何をやっても失敗ばかりで干され気味のダメな殺し屋・真中。酒に逃げ、努力もしない彼に友人・国岡は呆れ顔だ。ある日、真中の元に父親が現れ、彼を国分寺の実家に連れ帰ってしまった。殺し屋を諦められない真中を奮起させるため、国岡は国分寺に向かうのだが…
「フレイムユニオン」
以下、最強ネタバレ伝説国岡[私闘編]。



フェイクドキュメンタリーとドラマを上手くスイッチして展開するシリーズ3作目。今回のメインは真中くん。三週間の特訓を積んで最強の父とその弟子に立ち向かう真中の奮闘が軸です。もちろん笑えるし、特訓に出てきた諸々が「回収」される決闘シーンが見応えあって飽きません。まぁファンなら必ず観るよね。ベビわるにはない手作り感が魅力の一本。
…台所で真中から引っこ抜いたP230を「ステア」と国岡が呼んでたけど、P230はシグじゃないかい?俺の聞き間違いか、俺の知らないうちにステアがライセンス生産してたのか?
アラスカのミサイル基地〈フォートグリーリー〉が太平洋上に突如現れたICBMに気がついた。発射地点を衛星が見逃しており、どこの国のものか不明だ。ただいつも北朝鮮が飛ばしてくる軌道なので、相変わらずの挑発と思えたが…今回は日本近海で落ちる気配がない。ミサイルはまっすぐに飛び、アメリカ本土を射程に捉えたのだ。ホワイトハウスの危機管理センターは直ちに安全保障会議を招集、STRATCOMなどの軍責任者とペンタゴンの国防長官、そして大統領をオンラインで繋ぐことになった。だが大統領は女子バスケのイベントに参加していて繋がらず、補佐官も不在のため若い副補佐官が会議に参加することに。なんとか大統領が電話を取り状況を把握した時には、既に〈フォートグリーリー〉から2基のGBIが発射されていたが……
「ハウス・オブ・ダイナマイト」
以下、傾斜からネタバレへ。



Netflixで今月中に配信されるのだが、ビグロー姐さんの新作なら劇場で観なくてはと思い鑑賞。「未知への飛行」の最新アップデート版な話で、構成は「羅生門」。運命の19分を3回繰り返すので、めちゃくちゃ疲れます。
正体不明のミサイルというのが不気味。軌道からは北朝鮮が疑わしいし、衛星が探知できなかったというのは予めサイバー攻撃を受けていた可能性もあるから中国やロシアが犯人という線もある。さらに北朝鮮にミサイル原潜開発の噂もあるから、二次三次ミサイル攻撃も覚悟しなくてはならない。大統領が下すべき決断は、これら容疑者国家全てに反撃ミサイルを打ち込むか、静観するかの2択…いや緊張感が半端ないですよ。タイトなシュミレーションドラマだけど、さりげないヒューマン家族ドラマが短く挿入されるのが特徴で、俺は国防長官の電話と最期にちょい泣きそうになったな。
イドリス・エルバ、レベッカ・ファーガソン、ジェイソン・クラークという渋いキャストに、アンソニー・ラモスやグレタ・リー(トロン:アレス)、ガブリエル・バッソ(ナイトエージェント)など旬なアクターも混ざっているのも見どころ。やっぱりビグロー、骨太な作品撮るわと感動した一本。ぜひ。
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