最近、自転車通勤をしているのだが、東京は人口密度が高い事もあってか、道の状態がカオスだ。
私の住んでいる西武新宿線沿線の駅前など、生息速度が違いすぎる。
すごいマイペースで歩いている老人が急に方向を変えたり、最初から避ける能力のないようなオバチャンが自転車で突進してきたり、気を使い過ぎた人と右左左右と4回くらい同じ方向に避けてしまったりして、かなり危ない。
何より一番驚いたのは、みんなあまり周りを見ていなくて、自分のルートしか見ていないという事だ。
老人や、体の不自由な人は、どうしても自分の事でいっぱいになるのは十分に理解できるし、むしろ周りもそういう人の事を考えなければならないと思う。
しかし、車やバイクを運転できる人なら誰しもが、当たり前にしている事だと思うのだが、全体の流れと、個々の流れをつかんで、その中で自分がどういう動きをすれば、全体がスムースに動くか?
こういう全体を考えた動きをしている人が圧倒的に少ない。
車やバイクの免許を持っていない人の割合が、田舎に比べて多いから、集団としてそういう能力が欠如した動きになるのではないか?などと分析してみた。
どうあれ、怖い。危ない。よくあんなカオスな中を自転車で猛突進できるな……。と、思う。
そして怪我をするほどではない小さな接触事故は、日常的にしょっちゅう起こっている。
だが、ほとんどの人がちょっと当たっただけでは、日常茶飯事なのか、何の挨拶もしない。
会釈的な謝罪すらほとんどしない。
むしろ、『あ、すみません。』などと、こっちが謝罪すると、接触した状況を考えても、8:2くらいで相手が悪いとしても『ああ、痛い…。』などと、迷惑そうな顔をして、全くの被害者ヅラで、あやまりもしない。あやまられた事で、自分は一方的な被害者だと思ってしまうのだろうか。
つい最近、カバンの外側にビニール傘を持ったオッサンがいた。
このオッサン、カバンと一緒に外側に傘を持っているものだから、相当な横幅をとっていた。
しかも傘はプラプラとして、かなり鬱陶しい事になっていた。
私は自転車のベルを鳴らして、避ける事を促した。
しかし、そのオッサンはチラっと振り向いたものの、ガン無視な感じだった。
私も悪かったと言えば、悪かったのだが、そのオッサンを大きく避けるという行為をしたくなかった。
公道はそのオッサンだけのモノじゃない。我が物顔はやめてもらいという気持ちが強かった。
しかし、注意を促す程の出来事でもない。
その気持ちの葛藤の結果、私は、最小限の避け幅で、そのオッサンの横をギリギリで通過しようとした。
と、その時!!
前輪に傘が刺さって、前輪がロックして、ややジャックナイフ状態になった。
コケはしなかったけど、前輪のフェンダーの支えが曲がって、前輪は回らなくなった。
流石にコケかけたので、そのオッサンの方を見ると、ロクに私の目も見ずに、ひとりごとのように『あぶない!』などとつぶやき、何事もなかったように歩き出した。
これが、普通なのか??
この事件でオッサンだけが悪いとは思わない。
事件は取りようだと思うが、3:7〜5:5くらいでオッサンが悪いとは思う。
それなのに、いい大人がそんな態度はない。
小一時間くらい懇々と説教したい気持ちでいっぱいだったが、そんな事をしてもオッサンは何の反省もしないだろうから意味がない。
周りを気にしない。自分の事しか考えてない。
これは、地域、年齢を問わず、たくさんそういう人はいると思う。
だが、仕事に追われるオッサン、自分の事でいっぱいのオバハン、ひどすぎる。
もっと全体の中で自分がどう生きるべきか、普段から考えるべきだ。
こんなオッサン、オバハンに限って、自分らの公道は棚にあげて、マナーの悪い若者の文句をアホほど言うんだろう。
満員電車が死ぬほど嫌いなので自転車通勤にしたのは大正解だが、駅前は徒歩以下の速度で自転車をこいだ方が懸命そうだ。
人口密度が多い場所というのは、個々が限定されにくく、リアル2ちゃん状態だなーと感じた。
マナーとか道徳とか以前に、能力、アビリティーという問題が大きいように思う。
これってそういう環境にないなら教育だと思う。
しかしもういい年になってしまった人を教育するのは不可能に近い。
こういうオッサン、オバサンらを個人的に全員に指導していたら、私の方が変人だと思われるんだろうな。警察に突出されるかも知れん。
おそろしい世の中だ。
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