満員の地下鉄を降車した男が8番出口から地上に出ようとするも、道に迷って地下通路を彷徨うハメに…
という「8番出口」を観た。
以下、ネタバレを見逃さないこと。



ホラーゲームを原作とした劇映画。確かにゲーム攻略のスリルはあるけど、ある意味、二宮和也の独り芝居映画でもありますな。不条理ドラマとしてよく出来ていて、表現は陳腐ながらも「世にも奇妙な物語」っぽい映画、と言っておきます。
キャストの演技を除くと、とにかくポイントはセットの精緻度と編集の妙味。東京メトロの地下通路は確かに迷路のようなところがいくつもあり、複線駅…日比谷・有楽町なんかは初心者には難しいもんね。ループだから通路の一部だけで展開するんだけど、にしてもよく作ったなというくらいの再現度。唯一のイチャモンは「綺麗過ぎ」なところか。床の側溝はもっと汚いはず^_^白眉はあの洪水で、衝撃度は「シャイニング」なみでしたよ。
ゲームのルールはもちろん、ニノと少年の関係性や歩くおじさんの背景など、描くことなく想像で脳内補完させる説明不足ぶりにも満足。ゲームを経験することでキャラが「躊躇っていた一歩を踏み出す映画」としてきちんと成立しているし、何よりあのラストカット…無視したまんまかい!と思いきやの幕切れのカッコ良さ。面白かったです。
☆スクリーンを出ると、地上に上がる階段の横にコレが↓
…ニクイね、立川シネマシティ!
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