1990年、ベルリンの壁崩壊直後の東ドイツ、国境近くの町ハルバーシュタット。
部品工場をリストラされた夫婦マーレン&ローベルトと彼らの幼馴染フォルカーは、政府が坑道に廃棄した東独マルクの札束の山を発見。警備の目を盗んで大量に持ち帰った。といっても、みんな既に換金を終えているのでこの札束は紙クズ同然。マーレンたちには幼い娘ディニのままごと遊びくらいしか用途が無かった。が、そこに西側の金物屋セールスマンが現れ、鍋セットを東独マルクで買わないかと言ってきた。どうやら西ドイツの商売人たちは換金期限(三日後)のギリギリまで東独マルク紙幣を集めて、銀行で西マルクに両替するつもりらしい。これを聞いたマーレンたちは、彼らから東独マルクで大量に商品を買い込み、それを西で売る計画を思いつく。元手がタダなのに莫大な西マルクが手に入るチャンスだ。リストラ仲間を大勢集め、リミット三日の間に買って売ってを繰り返す大作戦を始めたマーレンたちだが…
「ハルバーシュタットの埋蔵金」
以下、ネタバレシュタットの埋蔵金。




いま一番有名なドイツの女優ザンドラ・ヒューラー主演作。ローベルト役の人も先日の毒味役映画で見かけたし、フォルカー役の人も「バビロンベルリン」で見た覚えがある。東西併合の裏で、東ドイツの庶民がどんな思いを抱いていたのかがよくわかるコメディです。でも、いかに政府に搾取され、いかに西側から下に見られていたかが分かる中盤はちょっと切ないモードに。
大規模な転売ヤー計画は、メンバーも個性的で観ていて面白いんだけど、マーレン、ローベルト、フォルカーの三角関係ドラマは不要に感じたな。ディニちゃんがめちゃくちゃ賢いのはgoodいやgutでございました。
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