ウチで鶏を飼っているのだか、急に具合が悪くなった。その様子を書いてみる。
12月23日
鳥小屋内の止まり木に止まり、急にうずくまる様な姿勢であまり動かなくなる。調子が悪いとは思ったが、まずは様子を見るしかないと考えて、小屋に入れたままで放置。
12月24日
止まり木から落下。すでに目を閉じて地面でグタっとしている。急にこんな状態になったので鳥インフルエンザの可能性を考えて、殺して捨てた方が良いか迷う。
夕方に強い豪雨。横殴りの雨のせいで小屋は水浸しになってきた。かわいそうなのでPM3マスク、手術用手袋を使用してダンボールに避難させた。
呼吸は小さく早く、すでに死にかけていた。目も閉じたままで、なんとか息だけしている状態だ。触っても何の反応もない。向きを変える力もない様だ。
最後の可能性にかけて、無理やり嘴を開き、ペニシリン系抗生物質を入れて、水もスポイドで口に入れた。
ダンボールに新聞を敷き詰め、保温性をあげる為に加工した。
12月25日
朝になったらすでに死んでいる可能性が90%くらいだと考えていたのだが。まだ息があった。昨日段ボールに移し保温したのが功を奏したか。
とは言えまだグッタリしている。首も地面に張り付いた状態で目も開かない。呼吸も浅く早い。再び抗生物質を口に入れて水を飲ませた。それを抵抗する力もない。
夜にもう一度、抗生物質を飲ませた。気のせいか少し嘴を無理に開けるのを嫌がるようになった気がした。
インドネシア人のお手伝いや、友人は何故、早く捨てないのか? もうこうなったら絶対に助からないと皆、言った。
12月26日
朝になって見てみると、嘴の下を地面につけた体制になっていた。完全にくたばっていた状態よりやや回復したように思えた。また抗生物質をのませたが、やや首を振って無理に嘴を開く事に抵抗し始めた。少し希望が見えた気がした。
夜になると、頭を持ち上げていた。
まだ体は全く動かせない様だか、頭を少しだけ左右に振る事ができる様になった様だ。
12月27日
朝、また抗生物質を飲ませたが、かなり嘴を開く事に抵抗し始めた。少し羽根をバタつかせて嫌がる様になった。
夜、スポイドで重湯を飲ませてみた。
また抗生物質を飲ませたが、かなり暴れて半分はまわりにこぼしてしまった。
4日ぶりに目が開いた。
一瞬、立ち上がったが、フラついてまた倒れてしまった。
12月28日
朝、抗生物質をあげようと、段ボールを除き込むと、なんと立ち上がっていた。
かなり抵抗したので抗生物質は飲ませる事ができなかった。
外に出してやるとややフラついて歩き出した。スイカとマンゴーを食べた。しばらく走ったりしたが、疲れたのか隅で座り込んでしまった。
夕方になるとかなり早く走れる様になった。草や、エサを普段と同じ様に食べる様になった。
普通に走って、普通に鳴いている。
完全に助からないと誰もが思っていた鶏の生還劇。
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