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2012年08月27日21:45

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議員削減と一票の格差

議員のカット、歳費もカット。いかにも民衆受けする政策ですな。

■衆院定数半減、歳費3割カット=「八策」に明記へ―大阪維新の会
(時事通信社 - 08月26日 17:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2132773&media_id=4

確かに、国会で居眠りや野次しかできないような国会議員は辞めてほしいし、高い歳費を払うのはもったいないと思うけど、それは、議員個々の資質であって、歳費を減らすべき理由にはならないとは思わない。

何も、高級外車を乗り回したり、高級な外食三昧ができるほどの厚遇をさせる必要はないが、ある程度の政治活動をしつつ、なお大企業の幹部社員程度の生活が送れるぐらいの収入は保障してやらないと、十分な蓄えがある金持ちか、最初から支持基盤を持っている議員の親族か、圧倒的な知名度を持ったタレント・スポーツ選手しか議員になれないことになる。

数にしても、今より少しは減らすことがあっても、極端に減らすべきではないと思う。減らし過ぎると、政治家の多様性が損なわれるし、結局、前段落で書いたような連中しか通りにくくなるしね。何より、減った分だけ、「1票の格差」は調整しにくくなる。

まあ、この「1票の格差」だけど、個人的には、数字的に何が何でも人口基準で2倍未満にしないと不公平と言う考え方は、どうかと思う。徹底的に人口比例で定数決めてたら、人口が多い大都市圏を代表する議員ばっかり増えちゃうからね。

でも、日本全体で見たら、解決すべき問題は、過疎地にもたくさんあるのだ。例えば、農地や山林の荒廃。経済優先の効率性が行き着いた先が、食料自給率の低下や土砂災害の増加につながっている。でも、これらにお金を使えと主張することが、果たして、都会で選ばれた議員たちにできるだろうか。電源にしても、火力発電以外の多くは、過疎地が担っているのである。

そう考えたら、1票の価値が、多少地方に偏ったとしても、私は不公平だとは思わないんだけど。もし、地方に住む人が、「都会は恵まれている」と言ったのに対して、「だったら、都会に引越せばいい」と言う奴がいたとしたら、そいつは、1票の格差について文句を言う資格はない。それこそ、「だったら、田舎に引越せばいい」と言い返したい。

どうしても、1票の格差をなくしたいのなら、究極の手段は、選挙区なんてなくして、全部、比例区選出にすることだ。こうすれば、死票の問題も解決である。どんな選挙制度にも一長一短はあるけど、「1票の格差」の解消を最重点に置くなら、これに勝ることはない。まあ、絶対、選挙区で選ばれた先生たちが、許すわけはないけどね(^_^;
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