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2014年01月17日20:02

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戦場の眼

山中生活30年 小野田さん死去
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2726259

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戦後30年が経過しようとしていた其の日、その男は硝煙の匂いとともに
ルバング島のジャングルから帰ってきた。

その数年前にグアムから帰還した横井庄一氏とは
明らかに違う眼差しをしていたのが印象的だった。

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その澄んだ刺す様な眼差しは、当時の現代人とは
明らかに違う異質な殺気をはらんだ戦う眼であり、
当時ですら、もはや戦後ではないと平和ボケしていた
昭和の人々を凍りつかせるに十分なインパクトを持っていた。

戦争を知らないまんもちゃんの世代は、
なるほど太平洋戦争当時、日本人はこのような眼をして
戦っていたんだなと、戦争というものに少し触れたような気がした。

それほど、戦中の軍人の眼は異質だったのだ。

グアムで見つかった横井さんは上等兵とか一等兵の下士官であり一般人。
元より逃亡兵でグアム島で逃げ回っていた。

だが、彼は違う。少尉であり尉官であり軍人なのだ。
しかも、彼個人はバリバリ戦闘継続中だった。

人々は、30年の時を越えてやってきた
それはそれは見事な敬礼をする軍人に
第二次世界大戦・大東亜戦争を思い起こし
動惑し、横井さんの帰還のとき以上の衝撃を受けた。

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グアムから、帰還した横井庄一さんは、数ヶ月で
当時の昭和の生活に慣れ、まるで風化してゆくように
十年も経たない間に亡くなった。

だが、小野田氏は違っていた。当時の昭和にそうそうに見切りをつけ
親戚の伝手を頼り、ブラジルに渡り、10年で大きな牧場を作った。
と同時にジャングル生活とさほど変わらない規則正しい生活を送り
2014年まで長生きして91歳の大往生である。

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こんなカッコいい爺さんはそうはいない。

さようなら、大日本帝國最後の兵士。

小野田寛郎氏のご冥福をお祈り致します。 合掌。




【バッド(下向き矢印)「白昼の残月」より、「蘇る無敵の兵士」】




【追悼番組】小野田寛郎、フィリピン・ルバング島での「30年戦争」を語る】



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