昭和22年、新潟、夏。
財閥・歌川家の別荘に、続々と客がやってくる。戦時中の疎開時に懇意になった連中だ。当主・歌川多聞は体調不良で母屋に引っ込んでおり、ホスト役は息子の一馬が務めていた。一馬には珠緒と、多聞が妾に産ませた加代子という2人の妹がいたが、一馬は加代子に恋愛感情を抱いており、美人の妻あやかが居ながらどうしようかと悩んでいた。そもそもこの悩みを相談したくて親友の作家・矢代たちを別荘に招いたのだが、何故か招待状は何者かによって書き換えられ、矢代には探偵・巨勢博士を同行させるよう記してあった。さらに呼んでもいない者にまで招待状が発送されており、酒乱の文学者・望月や悪徳弁護士・神山、そしてあやかの元彼である画家・土居らも別荘に現れてしまう。早速初日夜の宴席で、望月が珠緒を口説き、フランス文学者の三宅の妻・秋子が望月とセックスしたいと表明してかなり大荒れ。そして翌朝…望月の刺殺体が発見される。その後、死体の第一発見者である珠緒がモルヒネのODで死亡、続いて一馬の従姉妹・千草が絞殺されてしまった。千草の死体発見前には詩人・内海が刺殺され、続いて多聞と加代子が同時に毒殺されるという展開に…なんの脈絡もなく死体が増え、警察の捜査は後手に回り、何しに来たのかわからない探偵・巨勢は全く役に立たないまま第7の殺人が発生し、ついに真犯人の自殺で事件は終結する…
と思いきや、突然巨勢が食堂に関係者全員を集め、事件の真相を語りだして…
「不連続殺人事件」
無駄なキャラに無駄な伏線、そして無駄な死体。無駄が多すぎる坂口安吾のミステリ。相関図無しには理解できない複雑な人間関係ではあるものの、映画的にはキャスト見てるだけでまぁ飽きない。連続して何人も死んでるのになぜ「不連続」なのか、それは巨勢くんの推理を聞けばわかります。
それにしても、探偵役が小坂一也って地味すぎですよね。てっきり田村高廣が主役だと思いきや、ですよ。若い頃から裕也さんもシェケナベイベーしていたし夏純子は綺麗だし、頭はパンクしても目には楽しい一本でした。
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