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2010年04月30日06:22

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水色の制服少女。

●涼宮ハルヒの消失 (2009年 日)

武本康弘 監督

平野綾
杉田智和
茅原実里
後藤邑子
小野大輔

◆物語(gooより転載) 
 クリスマスを間近に控え、嬉々としてクリスマスパーティーの準備を進めるハルヒと、彼女に引きずられるキョン。彼が過ごしていたそんな日常は、ある日突然終わりを告げる。クラスメートと話が合わない。教室の様子が昨日までと明らかに違う。なにより、後ろの席にハルヒがいない。それどころか、その席に座っていたのはキョンを殺そうとして長門に消滅させられた朝倉だった。キョンは他のSOS団員を探しに教室を飛び出したが…。

◆黒感想。  
0.予告編の感想。
 予告編なんかあったか?
 ちなみに私、TV版もみたことないし、原作小説も読んだことない。かろうじてコミック版を途中まで、てな知識レベルで鑑賞。知っていたのは、このシリーズが

 「主人公のハルヒは神(文字通りの意味で)」
 「ただし、本人はそれを自覚していない」
 「だもんだから、宇宙人やら未来人やら普通の地球人(主人公)が、神様のご機嫌をとるために右往左往する」
 ってぐらい。

1.本編をみての感想。
 本来、モノローグがやたらに多い映画は、私の中で「駄作」フォルダに放り込まれます。だって、映像も音楽も自由に使える「映画」って表現で、わざわざ台詞で物事を説明する必要ないじゃん。で、この映画。やたらにモノローグが多い。。ちうか、上映時間の半分近くは主人公のモノローグじゃないか? 開始直後は「ああこれ、駄作フォルダ行きかなぁ」と思ってましたが…
 あれ? いや、何だの感覚は? 私、こういう「美少女アニメのはずなのにやたらに男の一人語りが長い」映画を知ってる気がする…あっ。これ、うる星やつらだ!あの不条理なアニメの21世紀バージョンなんだ! どどっと記憶に甦る少年の日々。教室でよんだサンデー。水曜日の夜7時半。ああ、今俺は、(この主人公たちと同じ)高校生に戻ってるぞ!

 で。

 「うる星」っていう補助線を引いてみると、この映画の内容がすらすらと頭に入ってくる。

 これはあれだ。うる星の原作やTVや映画で何度も繰り返された話だ。とんでもないヤキモチ焼きで鬼嫁でも、浮気するたびに命の危険にさらされても、「今ある日常」、もっと言えば「ラムのいる日常」をあたるがを選ぶ話だ。映画版でいうところの「ビューティフル・ドリーマー」もしくは原作最終話の「ボーイ・ミーツ・ガール」。(余談だけど、最終話は押井カラー満載の「ビューティフル・ドリーマー」に対する、原作者高橋氏の回答だと思うがどうよ?「私なら、あたるがラムに告白する話をこう描く」って声が聞こえそうな気がする。)

 主人公のキョン君がハルヒに対して抱く感情が、あたるがラムに抱く感情と同じかどうかはともかく、彼もまたあたると同じように「ハルヒのいる日常」を探して走り回る。そのあたりも同じ構造。
 ただ。どうやらこの物語世界では、キョン君が「ハルヒのいる日常を選択」するのはこれが最初らしい。
 えー。
 それは、アレだぞ。「語り部」を「主役の一人」にしちゃうってことだぞ。この作品以降、シリーズは方向転換することになるのかなあ。

 てなこと考えているうちに、この映画が「うる星」と違っている部分に気がついた。キョン君の一人語りを使いつつも、もう一人の主人公(ヒロイン)を実に丁寧に描写してるじゃないか。気をつけてみてないと見逃しそうなくらいの細かい動きが、こらまたいい芝居になっている。表情も台詞も少ない登場人物が、実に豊かに感情を表現するんだ。
 しかも、親切なことに画面から「この先山場だから気をつけなさいよ」ってアナウンスが感じられる。だから、アニメを見慣れてない人も大丈夫。あ、そういう考え方だと、この予備知識の少ない私にとって、この解説くさいモノローグは大助かり。「?」てな場面があっても、たいがい主人公が解説してくれる(「この女は、あの時××した女だ云々。」てな具合)。むしろ、TV版を繰り返し見て、台詞の一つ一つまで覚えてるようなファンにとってみたら、かなりうっとおしいかも。
 
 うーむ。オタクアニメだと思って今まで敬遠してましたが、「現実を受け入れる少年の物語」「少女の切ない恋の物語」が丁寧に、かつ面白く描けてるなぁ。まいりました。

  
2.役者について。
  そんなこんなで、上映中からちらちらと「うる星」について考えてたら。エンドロールでキャストが流れてきた時、思わず「えっ!」と声が出そうになった。

 涼宮ハルヒ :平野綾

 …ち、違う違う。ラムは「平野文」だ。「ふみ」だ。危ない危ない。でも、そこまで考えられてキャスティングしてたってことは…あるのか?
 

3.誰におすすめ?
 振り返ってみると、私みたいに「軽く設定を知ってるだけ。原作は読んだことない。」ってレベルの人が一番楽しめるかも。
 同じく、私と同世代で「昨今の萌えアニメなんて」と思ってる人も、一度ごらんあれ。麻生太郎が「日本のアニメは世界一ィ」と持ち上げるだけのことはあります。

◆重箱の隅。
 結局、主人公の本名が最後までわかんなかった。

−−−−−−−−−−−−−
・今日の友愛。
 
 鳩山首相「働いている人が報われる社会にするための政権交代だ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100429-00000059-jij-soci
 
 働いたことない人がメーデーで何事か喋ってる。何かの冗談か?


 「勇気を持って」決着先送りを=普天間問題で首相に辻元氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010042801001

 先送りしたら、普天間基地は継続使用になるんだけど。


・今日のスイーツ(笑)
関西初出店 ドーナツ2店に行列
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1193785&media_id=2

あら。関西はまだだったんだ。名古屋は今も行列かな?
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