敗戦後、復興の道を進む日本…
東京で反政府主義者(セクト)らの武装テロが頻発したため、自治体警察とは別に公安委員会直属の「首都圏治安警察機構」が発足。これは警備・諜報を担う〈公安部〉と重火器と装甲服で武装鎮圧する〈特機隊〉の2本柱からなる組織だった。特機隊の突入要員・伏は、ある夜地下水路で索敵中、セクトメンバーと遭遇し自爆を許してしまった。伏が発見時即射殺の鉄則を守れず自爆を阻止できなかったのは、そのセクトが未成年の少女だったため、射撃を躊躇したのが原因だった。査問にかけられ訓練所送りとなった伏は、公安部の辺見に頼んで自爆少女の身元を教えてもらう。名は阿川七生。休日に彼女の墓に参った伏は、その姉に声をかけられる。伏の身分を知っても責めることなく、彼の罪悪感を溶かすように接してくれた彼女……だがこの「姉」は、特機隊解体を目論む公安部が創り出したイヌだった。
「人狼」
4Kリマスターを見逃してしまったので廉価落ちしたDVDを先日購入…
押井守原作のアニメ映画ですね。ケルベロスサーガを知らなくても単独で楽しめるツクリです。久々に見直して、童話「赤ずきん」とのシンクロ具合の上手さやアクション描写など改めて楽しめました。地味な話で2人の恋愛もまたドライだからアニメっぽくないんだけど、そこが良いんです。アニメは攻殻しか見ない、という俺にはまさにドンピシャな一本。伏のルックスが80年代の松田優作に重なって、ちょっと切なくなった。
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