おそらく今シーズン最初で最後になるスキーに行ってきました。
今回は東武の夜行列車「スノーパル2345」を使うツアーを利用し、会津高原たかつえスキー場に行きました。
仕事帰りに帰宅せずに浅草に直行しましたが、その前に笹塚の銭湯「渋谷笹塚温泉栄湯」に行きました。
以前にも夜行で旅に直行する前に使ったことがあり、銭湯ではあるけど名前通り本物の温泉です。
都心から微妙に外れた場所で穴場感のある銭湯で、以前は特に混んでいなかった気がするのですが、今回は結構混んでいました。
そして、浅草で夕食にしようと思ったのですが、居酒屋以外だと21時までに閉店してしまうところが多いため小休止に使える店が少なく、新仲見世通りは閑散としていました。
仕方なくマックで食事と小休止をしてから、受付開始を待ちました。
浅草駅では出発20分前からスノーパルの乗車受付が始まるので、それに合わせて向かいました。
このツアーは11年前の2015年1月に使ったことがあるのですが、当時の使用車両は300系(6両編成)で、座席がリクライニングしないなど設備の陳腐化が否めない状態でしたが、数年前より使用車両が500系「リバティ」に置き換えられ、リクライニングシートになってコンセントやWi-Fiがつくなど、設備も大幅にグレードアップしています。
浅草を出ると北千住、新越谷、春日部と停車しますが、浅草から乗ったのは私だけだったようで、丸々1両貸切状態でした。その後に北千住からそれなりに乗ってきましたが、空席も目立ったことから以前よりは利用率が低いように思えました。
その後は東武鉄道から野岩鉄道に変わる新藤原に2時半頃に到着して、時間調整+仮眠のため2時間ほど停車し、その間にドアも開くので車外に出ることもできます。ここまで来ると銀世界というほどではないけど、若干雪が積もっています。そして、新藤原で長時間停車している間にこの先の除雪作業を行なっているそうです。
以前はスノーパル運転時に夜中に売店を開けていたこともあったようですが、自販機があるのみで今回は営業していませんでした。
新藤原は4:50に出発し、ここから野岩鉄道会津鬼怒川線に入り、終点の会津高原尾瀬口には5:23に到着となりました。
反対ホームには5:45新藤原行きの初電が停車していて、これが6050系61103F「やがぴいカー」でした。
外装は従来通りながら浅草方の車両がお座敷に改装されているなど、車内が観光列車仕様になっています。
そして、ここからスキー場行きの連絡バスに乗り換えとなり、バスへは5時半ごろから乗車出来て6時に出発となります。
なお、スノーパルのプランではスキー場が「会津高原たかつえスキー場」「会津高原だいくらスキー場」の2つありますが、今回はたかつえ行きのみの設定になっていて、だいくら行きも設定されている日は今シーズンは少ないようです。
距離的にはたかつえの方がずっと近い(その分滞在時間も多い)などで人気がないのかもしれませんが、前回利用したときはきちんと両方のスキー場へのツアーが設定されていて、列車が6両編成で連絡バスも確か5台以上はいたはずだけど、今回は2台で間に合っていたので、ツアー自体の人気も以前より下火なのは否めません。
会津高原尾瀬口駅を出ると、駅前から川を渡ってすぐの国道352号線を左折してスキー場方面に向かい、途中は曲がりくねった狭いトンネルや洞門があり、これが「インディ・ジョーンズ」シリーズや「宇宙刑事ギャバン」で巨大な丸い岩が転がってきたり、たけし軍団のコントだと熱々のおでんや青汁が流れ込んできそうな雰囲気でした。
また、帰ってから地図を見て気が付いたのですが、駅を出てからほぼ川に並行して道があったけど、このトンネルを境に分水嶺になっていて、会津高原尾瀬口駅寄りの川は下流部で阿賀川→阿賀野川となる荒海川とその支流(名称不明)、トンネルを抜けた先の川は、最終的に行きつく先は同じなのだけど、伊南川と名前を変えて只見川に合流し喜多方市山都町付近で阿賀川に合流する舘岩川で、それぞれ別々の川だと分かりました。
そして、352号線からスキー場へ向かう細道へと右折する手前に「精舎橋」とデカデカと標識の出た橋があり、「平家物語」の冒頭の「祇園精舎の鐘の声」に通じるものを感じて印象的だったのですが、ここの地名が南会津町精舎であることを知りました。
スキー場へは30分ほどで到着となり、「スキーセンタースペーシア」で下車。
なお、行きに乗ったバスは私が案内された方のバスは会津バス一般塗装の日野セレガのごく普通の観光バス仕様でしたが、前のもう1台の車両が特徴的なもので、今や絶滅危惧種となっている三菱ふそう旧型エアロバスであることに加え、古い車両でありながら会津バスが最近みちのりホールディングス傘下になって以降採用されているみちのりHD共通のMEX塗装になっていたり、側面に「一般路線」と書かれていて運賃表示器が設置されているなど、かなり特徴的な仕様のものでした。
このツアーは朝食付きになり、スキーセンター内の食堂で朝食が用意されています。
リフトの運転開始は8時半からで2時間あるので、その間に昼食を済ませて小休止したりレンタル手続きを行なってゲレンデが開くのを待ちました。
待ち時間にスキーセンター内の掲示物を見ていたら、オープン当初から現在に至るまでのポスターなどが沢山掲示されていました。その中で一番古い昭和58年度(1983年)のものは、野岩鉄道開業前だし東北道も浦和IC以南が開通していなく首都高にまだ直結していなかった頃で、車での行き方だと浦和ICから、鉄道とバスでの行き方だと鬼怒川温泉駅から会津バス利用となっていました。野岩鉄道開業前は会津バスの運行による尾瀬沼山峠・会津田島〜鬼怒川温泉駅間のバス路線があったそうです。
あと、ここから少しというかだいぶ先になりますが、只見でも雪まつりがあるのですね。今年は行くのが難しそうですが、いつか行ってみたい気がします。
そして、8時半にリフトが動き始めたので、早速ゲレンデへと繰り出しましたが、滑り始めていきなりコケてしまいました。
開場前に除雪車で整地をしていますが、それでゲレンデが場所によってはつるつるになっているので、それで足を取られます。オープンしたての朝に滑るとよくあるケースではあるのですが。
そんな訳で早速こけたので休み休み滑っていましたが、ベンチで休憩していたら、壁に立てかけられた2人分のスキー板がドミノ式に倒れてきました。
持ち主の一人である男性がドラマ「ホテル」の高嶋政伸の如く「申し訳ありません!」と顔色変えて飛んできたのでこれはいいのですが、もう一つの持ち主であるピンクと水色の派手なウェアの横澤夏子みたいな奴が、後ろからこっそり逃げるように板を持って去っていったのはいただけませんでしたね。
苦情を言おうかと思ってしまいましたが、横澤夏子みたいな人の相方が大きな猫もとい橋本愛or筧美和子or丘みどりみたいな人とスターダムの女帝もとい土屋太鳳の物真似をする丸山礼か舞華みたいな人で、言えませんでした。もし苦情を言おうものなら猫パンチと炎華落とし(以下略)。
その後も休み休み滑り続けたほか、ゲレンデの中腹にあるログハウスっぽい建物(一般の別荘なのか元店舗だったものなのかは不明)などが味のある建物だったので撮ったりしました。
また、ロッジなどのスキー場建築はファンタジー調な建物も点在するなどもあって個人的に惹かれるのですが、大きい建物ながら三角屋根のアストリアホテルなんかもいい感じでしたね。
そして11時頃に早めの昼食にし、スキーセンタースペーシアにて「会津じゅうねん担々麺+炒飯セット」を食べました。
じゅうねん(十念)とは会津名産の荏胡麻のことで、担々麺の肉味噌に入っていました。胡麻とは異なりほぼ球形でゴマ科ではなくシソ科だそうで、その風味が効いていましたね。
そして、柱を挟んで向こう側のテーブル席でしたが、先程の大きな猫と横澤夏子と土屋太鳳(中略)なので、思わず「美味しかったお」。
午後も休み休みではあるけど2時間ほど滑りました。
ゲレンデの上の方に行ったら、洋風の山小屋風のレストハウスがあったので撮りましたが、過去の日記を見返していたら、11年前のスノーパルのツアーの時に入ったのがこの店でした。
なお、今回はほぼ晴れていたので、景色を楽しみながら緩く滑るには最高のコンディションでしたね。昨シーズンは運悪く猛吹雪の日に当たってしまったのですが。
14時過ぎにスキーを終えてレンタル品を返却し、その後はツアーについてきた温泉の無料入浴券を利用してスキー場内併設の「たかつえ温泉 白樺の湯」に移動しました。
スキー場内アストリアホテルに隣接して温泉があり、スキーセンタースペーシアから歩いて移動しようと思えばできなくもないのですが、14時半の無料シャトルバス利用推奨だったので、この時間に合わせて切り上げました。
小規模な温泉ではあるけど、露天風呂もあったりして、スキーのついでに立ち寄るにはちょうどいいかもしれません。
また、アストリアホテルの隣に現在は営業していないファンタジーとかメルヘン調の建物があり、これは会津高原ホテルとのことですが、残念ながら一昨シーズンを最後に営業を終了したそうです。
スキーブームが下火になったりコロナ禍などのせいでリゾートホテルには廃業したものが多いですが、やはりここも例外ではないようです。
また、この近くにリフトから見えるけど近付いて撮ることが出来なかった洋館調の廃墟があり、ここは調べてみたら2010年頃に廃業した会員制リゾートホテルで現在売りに出されているそうですが、売主が自虐を込めてというか冗談を交えて「山のお化け屋敷」とか「山のドラキュラ伝説館」と書いていて、思わず笑ってしまいました。
また、会津高原ホテル入口付近にペンション村への入口の案内板があり、ペンションの名前が沢山書かれていますが、この中で現在も営業中のところは果たして何軒あるのだろうと思えてきます。
また、アストリアホテル入口には旅行会社各社のプレートが貼られた協定旅館の案内が掲げられていますが、東武のロゴが昔のロゴのままなのが印象的でした。
温泉に入り終えてシャトルバスでスキーセンタースペーシアに戻った後は、帰りのバスが16:45発なので1時間ほど待ち時間があります。
食堂のほうは16時ちょっと前で閉店なのですが、ここで滑り込みでカレーパンを買って食べました。
また、スキーセンター内を見ていたら、入口に昔の野球場のスコアボードのような形をしたゲレンデやリフトの営業案内板がありましたが、点灯していないので現在は使われていないようです。
そして、16:45発の会津高原尾瀬口駅行きバスに乗車。スノーパルのバスではもう1便早い便があってそれに乗った人もいるのか、帰りのバスは1台のみで、これが行きに乗らなかった方のMEXカラーの古いエアロバス(会津バス390号車)でした。
車内は300系など東武の古い電車を彷彿させる黄土色のシートで、みちのりHDのオレンジ色に色合いが近いことからてっきりMEXの内装カラーかと勝手に思ってしまったのですが、調べてみたらこの車両は小湊鐡道バスからの移籍車で、この座席も小湊時代からのものであることが分かりました。
また、会津バス移籍当初は高速バス用で、いわき駅や郡山駅で高速バス車両として撮影した情報が見つかりましたが、2年くらい前に高速バスから一般路線に転用されたほか、最近は尾瀬夜行やスノーパルのツアーバスで使われる機会が多い車両であることも判明しました。
会津高原尾瀬口駅到着後は、18:06発の電車まで1時間弱の待ち時間があり、駅の待合室兼道の駅で休憩。
多くの客がここでカップラーメンを買って食べていたので、私もこれを買い、さらに地元の角田ミルクプラント(角田牧場)の「まるごと会津 食べる生乳ヨーグルト」も買って食べました。
カップラーメンは、スーパーやディスカウントストアなどで100円程度で売っていることもある「安いラーメン」でおなじみの大黒食品製のものですが、ここでは場所柄200円になっていましたね。
ヨーグルトは牧場の自家製ということもあって濃厚でした。
障子があったり囲炉裏を模したテーブルだったりで古民家っぽい雰囲気の場所だけに、こういう場所で食べると何故か美味しく感じます。
なお、ここには一昨年まで食堂が併設されていたそうですが、一昨年に会津高原尾瀬口駅を発着する尾瀬方面への路線バスが廃止になってしまい(これ以降は会津田島駅発のバスの利用をとのこと)、これがきっかけで集客が見込めなくなることを理由に廃業してしまいました。
路線バスの廃止自体も深刻な問題ではありますが、それによって長年続けてきた店を畳まざるを得なくなった経営者がいるなど、地域経済へと与える影響も同じく深刻であることを実感せざるを得ませんでしたね。
そして会津高原尾瀬口18:06発の特急「リバティ会津154号」で会津を後にしました。
ここから先は新藤原まで野岩鉄道線内はトンネルが多いので通信環境はお世辞にも良くないです。
また、線内のみ利用なら特急料金不要ですが、野岩鉄道線内は秘境駅と言われる男鹿高原以外各駅に止まるので、かなり時間がかかります。
また、この時間だと途中駅からの行楽帰りの人もいるのか、上三依塩原温泉口や中三依温泉からの乗客はいなかったけど湯西川温泉や川治温泉から乗ってくる客もそれなりにいましたね。
そして、東武に入ってからは下今市までは鬼怒川線になり、そこから先は日光線になりますが、この列車は下今市での「リバティけごん」との併結がない列車で、浅草まで3両のままでの運転になります。
特急との併結がない代わりに、東武日光発の各駅停車との接続待ちをして東武日光からの乗客を乗せてからの発車となりました。
浅草へは21時過ぎに到着となり、帰ってからは疲れたので早めに寝ました。
今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/29340716.html
(2)
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/29340793.html
ログインしてコメントを確認・投稿する