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2007年04月02日23:46

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人類は神が創造した。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/950381.html

米国人の半数近くは神が人類を創造したと考えている−−。米誌ニューズウィークは3月31日、人類の進化に関する米国人の考え方についての世論調査結果を発表した。

それによると、神が人類を創造したとみなす人は48%。人類は長年かけて進化し、この過程で神の役割はなかったと考える人は13%で、進化の過程を神が導いたと考える人は30%だった。

また91%が神を信じ、信仰する宗教は全体の82%がキリスト教で、そのほかの宗教の信者は5%だった。3月28、29の両日、18歳以上の約1000人に聞いた。(ニューヨーク共同)

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私も、これを日本に住んでいる時に見たら「アメリカって理解し難い国だなぁ」とか、「どういう基本的思想でそうなるんだろう?」と感じたと思う。

上記のURLで見てもらった人は分かると思うけど、記事の下に好き放題のコメントを書いている人がいた。こんな感じだ…。

・アホが91%もいるのか。怖い国や。

・キチガイ国家アメリカ

・こんなのと戦争して負けた爺さん達 orz

・これだから一神教は……('A`)

・つーか神様が作ったものだと思ってるんなら原爆なんざ落とすなよ。('A`)


などというコメントがかなりの数書いてあった。この無責任なコメントのせいで、稲妻に打たれた気がした。


私は海外の色んな国を旅行し、現在はインドネシアに住んでいる。その経験が自分の意識を変えたのかも知れないが「神を信じるかどうか?」を討論するのは非常に日本人的思想だと言えると思う。すでに全国民が宗教に参加している国では、それ自体には意味がない気がする。それは必ずしも「絶対に神がいる」とみんなが信じているから議論の意味がない、と言っている訳ではない。神が、いても、いなくても、それは宗教に関わりがあまり無いと言ってしまった方が比較的近い表現な気がする。

今、私が話しているような事を、単なるごまかしだとか、曖昧な言い方なので意味が分からない、などと、全く理解ができず、常に現在、起っている現実を自分の頭の中で、もしくは科学で全て分析できる、理解できると思いあがってしまっている日本人が多いと思う。理解出来ない事まで理論にあてはめないと気がすまない。それをあえて『日本人病』と呼ぶ事にする。

必ずしも「神」がいると信じていて、自分らの信じている「神」以外は「神」でないから「唯一神教」という訳ではない。そういう場合だって当然あるだろうけど、多くの場合は宗教は彼らにとって道徳であり、善悪の基準であるのだ。だから、宗教の話をするのに、神が存在するかどうかを議論する事は、人類の話をしている最中に、高知県香美市土佐山田町民の話をするのに似ている。確かに大事な議論かも知れないが、そこだけ見ても何も始まらないし、当然、何の解決もしない。でも、さっき私が名づけた『日本人病』の人は、そこだけが気になり、それ以外の話が考えられない。それがウソなら全部ウソみたいな気持ちになる。そう言う私も未だにそうだ。私は、ここまでの考え方がありながらも、未だに、神を信じられないのに、その宗教に参加する事は有り得ないと思っている。

日本人の90%くらいは「神」は存在しない。と、言うと思う。これはアメリカと正反対のデータだ。しかしながら、おそらく人間ごときの能力では、永遠にその答えは出ない。永遠に答えの出ないモノに対してまでも、「100%間違っている」「それを正解だというヤツはキチガイだ」と断言できる『日本人病』は、かなりおそろしい思想だ。その証拠に、口では「神はいるかもね」と人前で言える人でも「だって、さっきは、そういう空気だったじゃん!」って後で言う人が大半じゃないだろうか?

関係ない話だが、神が神聖な物で、悪業をしないと勘違いしているのは日本人だけだろう。旧約聖書でも、ヒンドゥの神々でも、どこの神様もそうとうなエグい事をしている。そして、どこの宗教も、神を崇める人は、神聖な心を持つべきである、だから人殺しなんかしてはいけない。という教えなどではない事も知らない日本人は多い。

「超能力」「オーラ」「幽霊」「宇宙人」「気孔」などの科学で未だに証明されていない話は、ウソの可能性が高い、もしくは理解するのが難しい現象のどちらかと言えると思う。

それを科学で証明出来ないという以外の、何の根拠もなく「バカバカしい」と完全否定するのはマイノリティを排除したいと思う動物本来の「危機管理能力」だとは思うが、たかが科学で証明されている事例など、万物の理論からすれば、ものすごくわずかな事柄だけなのに、それに固執し、あまりにも依存している人が多いのは「病気」と十分言えるだろう。

アインシュタインの言葉で「なぜ人類が全てを解明できると思うのか?それこそが最大の疑問だ。」と言うのがある。
解明できる事など最初から限られた狭い範囲のモノだけなのだ。そもそも理論などというものでは何も出来ない。「ものすごく切れる刀の理論」では紙1枚切れない。

だからと言って、自分が信じられないバカげた現象を全部、信用しろと言っているのではない。科学はこの世のほんの一部の現象を証明した手段にしか過ぎないという事を知ると言う事だ。さらに言えば、自分の常識など取るに足らないつまらないモンだと知るともっと良いかもしれない。

ちょっと分かりにくい表現が多かったが、私が言いたいのは、全く中立(ニュートラル)の立場で考えているつもりが、日本で生まれ日本で育つという環境が、日本というサイドに偏った考え方にさせてしまっているという事だ。「それがどうした?俺は日本人だぞ!」と思う人は、その時点で十分に『日本人病』だ。
日本人が日本人らしくあるべき姿はすばらしいが、中立の位置を誤った人間にはその説得力がない。

自分の思想を中立にしろと言ってるのではない。中立の位置を間違わず把握して常にアンテナを張って中立の位置を調整しないと、いつの間にかとんでもない位置までズレ込んでるかもしれないという事だ。

日本人だけに言える事ではないが、日本は戦後独自な発展をしてきたせいで、日本人は自分の生活環境の日常を普通だと思い過ぎて、あまりにも日本人的になりすぎている。それを修正する必要があると言っているのではなく、そうなっている自分を知る必要があると言っているのだ。

これは、たまたま「神」の話が出てきたので、こういう話の流れになったが、単に宗教の話だけではない。考え方、生き方、全てにおいてだ。

本当の中立の場所を知り、初めて、己の立ち位置が分かる。
これが分かる人は、その立ち位置がどこであろうが信念の元にあれば強いだろう。
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