イタリア、ジェノバ…
マルセイユから麻薬を運ぶレバノン人を逮捕したベリ警部だが、署の入口に爆弾を仕掛けられ護送パトを吹っ飛ばされてしまった。口封じのスピードがあまりにも早いのは組織が強大である証だが、ベリは怯まない。彼には引退同然の老密売人カフィエロという「参謀」がいたからだ。組織はジェノバを牛耳る実業家フランコ・グリヴァの企業「デュナンコ」を隠れ蓑にしており、副社長リバルタが麻薬密売を仕切っている。カフィエロの情報と地道な捜査でリバルタやグリヴァを逮捕できる証拠を集めファイル化し、上司スカヴィーノ警視に預けたベリ。だが組織はスカヴィーノを暗殺しファイルを奪ってしまった。ベリは怒りに燃え、さらに厳しく麻薬ルート摘発を繰り返すが、組織の魔手はベリの愛する者たちへと伸び…
「死神の骨をしゃぶれ」
フランコ・ネロ主演のイタリア製ポリスアクション。監督は「地獄のバスターズ」でお馴染みエンツォ・G.カステラッリ。新組織(グリヴァ兄弟)VS旧組織(カフィエロ)の抗争をひっかき回してしまった刑事が、イケイケ過ぎたツケを払わされる話。終盤はかなり非情で、ニューシネマの余韻が残るハリウッド映画でも、さすがにここまでやらんだろという展開です。
カフィエロ役フェルナンド・レイが喰えないジジイ演技で好演。大仰なスローモーション演出などマカロニらしい暴力シーンに惚れ惚れする一本。「ミステリと言う勿れ」の後にこれ観たら、二本ともマフラー手放さない主人公だったという偶然に笑った。
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