「シニア就業者」10年で29.2%増 働き手の構成はどう変わった?
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15年前鹿児島に戻ることを決めた時、「果たしてあんな田舎に職はあるのだろうか?」
と思っていた。地元の事情は全くと言っていいほど掴めていなかった。
だが、運よく地元のホームセンターで職にありつけた。
パート勤務で給料は期待できなかったが、とりあえず自宅だし、扶養家族はいないし自分一人ならなんとかやっていける。そもそも仕事があっただけラッキーだ。通勤時間5分というのも東京じゃ考えられない。
その後、おかげで順調に昇格することができ正社員登録までこぎつけることができた。
しかしながら、なんだかんだ10年も働いていると責任者にもなるし、離職者や異動で従業員は減るし、負担がどんどん増していった。
巡回に来る幹部社員にも人手不足の件をどうにかならないものかと持ち掛けたこともあったが、「どこの店舗も足りないし、現在赤字じゃないから社長や人事部は(今の状態で)出来ていると判断するだろう」との答えだった。
それを聞いて「60で辞めよう」と決心した。
60を過ぎても多くの人が残っていたが、とてもそんな気になれなかった。
そして引き止めされないように早めに公言していた。
周りからは「辞めてどうするの?」と聞かれたが「なんとかなる」と答えていた。仮に仕事がなくても年金の繰り上げ受給や貯金の切り崩しで、細々と暮らしていけば「なんとかなる」と思っていた。
とりあえずハローワークで失業保険のやり取りをする中で、職もいくつか紹介してもらい3つ目の紹介で採用が決まった。
まさかの展開で、今新しい職場に通っています。
あの時「ここで辞めても次の仕事が見つかる保証はないから我慢して続けよう」って思ったらこんなことにはならなかった訳で、不思議なもんだなぁとつくづく思います。
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