●ソーシャル・ネットワーク (2010 米)
THE SOCIAL NETWORK
デヴィッド・フィンチャー 監督
ジェシー・アイゼンバーグ
アンドリュー・ガーフィールド
ジャスティン・ティンバーレイク
アーミー・ハマー
マックス・ミンゲラ
◆物語(gooより転載)
マーク・ザッカーバーグは、友人のエドゥアルドにサーバ費用などを提供してもらい、ハーバードの学生だけが使える“ザ・フェイスブック”を作る。ザ・フェイスブックはすぐに多くの会員を獲得し、ハーバード大生以外にも人気を広げていた。しかしマークは、「アイデアを盗用された」と訴えられる。そして、サイトが大きくなり、マークが“ナップスター”の創始者に心酔するようになると、親友のエドゥアルドもマークから離れて行く…。
◆黒感想。
0.予告編の感想。
んー。学生の成功モノ? それとも、友情モノ? どっちにしろ、あんまりぱっとしないネタだなぁ。え、これがあちこちで好評? わからんもんだ。
1.本編をみての感想。
本編は、裁判やってる「現在」と、そもそものきっかけとサイトを立ち上げた「過去」を交互に見せるながら進行します。親友が、何故裁判で自分を追い詰めているのか、そこに至るまでの過程を描いていこうというわけだ。役者の顔がさほど変るわけでなく、主人公なんか服も変らないのに、さほど混乱しない見せ方はすごい。高評価なわけだ。
扱われている「フェイスブック」はソーシャル・ネットワークのひとつ。ミクシの世界版だな。ヲタな少年が、彼女にフラれた腹いせに作ったプログラムが、あれよあれよと歩き出しちゃったものだ。いまや参加人数は「億」の単位。もう本人にはどうにもならなくなってる(でもかかわりつづけたい)。だから、これは「サクセス」ストーリーとは全然よべないわけで。実際、物語は、結局欲しいものが手に入らない主人公の悲しげな表情で幕をとじる。
ほほう。なかなか面白いじゃないか。
ま、ね。この主人公と比べたらイカンのだろうけど、私もこうした「きいてない、誰もそこまできいてない」って言われることは多々あるわけで。キモチはわからんでもない。残念ながら、腹いせに作ったプログラムでゼニもうかることはなかったけどな。
まぁなんだ。おぼっちゃまで、ハーバードに行くような究極のエリートであろうと、ヲタにとって合衆国ってのは住みにくい土地なんだなぁ。誰だよ「アメリカは自由の国だ!」とか持ち上げてる奴は。どうだいこの、主人公達「ヲタク連中」の居場所の無さは。
それに、やっぱりあっちにも「体育会系ノリ」ってのがあって、一気飲みさせられたり、真冬にパンツぬがされたりと、あるいは日本の学生よりもキツイかもだ。
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以下、「ダーマ&グレッグ」を知ってる人向け。
この映画を見ると判るけどさ、ハーバード卒と中卒ナチュラル系って、全く接点がないのな。接点がないはずなのに結婚しちゃってるから「ダーマ&グレッグ」はコメディーとして成り立ってるわけで。合衆国って、すんげえ階級社会じゃないかと。
2.役者について。
あー…裏切られちゃうイケメン君は、スパイダーマンでも主人公の親友役だったな。こういう「寝盗られ役」(女性に限らず)が似合う役者、ってあんまり嬉しくないレッテルかも。さとうこう…ごほんごほん。
3.誰におすすめ?
しかし。面白いことは間違いない。誰でもおっけー。
◆重箱の隅。
ヲタというのは、実に簡単にだまされるんだなぁ。いや、ナップスターの開発者が、ほんとにあんなに胡散臭いかはよく知りませんが。
あと「インターン」って、どんな意味で使ってるんだろう。めっちゃ意訳だけど「高校生」って訳しておけば、連れ込んで遊んだらヤバいってのがはっきり判るかと。
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