「騙されない!」ための経済学[PHPビジネス新書055]
モリタク流・経済ニュースのウラ読み術
2008年5月2日発行
著 者:森永卓郎
発行者:江口克彦
発行所:PHP研究所
ISBN:978−4−569−64897− C1234
目 次
序 章 誰があなたを騙そうとしているのか?
第1章 難解な「経済用語」に騙されるな!
「日経平均株価」に一喜一憂するのはバカらしい
あくまで「大企業の景気」だということを忘れずに/
上がり下がりに一喜一憂するのは疲れるだけ
「株価」が表しているのは企業の実力なのか?
長期的に見れば、たしかに企業の実力を表しているのだが………/
デイトレをやるのは自由。ただし体力勝負だというのを忘れずに/
私が株を買うときに参考にしている指標
「バブル経済」は避けることができるのか
みんな、バブルを忘れてしまう/
バブルで被害を受けるのも結局、「経済知識がない人たち」/
そしてやっぱり、バブルは避けられない
「会計情報」がわかれば、その会社のすべてが、わかるのか?
竹中金融相に操られた財務諸表の数字/
チェックすべきは「本業でしっかり儲かっているのか」
「信用取引やFX」などに手を出す前に、覚悟しておくべきこと
基本的には「ギャンブル」です/
金融の世界では、資産一〇億以下の人は所詮「ゴミ」
「為替リスク」はどれだけ恐ろしいものなのか?
団塊の世代が一斉に外貨に飛びついた!/
販売する側の倫理の問題もある/
為替リスクに対する無知が、実は世界を救っていた?
「不動産価格」が決まるメカニズムを知っておこう
不当に安い不動産価格はなぜ生まれるのか?/
不動産投資をしてみよう、という人へ
「経済成長率」が、なぜか日本で伸び悩んでいる本当のワケ
デフレが続いたのは金持ちたちの陰謀だ!/
「デフレ脱却は難しい」なんて真っ赤なウソ
「原油価格」はこんな不可解な決め方をされている
とっくに枯渇しているはずの石油なのに………/
原油価格は、「裏切り者」によって左右される/
原油価格が、際限なく上がり続けることはあり得ない
「各種経済指標」の増減を、そのまま鵜呑みにしていいものか?
「完全失業率の改善」が即、労働者にとっての福音とは限らない/
「物価が上がったからインフレ」というのも真っ赤なウソ
第2章 「経済政策」のウソを見抜け!
「新自由主義」の弱肉強食の論理は、お金持ちよりお金持ちにする
新自由主義で復活を遂げたイギリス経済/
新自由主義では、労働者は「交換可能なパーツ」に過ぎない/
「そこそこ稼いで、それなりにしあわせ」で何が悪い?
「構造改革」で恩恵を被ったのは誰だったのか?
「聖域なき構造改革」、さて、その結果は?/
お金持ちをさらにお金持ちにするための減税/
庶民へは増税、大企業へは減税という二枚舌
「日銀」は、意外とあなたの生活に影響を与えている
「日銀なんて庶民には関係ない」は意外とキケン/
「世の中にはお金が溢れている」というのは大きな誤解/
暴走する日銀
「国債」のせいで「借金まみれで日本は破たん寸前」のウソ
「日本は破たん寸前!」は本当なのか/
日本国債への不当な評価は、格付け会社がバカなだけ?
「利上げ・利下げ」たった〇・二五%でなぜこれほど大騒ぎするのか?
日本の株価をここまで押し上げた日銀の罪/
金利が上がると株価が下がるメカニズム/
金利上昇で打撃を受けるのは、中小企業とサラリーマン
「地域間格差」は仕方がない、とあきらめてもよいものか?
都会にいると絶対に見えてこない、地方の疲弊/
「地方にお金が吸い取られている」と言う都会人は、思い上がりもはなはだしい!/
ムダはたしかになくすべき。ただ、「ふるさと納税」では何も変わらない
「所得格差」はあなたの見えないところで、実は着々と進行中
日本もアメリカ並みの格差社会になっていく!/
格差はすべてが「悪」というわけではないが………/
東京がスラム化していく!/
お金があればしあわせになれるという幻想
「増税」は財政再建に必須、という議論は眉につばをつけて見るべし
消費税は、所得が低い人ほど負担になる税金/
累進課税は労働意欲を削ぐ、というのは大ウソ/
「増税やむなし」というメディアの論調に騙されるな/
実は「財政再建」は意外と進んでいる
「経団連」が、庶民に見えないところでやろうとしていること
ホワイトカラー!エグゼンプションは、経団連の確信犯的給料減らしだ/
実は「正社員減らし」の下に成り立っている大企業の好業績/
労働者は「人」ではなくて「労働力」
「年金問題」は、実際には何がいちばんヤバイのか?
相次ぐ問題発覚で、問題の本質を見失わないように/
いつの間にか、国は責任を放棄していた!/
年金問題は、その気があればあっという間に解決する/
「自分で年金をつくる」というのは危険な選択
第3章 「国際経済」ニュースに翻弄されないために
「円高・円安」 ―――結局、どっちが日本にとって嬉しいことなのか?
明らかにおかしい円の相場/
円安とは、日本が発展途上国扱いされているということ
「グローバル化」のはずが、単なる「アメリカ化」になっていませんか?
「アメリカが世界だ」と思い込んでいる経済学者たち/
アメリカを怒らせても、実はあまり大したことはない
「アメリカ経済」を過信していると、あとで痛い目を見るかもしれない
最悪の大統領の下で、好調な経済が続いた理由/
アメリカ経済は、傾きかけた銀座のクラブと同じ?/
あなたは、アメリカ製品で買いたいものがありますか?
「EU経済」の好調こそ、日本の手本とすべきもの
ユーロの好調さには、しっかりとした裏づけがある/
「日本人の長時間労働は国民性」というのは真っ赤なウソ!/
ヨーロッパ諸国にならって、日本は「かわいい」で勝負しろ!
「中国経済」は本当に今後も急速に発展し続けるのか?
矛盾を抱えながら、バブル崩壊に怯える中国/
バブル崩壊後に、中国の本当の実力が明らかに
「環境経営」ブームには、あんまり乗せられないほうがいい
「環境に優しい」という言葉を鵜呑みにしないこと/
高いお金を払ってエコロジーを標榜するおかしさ
終 章 経済知識を手に入れて、資本家に踊らされない将来を手に入れよう
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