<48の断片、ひとつの熱狂 ― イタリアの黄昏と、スウェーデンの台風の目。2026年W杯が映すサッカーの現在>
今回は、2026年北中米ワールドカップの出場48カ国が出揃ったことを受けて、欧州サッカーと、日本代表のWカップ史に焦点を当てた。Wカップを主催するFIFA(国際サッカー連盟)は、4年に1度の世界最大のスポーツの祭典と自負する。大会の規模が膨れ上がるにつれて、複数の国に跨っての開催が一般化しつつある。世界共通の言語といえるサッカーは、投機マネーが入りやすく、格好のスポーツビジネスモデルと化している。転機は実のところ1995年にあった。当時欧州司法裁判所が、EU圏内の選手であれば、移籍を自由に認める裁定を下したことで、グローバル化が進んだのである。当時提訴したベルギー人のプロサッカー選手に因み「ボスマン判決」と呼ばれる。Wカップの最後の出場権を争った欧州のプレーオフ、大陸間プレーオフの結果、日本代表や古豪イタリア代表に迫っていく。
目次
・第1章 拡大する版図と変容する「ホーム」の概念――48カ国が出揃った審判の日
・第2章 台風の目へと変貌するスウェーデン――予選未勝利からの逆説的進撃
・第3章 アズーリの黄昏――グローバル化と『ボスマン判決』が招いたイタリア代表の空洞化
・第4章 拡大を遂げるFIFAワールドカップ
写真� �2026年北中米ワールドカップの開催都市分布図
第1章 拡大する版図と変容する「ホーム」の概念――48カ国が出揃った審判の日
2ヵ月半後に開幕を控えた2026年ワールドカップの北中米大会(開催国 米国、カナダ、メキシコ)は、ついに出場48カ国が出揃った。
実のところ2025年11月末時点で、42チームの出場が確定し、12月に組み合わせ抽選会を行っていた。残るは、欧州プレーオフから4枠と大陸間プレーオフから2枠を含めて、合計6カ国だったのである。
欧州プレーオフは、4年前の2022年カタール大会以降、システムが変わっていた。2018年ロシア大会まで、2チーム一組になるホーム&アウェー方式による1回戦2試合制を採用していた。新たに、より多くの国にチャンスを与えるべく、一発勝負による4チームが一山になる2回戦式のミニトーナメントに代わったのである。公平性の観点から従来のサッカーファンの間では否定的な声も出ていた。UEFAの主張によると、時差や気候に大きな差がなく、スタジアムも整備されつつある各国の状況から、かつて程ホームとアウェーの差はなくなった。従って、プレーオフの一発勝負が妥当との見方を示した。
1回戦は、グループ予選で勝ち点が多いチームにホーム権が与えられている。勝者によるファイナルに相当する2回戦は、1回戦2カードのうち、どちらの山の勝者のホームで行うのか、抽選で決められている。
Wカップに出場する48カ国のうち、欧州から与えられたのは16枠。既に4チームないし5チームが一組になる予選、1組から12組のうち、首位通過12チームの本戦出場が決まっている。
残る2位通過12チームと、UEFA NATIONS LEAGUE 2024-2025の成績上位4チームをくわえ、参加16チームがプレーオフへ進む。プレーオフは、PassAからPassDまで、4つの山に分けられた。それぞれのパスで頂点に立った計4チームが最後の切符を手にする。
一方大陸間プレーオフは、本戦の開催地メキシコで行う。欧州を除く5大陸から6チームが進む。開催国の大陸であるCONCACAF(北中米カリブ海連盟)から唯一2チーム出場する。
FIFAランキングで上位2カ国、アジア9位のイラクとアフリカ10位のコンゴ民主共和国がファイナルからシードされた。残る4チーム、オセアニア2位のニューカレドニア、北中米カリブ海地区のジャマイカ、スリナム、南米7位のボリビアが1回戦を戦う。
欧州プレーオフ 現地時間3月26日に1回戦、3月31日にファイナルの2回戦が行われた。
全て左表記がホームチーム。
写真�◆�Wカップの出場権をかけたプレーオフの対戦カード表
1回戦(準決勝)
PASS A
イタリア VS 北アイルランド
2 対 0
ウェールズ VS ボスニアヘルツェコヴィナ
1 対 1 (PK 3 対 4)
PASS B
ウクライナ VS スウェーデン
1 対 3
ポーランド VS アルバニア
2 対 1
PASS C
トルコ VS ルーマニア
1 対 0
スロバキア VS コソヴォ共和国
3 対 4
PASS D
デンマーク VS 北マケドニア
4 対 0
チェコ共和国 VS アイルランド
2 対 2 (PK 4 対 3)
2回戦(決勝)
PASS A
ボスニア・ヘルツェコヴィナ VS イタリア
1 対 1 (PK 4対1)
PASS B
スウェーデン VS ポーランド
3 対 2
PASS C
コソヴォ共和国 VS トルコ
0 対 1
PASS D
チェコ VS デンマーク
2 対 2 ( PK 3 対 1 )
Wカップ出場チーム
PASS A ボスニア・ヘルツェコヴィナ(3大会振り2度目)
PASS B スウェーデン(2大会振り12度目)
PASS C トルコ (6大会振り3度目)
PASS D チェコ共和国(分離独立後5大会振り2度目)
大陸間プレーオフ 開催地 メキシコ 1回戦3月26日 2回戦3月31日
PASS A シード国 コンゴ民主共和国
1回戦(準決勝)
ニューカレドニア VS ジャマイカ
0 対 1
2回戦(決勝)
コンゴ民主共和国 VS ジャマイカ
1 対 0 (延長)
PASS B シード国 イラク
1回戦
ボリビア VS スリナム
2 対 1
2回戦
イラク VS ボリビア
2 対 1
大陸間プレーオフを勝ち上がった国。
・コンゴ民主共和国(13大会振り2度目)PASS A
・イラク(10大会振り2度目)PASS B
写真�� ボリビア戦の勝利によりWカップ出場を祝うアイメン・フセインとアーノルド監督
第2章 台風の目へと変貌するスウェーデン――予選未勝利からの逆説的進撃
欧州プレーオフの結果を持って、日本の本戦第3節目の相手は、PASSBを勝ちあがったスウェーデンに決まった。
スウェーデンは、欧州予選でグループBに入り、スイス、コソヴォ共和国、スロベニアと同組になった。戦前の予想に反して、アウトサイダーと目されていたコソヴォ共和国相手に2戦2敗した。6試合で、0勝2分4敗、勝ち点2の最下位に終ったのである。4勝2分0敗、勝ち点14のスイスが、本戦へストレートインした。2位の3勝2分1敗、勝ち点11のコソヴォ共和国はプレーオフへ回る。3位の0勝4分2敗、勝ち点4のスロベニアは敗退した。
4位のスウェーデンは、奇しくも2024−2025 UEFA NATIONS LEAGUEの結果によって、予選の結果に問わず、プレーオフへと救われた。NATIONS LEAGUEは、各チームレベルに応じて、リーグAからリーグDまで4つのカテゴリーに分かれる。スウェーデンは、リーグCの4チーム一組になるグループの首位通過、つまりリーグ内で上位4チームに入ったことで、次年度2026−2027 UEFA NATIONS LEAGUEにおいて、リーグBの昇格が決まった。奇しくもレベルがより下のリーグCで上位の成績に入ったことで、プレーオフのNATIONS LEAGUEの上位枠に収まることができた。2026年3月下旬、一発勝負のプレーオフを戦い、予選未勝利ながら、本戦に勝ち上がったのである。
写真�ぁ�Wカップ本戦48カ国による一次リーグの組み分け表
代表チームのエース格はギョケレシュ(1998年6月4日生まれ)である。身長187cmながら、重心が安定し、ポジショニングや足元のテクニックが優れている。プレーオフ Pass B 1回戦、アウェー扱いのスペインのバレンシアで行われたウクライナ戦にて、ハットトリックを達成し、3対1の勝利に貢献した。ファイナルとなる2回戦、ホームのポーランド戦では、勝ち越しとなる3点目を決めた。チームは3対2で、前回プレーオフのファイナルで敗れたポーランドを下して、Wカップ出場へ導いたのである。
予選未勝利ながら、救われたスウェーデンの出場に、プレーオフ前から批判的な声が上がっていた。ギョケレシュと共に、2トップを組むイサク(1999年9月21日生まれ)も高い個人技を要し、侮れないチームである。身長192cmのイサクは、軽やかな身のこなしとフットワークを持ち味とする。足元の細かいタッチからスピードに乗ったドリブルは、手に追えない。日本とスウェーデンは、6月26日の予選リーグ第3節で戦う。タイプの異なる2人のFWに対して、ファウルをせずに冷静な対応が求められている。勢いに乗ったスウェーデンは、台風の目になる予感を秘めたチームだった。
写真�ァ.ぅ汽�(左側)とギョケレシュ(右側)2025年時
第3章 アズーリの黄昏――グローバル化と『ボスマン判決』が招いたイタリア代表の空洞化
4月1日、日本ではSNSにおいて、イタリアの3大会連続敗退がトレンド入りしている。同国は、2006年のドイツ大会を初め、過去ブラジルの5度に続き、ドイツに並び4度の栄冠に輝いていた。2018年のロシアWカップの予選敗退は、1958年スウェーデン大会以来、実に60年ぶりのことだった。当時ホーム&アウェー方式のプレーオフにて、スウェーデンを相手にアウェーで0対1の敗戦。ホームではスコアレスドローで終え、2試合合計0対1で敗れたのである。2022年のカタールWカップ予選においては、無敗をキープしながら、スイスに次ぐグループ2位通過でプレーオフに回った。当時から4チーム一つの山の一発勝負のミニトーナメント方式に変わっていた。2022年3月に行われたプレーオフでは、1回戦でホームに迎え撃った北マケドニアを相手に0対1で敗れていた。
写真�Α�2026年3月31日 欧州プレーオフ PASS A FINAL ボスニア戦のPKで敗れたイタリアの選手達
当時イタリアが2大会連続でWカップ欧州予選敗退は、予想だにしなかった。なぜなら出場権を逃した2018年ロシアWカップ後は、復活の兆しが見えていたからである。コロナによって1年大会が延期された2021年6月から7月に開催されていたEURO2020(欧州選手権)では53年ぶり2度目のチャンピオンに輝いていた。当時国際Aマッチ史上最多となる37試合連続無敗記録を樹立していたのである。2021年10月に行われた第2回UEFA NATIONS LEAGUE 2020-2021では、トップのリーグAのファイナル4へ勝ち上がっていた。一発勝負のミニトーナメントの1回戦でスペインに敗れ、無敗記録が止まると、一気にチームは崩壊したのである。2021年11月に終了した欧州予選のグループにて、5勝3分0敗、勝ち点18のスイスが首位で本戦出場を確定した。続く2位のイタリアは、4勝4分0敗、勝ち点16の2位にとどまった。先述の通り、翌2022年3月に行われたWカップ欧州プレーオフに回り、初戦の北マケドニアに0対1で敗退した。
2026年北中米ワールドカップは、大会規模拡大に伴い、欧州枠は13から16へ増加していた。3大会振りの出場を狙って臨んだものの、若手の伸び悩みから、厳しいチーム事情が明らかになった。2025年3月から11月まで行われたWカップ欧州予選のグループラウンドでは、凋落振りがはっきり表れていたのである。ノルウェー、イスラエル、エストニア、モルドバの5カ国が属するグループIに入った。イスラエル、エストニア、モルドバには2戦2勝するものの、ライバルと目されたノルウェーには、アウェーで0対3.ホームでも1対4で敗退した。8戦全勝、勝ち点24.得失点差プラス32のノルウェーに対して、イタリアは6勝2敗、勝ち点18、得失点差プラス18だった。ノルウェー相手に惨敗して、Wカップのプレーオフに向けて懸念されていたのである。結果的に、初戦ホームで北アイルランドを2対0で下したものの、アウェーの2回戦ボスニアへルツェコヴィナ相手に1対1、PK負けを喫した。
SNSでは、3大会連続イタリアの敗退に落胆の声が聞かれた。一方で「サッカーより野球大国」と同国の現実をリアルに映し出した書き込みもあがっている。それもそのはずイタリア代表はコロナ明けの2023年のWBCでベスト8.2026年のWBCではベスト4に勝ち残った。2026年大会の一次ラウンドにて、アメリカ代表に8対6で勝利し、グループ1位通過を果たしていた。
写真�А�WBC2026で米国に勝利したイタリア代表の選手達
ただしWBCイタリア代表は、30人のロースターのうち、24人がイタリア系アメリカ人、イタリア本国出身はわずか3名である。現実的にイタリア本国では野球は根付いていない。
伝統的にサッカーのセリエAは、欧州の5大リーグに数えられる程名門中の名門である。実態といえば、セリエAに所属選手の多くは外国籍だった。2025−2026シーズンの開幕戦、ピッチにたった315名のうち、イタリア国籍は98名、割合的には31,1%にとどまっている。
開幕戦に出場した217名の外国籍の選手のうち、最も多かったのはフランス国籍の23名。次いでスペイン国籍がが18名である。3番目はアルゼンチン国籍の15名だった。中でもクラブチームのコモ1907に関しては、初戦のラツィオ戦で先発した11名が全て外国籍で占めた。途中出場の5名も全て外国籍である。登録メンバー25名のうち、イタリア国籍は3名にとどまった。
欧州サッカー界は、1995年12月15日に欧州司法裁判所が出したボスマン判決により、EU国籍のパスポートを取得した選手は、移籍制限がない。名前の由来は提訴したベルギー人国籍のサッカー選手「ジャン=マルク・ボスマン(1964年10月30日生まれ)」に由来する。彼は当時発足したばかりのEUの法律に基づき、サッカー選手にも適応するべきだと訴えた。EUの労働規約によれば、加盟国の国籍保有者であれば、就労制限をしてはなならないのである。サッカー選手は、一般の会社員や公務員と異なるとはいえ、労働によって対価を得ている就労者に代わりない。従って司法は、当時ベルギーのサッカー選手だったジャン=マルク・ボスマンの主張を全面的に認めた。
一連のボスマン判決により、サッカーのクラブチームと選手の雇用契約は大きく変わったのである。要点は主に2つである。
1.欧州連合(EU)域内のプロ選手は、現在所属するチームとの契約満了と同時に自由な移籍が可能となった。
2.EU域内の国に国籍を持つ選手は、外国籍としての扱いは禁止され、移籍制限がなくなった。
写真�─.椒好泪麋酬茲龍饌療�な内容
UEFA(欧州サッカー連盟)加盟国は、EU圏外の選手の登録は5名と定めているものの、市民権を得ている選手であれば、対象から外れる。実態としてはEUから離脱したイギリス国籍選手の扱いが複雑になった。1960年にイギリスの提唱で発足したEFTA(欧州自由貿易連合)の加盟国も、EU加盟国と同等の権利が認められた。従ってEU非加盟のスイス国籍やイギリス国籍の選手も移籍制限がない。南米のブラジル国籍やアルゼンチン国籍の選手も市民権を得ることで、外国籍扱いから外れる。
もはや欧州のクラブ内では、外国人枠は意識されなくなった。ボスマン判決によって、移籍市場の流動化で、グローバル化が一気に進んだ。とりわけ、各リーグの上位クラブが出場するUEFA CHAMPIONS LEAGUEやUEFA EUROPA LEAGUEを始め、国を跨いだカップ戦が盛んになるにつれ、クラブ間の戦力格差が開いた。常に決まったチームが、大会の上位に入るようになる。
イタリアのセリエAは、外国人選手が席巻し、チームの顔となった。次第にイタリア国籍の選手は活躍の場を失い、代表チームの低迷につながったとの声がある。
国境の垣根を無くすことを目的に発足したEUの影響は、サッカー界に大きな影響を及ぼしている。
第4章 拡大を遂げるFIFAワールドカップ
FIFAワールドカップは、1930年に第1回ウルグアイで開催され、2026年の北中米大会(米国・カナダ・メキシコ)で、23回目を数える。第1回大会の参加国はわずか13.地元ウルグアイが優勝していた。1934年の第2回イタリア大会から、1978年のアルゼンチン大会まで参加国は16.1982年のスペイン大会から1994年のアメリカ大会まで参加国は24を維持した。1998年フランス大会以降、参加国は24から32へ拡大する。きっかけは、ソヴィエト連邦とユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国が解体したことにある。ソヴィエト連邦から15の国の地域の連盟が新たに誕生した。それぞれの国と地域はFIFAへ加盟する。旧ユーゴスラヴィアに関しては、当時5カ国の連盟が新たにFIFAへ加盟した。国と地域の増加に比例して、参加国が増えたのである。
振り返ると日本代表は1994年のアメリカ大会まで、Wカップとは無縁だった。当時アジア枠はわずか2つである。中立地カタールで行われた6チームによるアジア最終予選、最終節のイラク戦にて、ロスタイムに失点して、2対2の引き分けに持ち込まれ、Wカップの出場権を逃した。いわゆるドーハの悲劇である。当時本戦24チームのうち、アジアに与えられた枠は2つ。日本は3位で敗退した。
1998年フランス大会は、24から32への増加に伴い、アジア枠は従来の2から3,5枠(4番目のチームはプレーオフへ)へと拡大した。最終予選の出場国も6から10へ倍増した。従って、5チームずつ2つの組に別れ、公平性からホーム&アウェー方式に変更する。各組1位通過2チームは本戦へストレートインした。2位通過同士は、中立地マレーシアにて、アジア第3代表決定戦に臨む。日本は最終予選グループBで、韓国に次ぐ2位に入った。グループAでサウジアラビアの後塵に拝して2位のイランとの間で、アジア第3代表決定戦を戦う。2対2で迎えたVゴール方式の延長戦、岡野雅行のゴールによって、3対2で勝利し、初めてWカップの切符をつかんだ。決戦の地名から「ジョホールバルの歓喜」として日本のスポーツ史に名を刻んだ。
写真�� ジョホールバルの歓喜の一場面(1997年11月16日)
それから日本はすっかりWカップの常連と化し、8大会連続8度目の出場となる。最高成績は、2002年の日韓大会、2010年の南アフリカ大会、2018年のロシア大会、2022年のカタール大会を含むベスト16である。
2018年のロシア大会後、ヘッドコーチから監督に就任した森保一氏が継続的に指揮をとり、初のベスト8以上を目標に掲げた。
Wカップの欧州プレーオフと大陸間プレーオフが行われている国際Aマッチデーの期間、イギリス遠征をした。3月28日にアウェーのスコットランドに、伊東純也のゴールにより1対0で勝利した。続く3月31日にイングランドを相手に三苫のゴールで、同じく最小スコアで下した。
欧州のWカップ出場国とアウェーの地での連勝は、2ヵ月半後のWカップ本戦へ向けて弾みがついた。
写真�� 2026年3月31日 イングランド戦に勝利した日本のイレブン
Wカップは、スポーツの祭典の粋を超えて、巨額のマネーが飛び交うスポーツビジネスの中核を成している。事の発端は1995年の「ボスマン判決」が引き起こしたグローバル化の荒波にサッカー界がいちはやく飲まれたことにあった。各リーグの上位チームが集うUEFA CHAMPIONS LEAGUEをはじめ、スポンサーが多額のマネーをつぎ込む程、ビッグクラブの懐は豊かになった。ピッチでプレーする選手は、今や巨大ビジネスの構造に取り込まれている
かつて「ドーハの悲劇」に涙し、アジアの2枠を必死に争った日本代表は、いまや欧州の地でイングランドを沈めるまでの地力を蓄えた。一方で、4度の優勝を誇るイタリアが3大会連続でその姿を消した。対して予選未勝利のスウェーデンがネーションズリーグの恩恵で滑り込む。「実力」と「制度」の逆転現象こそが、48カ国制へと膨張した現代サッカーの歪みであり、同時に新たな魅力でもある。
2026年4月1日。全てのピースは揃った。
あとは、ピッチという名のキャンバスに、どのような新しい歴史が描かれるのかを、ただ静かに、かつ鋭く見届けるだけである。
参考リンク
詳細 野球イタリア代表
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc11c87ccb62ef2689506e3fb9b99ea6c636cf74
詳細 2025−2026シーズン セリエA開幕戦の状況 2025年10月21日付
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d7e3730e221bfe55a332a14b429a7065eb51d5#:~:text=315%E4%BA%BA%E4%B8%AD31.1%25%E3%81%AB,100%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%89%B2%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%82%93%E3%81%A0%E3%80%82
出展
写真� �2026年北中米ワールドカップの開催都市分布図 掲載元 日テレNEWS 2022年12月21日13時5分付 日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/category/sports/88ca098e641749cbaa0ce529e2151090
写真�◆�Wカップの出場権をかけたプレーオフの対戦カード表 掲載元 日テレNEWS 2026年4月1日14時12分付
https://news.ntv.co.jp/category/sports/c933cf6db01b4f55a3b6fc889bc856fa
写真�� ボリビア戦の勝利によりWカップ出場を祝うアイメン・フセインとアーノルド監督 出展:Getty Images 掲載元 The Athletic 2026年3月15日付
https://www.nytimes.com/athletic/7115443/2026/03/14/iraq-world-cup-2026/
写真�ぁ�Wカップ本戦48カ国による一次リーグの組み分け表 掲載元 テレ東 BS東京 2026年4月1日付
https://www.tv-tokyo.co.jp/sports/articles/2026/04/041464.html
写真�ァ.ぅ汽�(左側)とギョケレシュ(右側)2025年時 Photo/Getty Images 掲載元 theworldmagazine.jp 2025年9月3日15時付け
https://www.theworldmagazine.jp/20250903/02national_team/464979
写真�Α�2026年3月31日 欧州プレーオフ PASS A FINAL ボスニア戦のPKで敗れたイタリアの選手達 出展:Getty Images 掲載元 超サッカー! 2026年4月1日
https://web.ultra-soccer.jp/news/all/15155/
写真�А�WBC2026で米国に勝利したイタリア代表の選手達 出展:AP通信 掲載元 スポニチ [ 2026年3月11日 21:45 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2026/03/11/articles/20260311s00001004333000c.html
写真�─.椒好泪麋酬茲龍饌療�な内容 掲載元 note ユーザー名「六」2020年8月12日18時付
https://note.com/6_culture/n/ne7b13536e10d
写真�� ジョホールバルの歓喜の一場面(1997年11月16日) 掲載元 デイリー 2020年6月10日
https://www.daily.co.jp/soccer/2020/06/10/0013414479.shtml?ph=1
写真�� 2026年3月31日 イングランド戦に勝利した日本のイレブン 出展:AP通信
掲載元 時事通信 2026年4月1日 午前7時24分付
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026040100180&g=spo&p=20260401at06S&rel=pv
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