バリ島は「ニュピ」と言われるバリ独特のサカ暦というこよみの正月です。
この日は悪霊ブタが街を闊歩すると言われ、その悪霊が過ぎ去るまでの24時間(朝6時より翌日の朝6時まで)は
・外出禁止
・火器使用禁止
・電気使用禁止
・大きな音たててはいけない
・光使用禁止
・断食
等が全住民にしいられます。
去年からは空港までもが完全閉鎖しました。バリ島は文字通り孤島になる1日です。とは言え、ヒンドゥの儀式であるので、それ以外の人はそこまでしなくてもいいのですが
・外出禁止
・夜間に、電気・火器・光を使用する場合は、窓等を完全に目張りして外に光が漏れないようにしなければならない。
(光に関してはかなりウルさい。見回りに注意されたり、ホテル等だと罰金まである。)
・TVや音楽をかけた場合、音が外に漏れてはいけない。
・大声で騒いだりする声が外に漏れてはいけない。
と、これくらいは守らなくてはいけないです。
外はバイクも車も歩行者も、なーんにもないので、やたら静かです。朝起きた時には、1キロほど離れたビーチから潮騒が聞えてきました。9時になった今でも鳥のさえずり以外は何も聞えてきません。
昨日は「オゴオゴ」と呼ばれる「ニュピ」の前夜祭がありました。ねぶた祭りのような「2メートル以上のハリボテ」を何十人もで担ぎ、それが独特のガムラン隊の奏でる音楽と共に、町中を歩くお祭りです。バリ島全土で3000体以上のオゴオゴが練り歩いたそうです。暗闇の中、牙を生やし、白髪を振り乱しながら練り歩く悪魔のようなオゴオゴは迫力がありました。中には冗談で作ったようなおもしろいオゴオゴもあり、楽しいお祭りでした。ウチの近所のクロボカン地区では白人さんの見学者が多く、オゴオゴを見にきている人数だけでおそらく数千人いたと思います。道は完全封鎖され、歩いて移動するのにも大変な状況でした。クタ等の大きな所ではもっとすごかったのかも知れないですね。
しかしながら、それとはうって変わって、今は全く静寂そのものです。英語では「サイレント ニュー イヤー」と呼ばれるそうですが、そのまんまですね。
オゴオゴはカメラを持っていっていなかったのでビデオ映像しかありません。映像からピックアップして画像を作って、追ってアップします。
ログインしてコメントを確認・投稿する