紀元後37年、ローマ。
王子カリギュラは、法律上の祖父である皇帝ティベリウスの堕落を目の当たりにし、後継者となることを決意。護衛隊長マクロの手を借りティベリウスを始末し新皇帝となった。全てを手に入れたカリギュラだが、最愛の妹ドルシラを娶ることは許されない。そこで、ドルシラと肉体関係は続けつつ、奔放な女カエソニアと婚約した。秘密を知るマクロも処刑し、皇帝継承権のあるティベリウスの血を引く従兄弟ゲメッルスも始末したカリギュラ。皇帝に意見ができる元老院を愚弄し、その長である執政官に知恵遅れの叔父(後に馬)を当てた彼は、退屈しのぎにやりたい放題の愚行を尽くすことに……
「カリギュラ究極版」
以下、「元老院とローマのネタバレに代わって…」




1980年公開版は、まだ小学生だから当然未見。いわゆるモンド映画の類いなんだろうなと長年思ってました。製作者グッチョーネ氏の意向でグッチョリネットリしたガチポルノになっていたらしいけど、2020年ごろに処分されてた素材が発掘され、それを活用してドラマ部分をメインに再構成されました。それが本作。したがってエロに期待する出歯亀気分で観たら失望します。ちゃんとした劇映画ですから。もちろん中身は狂っていますけどね。
無駄に豪華なセット、無駄に豪華なキャストで目を楽しませてくれるけど、とにかくマルコム・マクダウェルの顔ヂカラ眼ヂカラに圧倒されました。最初からマトモじゃなかったけど、最高権力手に入れてから気狂いに拍車がかかる迫真の演技は素晴らしかったですね。
首狩りマシンとカリギュラ考案の親衛隊行進法が俺的なツボ。新婚カップルを両方犯すとこやドルシア&カエソニアと3Pに傾れ込むとこに、カリギュラの平等主義を垣間見ました(嘘)。
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