mixiユーザー(id:5677348)

2012年03月31日00:06

95 view

九州旅行1日目 古代浪漫と筑豊炭鉱の旅

昨夜、梅田21時発のBUSNETWORKユタカ交通バス、ハウステンボス行きに乗車した。
8列目29番窓側、4列シートの観光バスで、所謂、安売のツアーバス。
普段ならまず乗らないツアーバスではあるが、小倉に都合良い時間に着く手段が無かったから、選ばざるを得なかった。
最も、平日木曜日とあって乗車率は少なく、隣の座席も後ろの座席も座る客はおらず、それなりに快適ではあった。

定刻の5時30分より大分と早く、5時過ぎに小倉駅前に到着。
小倉からは5時17分発の博多行きに乗車。
813系の各駅停車で車内はJR九州らしく真っ赤。
天草の観光案内で「うみねこ」を思い出すのは駄目かも知れない。
縁寿は俺の嫁。

戸畑で早くも下車。
ここから徒歩5分程で若松渡船の戸畑渡場がある。
若戸大橋の真下を渡る渡船で、大阪にも数多くある渡船と同じく公営である。
但し、大阪市の渡船は無料だが、此方は片道100円となっている。

5時55分の始発に乗船して、約3分間の船旅で対岸の若松渡場に到着。
ここから、筑豊本線の始発駅若松までは徒歩約10分。
筑豊本線の若松から折尾は、鹿児島本線からはみ出た盲腸線になっており、乗り潰し目的では実に面倒な路線であった。
それもあり、今回は若松渡船を利用したのである。

駅前広場に、石炭輸送に従事した9600型蒸気機関車が保存されていた。
かつては筑豊の石炭輸送で賑わったであろう、若松駅はホームが一面だけあり、がらんとしている。
無駄にホームが長いから、余計に侘しさを感じる。
無数にあったであろう側線は、周辺のマンションや駐車場になってしまったのであろう。
待つ事も無くキハ31が3連で入って来た。
6時23分、折尾行きとなって発車。
海沿いの工場地帯を走り、鹿児島本線との接続駅である折尾に到着。

折尾も歴史ある駅なのか大層立派な駅舎である。
そして、1〜4番線と6〜7番線が道を挟んで別の場所にある。
時間があったので、東筑軒名物のかしわ入りうどんを食べる。
鶏肉を甘辛くしぐれ煮にした物が入っており、成程、福岡は鶏肉文化圏であると納得させられる。

7時50分発の筑豊本線・篠栗線経由博多行きに乗車。
いつの間にか電化されており、813系電車が入線して来た。
以前乗車した時には非電化だったのだが。
発車して暫くは北九州市のベッドタウン的な雰囲気だったのが、段々と田園風景が広がる。
それが再び家屋が建ち並び直方に到着。
古びた転車台が残っていた。
ここからワンマン運転となる。
この辺りは正に筑豊の炭鉱で栄えた町で、昔は網の目の如く路線が張り巡らされていた。
しかし、石炭から石油へのエネルギー革命の結果、産業鉄道たる路線は意義を失い、廃線へと追い込まれたのである。

直方から、遠賀川沿いに進む。
新飯塚を過ぎて飯塚が近づくと、ボタ山らしき物が見えて来た。
綺麗な三角錐が連なり、エジプトのピラミッドを思わせる。
ボタ山とは石炭の採掘に伴い発生する捨石(ボタ)の集積場の事で、炭鉱の産業遺物と云うべき物である。
崩落や自然発火の危険があり、取り壊しが進む中、飯塚の物は綺麗に残されている。

桂川に到着すると、筑豊本線で原田向うには乗り換えとなる。
折尾からの筑豊本線の列車は全て篠栗線とダイヤが一体化されており、桂川と原田はダイヤ上では全く別の路側である。
しかも運転本数が激減し、次の列車は10時20分と2時間近くも列車が空いて仕舞う。

しかし、桂川の駅前500mの所に遠賀川古墳群最大の前方後円墳である「王塚古墳」がある。
この古墳は第一級の装飾古墳であり、奈良の高松塚古墳と並び国の特別史跡に指定されている。
不勉強を晒す事になるが、桂川駅前にこのような古墳があるとは、本日下車するまで知らなかった。
9時になると、王塚装飾古墳館が開館するので、見学した。
普段は石室は非公開であり、此方で実物大のレプリカを見る事が出来る。
高松塚古墳の装飾とは全く違う、艶やかな色彩の幾何学模様を組み合わせた壁画は圧巻の一言。
この様な装飾古墳は九州と関東・南東北の太平洋側に数多く存在し、古墳の本場である畿内では殆ど見る事が出来ない。
装飾古墳が日本列島の東西に別れ、装飾も似通った所もあるがその理由については良く解っていないらしい。

桂川10時20分発の原田行きはキハ31単行。
ここから先、原田までは初めて乗車する。
ここから先は山越えの路線となり、今まで筑豊の平野を走っていたのとは訳が違う。
山が狭まり上り勾配にエンジンが唸りを上げる。
分水嶺を越える長いトンネルを抜けると、エンジンの性能が変わったかの様に静かになる。
下り勾配を降りきり、住宅が目立つ様になると、終点の原田。
ここで鹿児島本線に乗り換え。
813系の快速小倉行きで、香椎に移動。

香椎で香椎線に乗り換え。
この路線は両端の終着駅が何れも接続路線が無いと云う珍しい路線。
この路線も宇美の炭鉱と西戸崎の港を結ぶ目的で開通したが、この線形が災いして、今回が初乗車。
九州一般色のキハ47、11時39分発の宇美行きに乗車。
博多から近いせいもあり、宅地開発されている。
長者原で篠栗線と十字の形で接続し、盲腸線となる宇美を目指す。
長者原を過ぎてようやく、住宅などは減って来た。
何処と無く近鉄の長野線辺りを彷彿とさせる風景で、丘陵地帯である。
終点の宇美まで来ると、大分と山が近くなる。

宇美の駅前は予想よりも賑わっていた。
次の西戸崎行きまでは30分以上あるから、駅前すぐの所にある宇美八幡宮に参拝。
その帰り、時分時なので、にしてつストアに寄り弁当を購入。

12時46分発の西戸崎行きもキハ47。
長者原で多数の乗客が降り、のんびりと西戸崎を目指す。
香椎で再び鹿児島本線と合流。
ここで結構な乗車がある。
乗客も入れ替わり、西戸崎までの盲腸線に入る。

香椎を出ると、暫くは鹿児島本線に沿って走る。
暫くすると進行方向左に鹿児島本線が去り、香椎線は大回りする形で鹿児島本線を越える。
ここからは海沿いに線路が伸びている。
工場や集合住宅等が連なり、臨海的な雰囲気が漂う。
雁ノ巣で可成りの降車がある。
左手に福岡県警の白バイ訓練所が見えて、海の中道海浜公園が近づいて来る。
いよいよ、海岸線が近くなり、砂浜が見える。
海の中道に到着。

ここで可成りの乗客が降りる。
次は終点、西戸崎。

進行方向左側に海岸線が広がる。
湾の対岸は博多の町。
そして、西戸崎に到着。
これで香椎線も完乗。

降り返し13時52分発宇美行きに乗り、長者原へ向かう。
うとうととしつつ長者原に到着。
14時36分発の折尾行き快速に乗車。
817系の2輛編成で、立席も可成り出る混雑振り。
篠栗線には非電化時代に乗った事がある。
当時はキハ200の快速が走っていた。
単線ではあるが本数は多く、篠栗では先行していた各駅停車を抜かし、博多行きの快速と交換。

篠栗を出ると山が迫って来て、かつての炭鉱路線を思わせる雰囲気になって来た。
しかし、殆どの炭鉱路線が輸送量の少なさに地方交通線に甘んじている中、篠栗線だけは幹線。
トンネルを何本も抜けて速度を上げて突っ走る。
博多の衛星都市と化した直方や飯塚を一直線で博多へ結ぶ線形が効を奏したのだろう。
右手側から線路が迫り、桂川に到着。
ここでようやく、座席が空いた。
817系は木の座席にクッションを貼り付けた物で、話だけ聞いたら戦前の三等車である。

飯塚で下車し、新飯塚まで歩いてみる。
嘉穂劇場の様な大型の大衆劇場があり、炭鉱が栄えていた時代の飯塚を垣間見る様な気がした。
新飯塚から後藤寺線の田川後藤寺行きに乗車。
キハ31の単行で、車番はトップナンバーであった。
新飯塚を出て暫くは平坦な路線だが、筑前庄内を過ぎると山が迫って来る。
船尾の手前から、石炭ならぬ石灰岩の大規模な鉱山があった。
輸送は全てトラックに委ねられている様で、朽果てた貨物駅の痕跡が認められるだけであった。
ようやく視界が開けてちょっとした町になったら、終点の田川後藤寺。
日田彦山線と平成筑豊鉄道が連絡している。
此方は日田彦山線は2回乗車しており、16時16分発の新飯塚行きに乗車。
新飯塚から1639分発の快速博多行きに乗車。
817系の3輛編成。

博多からは地下鉄経由で筑肥線に乗り換え。
レンズキャップを落として仕舞ったので、ヨドバシで購入。
17時50分発の西唐津行きに間に合う筈でしたが、筑肥線内が強風の為、遅れているとの事。
結局、10分遅れの18時に発車。
車輛は303系で、帰宅ラッシュとも被り、結構な乗車率。
地下鉄線内には「赤坂」と云う駅がある。
姪浜からJR筑肥線になると、途中、「前原」(正確には「筑前前原」)と云う駅もある。
ひぐらしを思い出すのは駄目かも知れない。
梨花ちゃまは俺の嫁。
その筑前前原で可成りの降車があり、空席の方が目立つ様になった。

鹿家を過ぎて浜崎迄の途中で福岡県を離れ佐賀県に入る。
辺りは真っ暗になって仕舞った。
唐津には9分の延着
19時18分に到着。
次の伊万里行きは20時5分、時間もあったので駅前にあった山城屋と云う食堂でちゃんぽんを頂く。
長崎の物よりあっさりとして、美味であった。

筑肥線が遅れているので、伊万里行きも8分程遅れて発車。
山本まで唐津線を走り、その先は分断された筑肥線。
伊万里に着いたらいよいよ雨が降って来た。
松浦鉄道の伊万里駅は道を挟んだ反対側。
国鉄時代は分断されて無かったと思うが乗り換えに不便。
21時17分発の有田行きに乗車。
真っ暗闇の中を走り、21時42分に有田到着。
次は22時34分発の各駅停車早岐行きに乗る予定でしたが、流石に疲れたので22時2分発の特急「みどり27号」に変更。
乗車券特急券込みで750円なら高くない。

無事に佐世保に到着。
駅前の東横イン佐世保駅前407号室にチェックイン。
長い一日であった。

画像を張る気力が無いので、此方を参照下さい。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000055076310&owner_id=5677348
13 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2012年03月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031