずいぶん時間がかかったのがやや残念でしたが、これから余市がいっぱい映って、観光客もたくさん増えればいいなーとか思っています。
余市にはウェイスキー工場見学のほかに、宇宙飛行士・毛利衛さんの出身地として「余市宇宙記念館」というものもあります。
ニッカの工場からすぐの所にあるので、そちらにも行って見てはいかがでしょうか。
◇ ◇ ◇
仕事を変えました。
まあ、今まで何をしていたのかあんまり言っていなかったんですが、今回はちょっと特別な仕事なので。
今は某ゲーム開発部でシナリオライターをやっています。
一応、原作みないなものがある作品なので微妙なところですが、他にシナリオ担当はいないので、メインライターなのかもしれません。
ジャンルは歴史パロディ系と言えばいいのか……そんな感じのヤツです。
いわゆる『行殺♡新選組』の流れ(と、シミズさんは思ってる)なので、まあ硬派なゲームではないんですが、何事も柔軟にやってます。
……まあこの前、「ちょっと硬すぎる」ってツッコミ食らいましたが。
今年中にはリリースされるとは思いますが、まあゲームがゲームなので、たぶんシミズさんの名前は表には出ないと思います。
万一なにかの機会でクレジットがあるとしたら、それはシミズさんの個人名じゃなくて会社名になるんじゃないかな。『グランブルーファンタジー』のクレジット(「原作」として)が「サイゲームス」になっているみたいに。
まあグラブルって言っちゃいましたが、要はそういう流通のゲームです。アプリって言った方が分かりやすいですね。
◇ ◇ ◇
そんな事が関係あるかないかは別として、PS3が故障している現在、主にPCやスマホでできるゲームを最近はよくやってます。
一番長いのは『アイドルマスター シンデレラガールズ』でしょう。……まあこれはこれまで支払ってきた対価が大きすぎて、やめるにやめられないんですが。
別に嫌いではないですけどね。ちょっとした時間にできるっていうのはやっぱりこういう超単純なシステムのゲームの方がやりやすいですし。
あとリアルの知り合いと一緒にやってるからモチベを保てるってのもあります。
去年の秋から冬と、割と最近始めたのがさっき名前が出たグラブルです。
これは面白いです。シナリオやキャラクター、世界観も作りこまれていて、製作の本気を感じます。実際、コミケのサイゲームスブースはモバマスと二強で、かなり長い列を作ってました。
ゲームシステムもさすがは元スクウェア組という感じで、ちょっとしたRPGに負けない作り。
あまりたくさんのゲームに触れたわけじゃあないですけど、今後のスマホゲーム業界の進化が気になる事ですね(他人事)
ネトゲでは『マビノギ』をやってはいたんですが、去年の夏に長期出張で家を空けて帰って来たら、所属していたギルドがログインしなくなっていました。
人見知りするシミズさんの事ですから? 新しいギルドに入ってーってのもなかなかできず、最近は二日にいっぺんくらいログインして、デイリークエスト的なものだけやって切断、という感じです。
誰かリアル知人とスカイプで会話しながらとかやりたいなー、とか。もう古いゲームだから厳しいか……
◇ ◇ ◇
話題の『艦これ』。
実はアカウント自体はかなり前(一昨年の夏頃)に作っていたんですが、「提督(プレイヤー)の名前が決められない」という理由でずっと放置してました。
……今思えば、放置するにしてもちゃんとログインしておけば資材が少しは溜まってたでしょうね。
そんな艦これを、この冬に始めました。
シミズさんは『行殺♡新選組』の時、「新選組隊士をみんな女の子にする!(厳密にはみんなではないですが)」というコンセプトにすっごいビビって、いろいろ複雑な感情にさいなまれた経験があるのです。
なので今回の「軍艦を美少女化する」というのにもすんなりと受け入れはできませんでした。
シミズさんは伝記が好きなので、軍人の功績を軍艦の功績のように扱うというのが引っかかったんですね。
けど今はまあ少し落ち着いて、柔軟に考える所までやっと来ました。艦これをもう一度トライしてみようと思ったのは、それが契機だったかもしれないです。
といっても、シミズさんは太平洋戦史に明るくない上、軍艦にも全然詳しくないのです。
だから当初は苦労しました。意味がわかんない事が多すぎて。
「ゲームはゲームであって、歴史とかいちいち考えるもんじゃない」みたいな事を学生時代の友人に言われましたが、実際はそんなことないと思うんです。
ちょっとファンの声を聞けば「史実では〜」とか、あるいは専門用語が飛び交っているのに、右も左も分からないではプレイできません。
っていうか、艦これはちょっと異常なんですよね。
貶してはいないです。文字通り、普通ではないという意味で。
ゲームはゲームですし、特にこの手のお手軽系ゲームは競争率が高いので、いかにしてユーザーを取り込むかが大事なのです。
だからあまりマニアックにすると、基礎知識のない人はついてこれない。コアなユーザーは出ても、新規が中々釣れない。
だからデフォルメをするんですね。するとコアなユーザーからバッシングされたりしますが、少なくとも新規は多少釣れやすくなる。
シミズさんも開発部で「専門用語や、専門知識前提の話は控えてほしい」と言われています。
人物の通称名や「柳営」などといった用語、広く知れ渡っていると思われる「内裏」すらNGが出ました(ちなみに「内裏」NGはまだ納得してはいません)
シミズさんとしては『艦これ』が専門知識の解説なし(正確には、用語辞典という体で簡単に紹介してあって、作中本編での解説が一切ない。大抵のユーザーは自力で調べているようだ)で成功しているので、ユーザーの調査能力をもっとあてにしてもいいのでは……という気もしています。
ただし今はWikipediaのように、玉石混交の情報が簡単に閲覧できてしまう時代なので、それがいいとも限りませんがね。
っていうか今の時代、ネットを飛び交う辞書的情報の多くがWikipediaによって支配的になっていると思います。
Wikipediaのいい所は、マイナーな情報であっても取得できたり、元々読み手である人たちが書いているため知りたい情報が本当に載っていたりする、という点だと思います。
ただし、その記事は残念ながら九割以上が精査されずに載っています。シナリオでいうプロットみたいなものです。
とても中立的と思えない誇大表現や情報量的な贔屓があったり、中途半端あるいは合成した果ての情報があったり、最低の部類だとフィクションや空想的なものがさも事実のように載ってます。
最近の面白い話題ですと、「小田氏治」という戦国大名の例があります。
小田氏治は、戦国好きの間で最近人気の大名で、「何度も城を追われながらも、そのたびに城を再び奪還して返り咲いた」という人です。
この人気の根底には小丸俊雄氏の著作『小田氏十五代 豪族四百年の興亡』という本があるみたいです。
この本自体は1979年出版の本で、小丸氏は学者というよりはいわゆる郷土史家で、関東史を中心にいくつか執筆がある方のようです。
それ故にか小田氏治(小田家)というマイナーな人物をとりあげたのでしょう。それはいいと思います。マイナー、好きですから。
問題は、そういう著述のみに重きを置く評価態度です。
Wikipediaは一応、著作物による出典を明記するというルールがあるみたいで、それなりの記事にはちゃんと参考文献のリストが書いてあります(中には歯抜け状態だったり、最悪一冊も書いてない場合もある)
Wikikediaの小田氏治の記事、かなり長いです。同じ戦国大名でも、やはり人気の高い「浅井長政」と比べてもまだ長いです。
それもこれもこの記事を編集した人が、熱心に書いたからだと思います。
さて、長々と書きましたが、何の話をしているか。
小田氏治はマイナーな人物です。たぶん、戦国時代がある程度好きじゃないと知らないでしょう。
そんな小田氏治ですが、実はニックネームがあります。
武田信玄が「甲斐の虎」、上杉謙信が「越後の龍」、伊達政宗が「独眼竜」というような異名ですね。
――その名も、「常陸の不死鳥」。
まあかっこいいこと。何度も返り咲いたことからその名がつけられたようですね。
もちろん、近年の小田氏治人気の一つは、やはりこの異名の事もあるんでしょう。
ですが、この異名。どうやら言い出したのは他でもない小丸氏のようなのです。
その小丸氏オリジナルの異名が、つい最近までWikipediaではあたかも広く知れ渡った異名のように書かれていました。
今でも記事の殆どの情報が小丸氏の著作を出典にしているようです。
小丸氏は優れた郷土史家だったのかもしれませんが、さすがにここまで露骨に贔屓をされているのを見ると、非常に不安になるものです。
曰く、情報が豊富な時代だからこそ質が劣化する。
しかし過去の情報が貴重だった時代の情報の質が高かったかどうか。
大本営発表、皇国史観や反動的再評価は、正確な評価でも何でもない
蓋し、この情報大氾濫時代に、正確(真実の、とは違う)な情報を、正確なままに届ける。それがこの時代で情報を発信する人がこれから手掛けるべき仕事なのかな、と。
具体的には、「情報の根拠」と「その根拠の外的評価」をしっかり提示する、という事ですね。
……あー何言ってんだろ。忘れて下さい。こんなつまんない話。
◇ ◇ ◇
給料日が遅くてまだちょっと金銭的に不安定なのですが、3月頃には安定しているかなと思います。
なんで、少し活発に動けるようになるので、今年もよろしくお願いいたしますのです。
――っていうか皐月かわいい。飛び抜けてかわいい。
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