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2026年09月13日11:39

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富士山麓旅行記1日目

金〜土で富士山麓エリアを旅してきました。
予報では当初、金曜日から雨が上がることになっていたのに転がるように悪方修正されてしまい、朝うちを出るときから雨が降っていました。
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中央線快速で高尾まで向かい、高尾からの普通電車を利用。
高尾以西の電車は一部が中央線快速からの直通ですが、高尾以西専用の211系を敢えて狙って乗り、今回は高尾発甲府行きのもの(6両編成)に乗車しました。
クロスシート車が来れば当たりかと思っていたけど、結局ロングシート車(東海道線から転属の2000番台)でしたね。なお211系の運行範囲は長野方面まで広範囲ですが、もしかしたら東京近郊エリアにはロングシート車を優先的に充当しているようにしているのか、すれ違った列車でクロスシートだったものは1本だけでした。
また、高尾以西はそんなに混まないだろうと軽く見ていたのですが、高尾出発時点でラッシュに近い混雑で、相模湖でいくらか降りるも上野原で一気に客が降りるまでは立ち客もそこそこいるくらいの混雑率でした。
上野原で一気に沢山降りた人の多くは学生で、ここは日大明誠高校の最寄り駅であることが分かりました。
上野原から先はガラガラでしたが、その先でも一定数の乗降客はいて、大月で下車。
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余談ですが、大月といえば三遊亭小遊三の故郷として知られ、「笑点」の番組内で大月はフランスだと話していて、先日も「大月の朝食はクロワッサン」と話していただけに、これにインスパイアされて駅売店で買ったクロワッサンを食べてみました。
待合室はテーブルの中央に溶岩のモニュメントがあって、洒落た感じなのもいいですね。
そしてここで、富士急フリーパスの「富士山・富士五湖パスポート」を買って富士急行線に乗車しました。
待ち時間に駅前で富士急バスなどを撮影しましたが、大月に向かっている間は降っていた雨は幸いにも止みました。
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今回乗った普通電車は元JR205系の6000系で、「絶叫戦隊ハイランダー」のキャラクターラッピングの電車でした。この編成は元鶴見線の車両で、他の編成は富士急入線時に3両編成に改造したものだけど、この編成だけは入線当初から3両編成だったものです。
内外装はフルカラーLED化、車内表示器(パッとビジョン)設置、Wi-Fi設置など大幅に改造されてサービスも改善されていますが、205系がここまで改造されたのは唯一のケースとなります。
大月を出ると単線の線路を進み、やがて上を高架橋が横切っているかと思ったら、これはリニア実験線の高架で、田野倉〜禾生間で交差します。
いつだったか架空鉄道のサイトで、リニアに並行する別線という設定のものを見たことがあり、この辺で線路をずらしたことにしているのかは知らないけど、禾生で富士急と交差する設定のものを見たことがあります。
このほか途中で8000系「フジサン特急」(元小田急20000形RSE)とのすれ違いもありました。
そして途中の谷村町で下車。ここは駅名に谷村城下町という副名称がつき、名前の通り戦国時代初期の小山田氏の居館である谷村城があったと言われる場所です。甲斐といえば武田氏ですが、武田氏と従属関係ながらもある程度の独立性は維持していた一族だったとのことです。江戸時代初期には廃城になっているほか、跡地は小学校になっていて遺構がほとんどなく、いまだに解明されていないことも多い城だそうです。
都留市駅と都留文科大学前駅(こちらが特急停車駅)に挟まれた微妙な立地ですが、城下町ということで両隣の駅が後から栄えたのに対し旧市街地的な場所になのだろうと思われます。
駅のそばにSLカフェ的な店があり、ジオラマが飾ってあったり軽トラの荷台をC62に改造した車があったりもしましたが、あいにく休みでした。
また、ここは水路の多い町で道路沿いに水路が多数あり、流路から見ると桂川(相模川)の伏流水みたいな感じなのではと思われます。
そして線路沿いの補陀山普門寺に立ち寄りました。
それほど大きい寺ではないけど、豊川稲荷や甲州都留七福神の毘沙門天も祀られているなど、見どころの多い寺になります。
また、普門寺を出た後にちょうど近くの踏切が閉まり、トーマスランド号が通過しました。
その後は周辺の金山神社、西願寺、長安寺などを見学。旧城下町だけに寺社仏閣が多いです。
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また、駅近くの公園に金の鯱鉾付きの公衆電話があり、おそらく城下町ということでこのデザインにしたのだろうかと推定されますが、谷村城が栄えた時代や規模を考えるとおそらく鯱鉾を備えた天守閣があるような城ではなかった可能性が高いです。
最後は駅前ロータリーに面した開運山龍石寺を見てから河口湖行き電車に乗車。
先程撮った6000系「トーマスランド号」の折り返しでした。
車内は見事にトーマスだらけですね。
そして次は下吉田で下車。
ここで高尾行きのJR直通電車(211系3両)とのすれ違いがありました。
この駅には、富士吉田市出身でここで結成されたバンドであるフジファブリックの故・志村正彦(1980〜2009)の肖像が掲げられているほか、駅の接近メロディーにもフジファブリックの曲が採用されています。
そして保存車両が沢山あることでも知られる駅で、側線に引退した1000系(元京王5000系)、昔の貨車、14系寝台車などがありますが、寝台車はさすがに富士急で営業用として使うためではなく最初から静態保存のために持って来たものでしょうけど、ここではだいぶ異色の存在といえます。
離れた場所には引退した5000系、2000系先代「フジサン特急」(元パノラマエクスプレスアルプス)も展示されていて、5000系に関しては車内見学も可能です。
また、引退した1000系の電車サウナへの改装工事が進められていたほか、駐車場にはだいぶ色褪せてはいますが169系の前頭部だけも保存されています。
下吉田駅周辺も古い建物が多いのですが、昼食は古民家風の店舗が特徴的な「あらくら食堂」という店に入りました。
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定食を中心にいくつかメニューがあり、今回は「国産鶏唐揚げ定食」(豚汁付き)にしました。
観光地価格ではあるけど、そこそこ美味しかったです。唐揚げは普通のと辛口の2種類入りで、辛口の方は唐辛子とゴマなどをミックスした七味のようなご当地調味料の「すりだね」を生地にすり込んでいるとのことです。
そして、国際的な観光地という場所柄もあるのか、ハラールやベジタリアン対応のメニューもきちんとありますし、唐揚げに辛口があるけど大丈夫ですかときちんと確認していました。
食後は、ちょうど入線していた8500系「富士山ビュー特急」(旧JR東海371系)を撮影しました。踏切で撮っている人が多くいましたが、撮り鉄ではなく外国人観光客が多数です。
なお、外国人向けバスツアーで下吉田〜富士山など短距離だけ電車に乗るというコースが結構設定されているようで、その乗降スポットということもあって外国人観光客が多いようです。

そして下吉田から河口湖まで移動。今度は6000系の一般塗装のものが来ました。
一般塗装のものでも内側も青く塗られたドアや木の床など、凝った内装です。
河口湖に到着したら、先に河口湖へと向かって行った富士山ビュー特急との並びが撮れました。
そして河口湖駅で下車後は、西湖周遊バスがすぐに出発するのでこれに乗車し、富岳風穴を目指しました。
最初のうちは河口湖畔を走ってから山道を抜けて西湖畔に出て、曇って霧がかかっていながらも道中の風景を楽しむことができましたね。
そしてバスに40分ほど揺られて富岳風穴に到着。
バス停から風穴に向かう道は、噴火後に溶岩が固まる過程でできたガス孔跡、樹海特有の溶岩の上に根を張り巡らせる樹木群などを見てから風穴入り。ジブリ作品(特に「もののけ姫」など)の世界に出てきそうな幻想的な風景が印象的でした。なお、フリーパスを持っていると風穴の入場料が100円引きになります。
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ここまで雨に降られなかったのは幸いですが、風穴の中は元々高湿度で水が滴り落ちてはいるのだろうけど、洞窟の天井からかなり多量の水が滴り落ちていましたね。もしかしたらここ最近の雨でいつも以上に水滴量が多いのかもしれません。
また途中には、溶岩が固まる過程でできた溶岩鍾乳石や縄状溶岩などの不思議な造形も見られたほか、氷も見られましたね。当然ながら外に比べてかなり寒いくらいです。
洞窟自体はどこまで続いているかは分からないけどかなり先まで続いているようですが、人が通れる広さではなくなった時点で立入禁止となっていて折り返しました。
なお、夏場でも低温が維持される風穴なので、植物の種や蚕の保管などにも使われてきたという歴史があるそうです。
風穴を出た後はバスで河口湖駅に戻りました。西湖の周りを周遊するバスなので、西湖のところでは往路と復路でルートが異なったりします。
河口湖駅に戻ってからは、駅前でバスや富士山麓電気鉄道の1号車の保存車を撮ったりしました。
1号車は昭和4年(1929年)製の非常に古い車両で、開業時に新製されて後に上田丸子電鉄に譲渡された後に富士急へと里帰りしたという歴史があるとのことです。
周遊バスはいくつかのルートがあり、割と頻繁に出発していますが、EVバスが思っていた以上に多く走っています。
そして宿の最寄りの富士山駅に移動。
乗る前に6000系一般塗装と8000系フジサン特急の並びを撮影しました。
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富士山駅で下車後は周辺を散策したかったのですが、散策中に予報に反して幸いにも降られなかった雨にここでとうとう降られてしまい、一時的に強くなってしまったので駅ビル(富士急百貨店)内のモスバーガーに避難。
ここで期間限定「まぜるシェイク蜜いも」を飲んで小休止しました。
蜜いもピューレは生搾りなのか芋の繊維まできちんと入っていて濃厚でなかなか美味しかったです。
また、隣にうるさい変なおじさんが来てしまいコブラツイストをという思いでしたが、某G氏っぽいピンク髪の女子プロレスラー系が来ました。
雨が止んだタイミングを見計らって、駅前の金宿稲荷社を見ました。
新しい建物だけど1572年からここにある神社とのことですが、近年は荒廃していたそうで、ここにホテルを作った際に一部木材を再利用しつつ再建したという経緯があるそうです。
その後は金鳥居を撮ってから、今回泊まるビジネスホテルがある御師町へと進みました。
御師とは富士山を訪れた人を泊める宿坊のような家のことで、この道沿いには今も御師を続けている家もあるほか、御師の門などがいくつか保存されています。
そしてホテル近くにある「御師旧外川家住宅」を見学しました。
明和5年(1768年)に主屋が建てられたという歴史ある古民家で、畳の部屋が入口から奥までずらりと続いていました。
また途中には浴室があり、古風な風呂だけどステンレス浴槽ということは昭和後期くらいまでは御師として現役で使われていたのかもしれません。
一番奥の庭には、木製の小さな祠などがありました。
そして外川家住宅そばの宿にチェックイン。
今はビジネスホテルになっていて、過去に御師であったという説明も特にされていませんが、場所柄的に元々御師だったのがビジネスホテルに鞍替えしたという可能性もありそうです。
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一休みしてから夕食を食べる場所を探しましたが、富士山駅近くは想像していた以上に店が少なく、特に飲食店は少ないし、コンビニも駅周辺にはありません。
当初は駅前にある数少ない居酒屋に入ろうとしたのですが、これから予約客が来ると断られてしまい、仕方なく駅ビル「富士急百貨店」地下にある小さなフードコート内の「屋台の味すずの木」という店のスタミナ定食を食べました。
なお、フードコートといっても店自体が少ない上に休みの店もあったりで、選択肢は極めて限られました。
最後は駅ビル内のダイソーで飲み物と駅売店で「吉田のうどん」カップ麺を買って宿に戻りました。
ちなみに百貨店を名乗ってはいるけどデパートではなく専門店街みたいなもので、店も少ないので特に上の階なんかはスカスカでした。
20年くらい前まではここにイトーヨーカドーがあったそうですが撤退してしまい、その後に専門店街の富士急百貨店になったそうです。
朝早かったのと昼に歩いて疲れたので、夜は早めに寝ました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)https://silkroad-vx.doorblog.jp/archives/30798323.html
(2)https://silkroad-vx.doorblog.jp/archives/30798400.html
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