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2011年11月05日01:21

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●猿の惑星:創世記(ジェネシス)

●猿の惑星:創世記(ジェネシス)  (2011 米)

Rise of the Planet of the Apes

ルパート・ワイアット監督

ジェームズ・フランコ
アンディ・サーキス
フリーダ・ピントー
ジョン・リスゴー
ブライアン・コックス
トム・フェルトン


◆物語(gooより転載) 
 アルツハイマーの薬を研究しているウィルは、チンパンジーに新薬を投与する。目覚ましい知能の伸びを見せたメスのチンパンジーがいたが、彼女は暴れだし、射殺されてしまう。妊娠していた彼女が産み落とした赤ん坊チンパンジーを育てていたウィルは、シーザーと名付けた彼に高い知能があることに気付く。ある日、アルツハイマーを患うウィルの父親が隣人ともめているのを見たシーザーは、彼を守ろうと暴れ、霊長類保護施設に入れられてしまう。

◆黒感想。  
0.予告編の感想。
 おお。猿の惑星の「なんでこうなった」かの話か。うんうん、こういう話をみたかったんだよね。「猿の惑星」っていっぱいシリーズものあるけど、全部「猿の惑星」になってからの話だもんな。

1.本編をみての感想。
 最初に。
 この作品は、初代「猿の惑星(1968年版)」 だ け を見てから鑑賞することをおすすめします。
 他の作品は、見てもいいけどあんまり話に噛んでこない。それから、若い人にとって「猿の惑星」ってったら2001年のティム・バートン版だろうけど、あれは見ないことをお奨めします。過去に2001年版を鑑賞された方は、内容をすべて忘れてください。この作品とはまったく関係ありません。というかむしろ、混乱の元です。

 というわけで。

 実に見事に、1968年版に対する回答な映画でした。「どうしてそうなった」には二つの要素があって、「なぜ猿が進化したか」「なぜ人間は絶滅寸前なのか」ってとこなんだけど、両方ちゃんと答えを用意してあります。しかも、その根っこは同じと来たもんだ。しかも、回答を示すだけの「解説映画」ではなく、ちゃんとエンターテイメントになってます。シーザーの表情は、いかにも何事かを考えていそうだし、ゴリラとオランウータンが見栄を切るところはエライことかっこいい。それから、よーく見てると、物語と同時進行で、宇宙船が打ち上げられたり迷子になったりして、「ああこのあと、1968年版の映画につながるんだな」ってこともわかります。

 それにしても、猿が最初に覚えた言語が「手話」ってのは、いかにもありそう。実際に異なる種類の猿同士がそうやって会話してたらと思うと、なかなか面白いじゃないですか。今度動物園で観察してみよう。

 えーと。だから、1968年版が好きな人は、映画館に駆けつけるべし。2001年版しか知らない方は、1968年版をDVDかなんかで鑑賞して、すぐに映画館へ向かうべし、なのでした。

2.役者について。
 ああ、スパイダーマンの親友役か。スパイダーマンでもテクノロジーに振り回される役どころだったよなあ。ぐぐってみたら、最初この役にはトビー・マグワイヤ(スパイダーマン)が予定されてたとか。徹底して「二番目」なんだな。
 シーザー(チンパンジー)役のアンディ・サーキスは、この作品でも「表情のあるクリーチャー」を見事に作っております。どうせCG処理なんだから、「中の人」なんか誰でもいいじゃん、とも思える。でも、何度もこの人が採用されるってことは、それはそれで技術が要求される演技なんだろうな。

3.誰におすすめ?
 何度も書くけど、1968年版をみたひとに大プッシュです。
 おっと、できれば字幕でどうぞ。
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