mixiユーザー(id:68505016)

2025年08月30日00:45

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ある寮のお話







この話は






関東地方にかつて





実際に存在した






『W寮』という





学生寮に住んでいた





当時、美術大学1年生の





「川田さん(仮名)」という方が





1年間の寮生活の中で





同じ寮生達から聞いた体験談や





自身も妙な体験をしたという





お話でして…






まずは川田さんが





入寮した時に





先輩達から聞かされた





実際に起こった出来事で
  




川田さんが美術大学に





入学する以前の話なのですが






大学のすぐ隣に

  



『W寮』があったのですが





その美術大学は





大きな建物が沢山あり





その中に





『時計塔』という風に





学生達から呼ばれている





4階建ての建物があって





建物の上に





時計が付いている
  

  


少し特殊な作りをしている





大きな建物があり
フォト

 



川田さんが入学した頃には





その『時計塔』の屋上には





上がれなくなっていたそうで





以前は誰でも自由に





屋上に出入り出来る様に
 




なっていたそうですが






その屋上で





『ある事件』が起こった事が





きっかけらしく…






その美術大学の






油絵科の生徒が






屋上で油絵を描いた後





灯油を被り





火を点けてしまったと…





屋上には寮生達の





洗濯物を干せる場所があって





隣にある『W寮』の窓から





その屋上が見えたそうで





実際にその火が点いている所を





川田さんが入学した時の





大学4年生の先輩が





当時の寮生達と一緒に





リアルタイムで見ていたらしく…





相当大きな騒ぎになり





描かれていた油絵の裏には





『扉は開いた』という





意味深な文言が書かれていたそうで…





結局何があったのかは
 




謎のまま…





終わってしまったそうなのですが






大学は美術大学で


「短大」
「四大」
「専科」
「高校」と




建物ごとに分かれていて





川田さんが思うには





その美術大学には





エキセントリックな方々が





結構在籍していて




そういう特殊な環境で





日々を過ごしていた様で…







『W寮』は




4階建てで





元々、寮が建つ前は




ある医大の『研究施設』だったという





噂があったらしく





建物の作りが





全く寮の作りではなく





当時は90人程





入寮していたそうなのですが





とても人が住める様な環境ではなく





薄気味悪い所だったそうで




 
『W寮』は





各階に部屋があり



 

『北部屋』

と

『南部屋』が


  
それぞれ廊下を挟んであって






『北部屋』は「和室」

『南部屋』は「洋室」で






『南部屋』は至って

普通の部屋なのだそうですが





『北部屋』は




窓がおかしい作りになっていて




縦は長いのですが




横幅が10cmずつ位しかなく




外側に格子(こうし)がはまっていて




窓が小さ過ぎて




開けても風がほぼ入らないという




奇妙な作りになっていたらしく…




人が住む用の設計ではなかったそうで





『北部屋』には



訳ありで
 


『使ってはいけない部屋』や


『入ってはいけない部屋』も



いくつかあったそうですね…。






『北部屋』

と

『南部屋』には




『2段ベッド』が





それぞれ



『上段』と『下段』と



2つずつあり
  
フォト





1部屋に




一応4人が泊まれる様に




なっていたそうなのですが




『北部屋』はどの部屋も




4人入りづらい作りになっていて




川田さんがいた部屋も




トイレがすぐ横にある




3階の『北部屋』で





入寮する時に



 

3人や4人で




学年バラバラに





『北部屋』

と

『南部屋』の





それぞれの部屋に





振り分けられるそうで





川田さんがいた部屋には





当時1年生の川田さんと
2年生
3年生の

 

先輩2人と



3人で住んでいて





川田さん自身は




実際に




何かを見たというのは




無かったそうですが…





「ドンドンドン!」


「ドンドンドン!」


「ドンドンドン!」


「ゴトゴトゴト…」


「ゴトゴトゴト…」


「ゴトゴトゴト…」




という様な物音や






ドアノブを




「ガチャガチャガチャ」


「ガチャガチャガチャ」


「ガチャガチャガチャ」と





何度も揺さぶられたり





「気のせいか…」と思う様な事が





結構あったそうですね…。







ある日の夜に




川田さんの部屋に




同級生や先輩達と




10人程集まって




夜中までワイワイと




大声で笑ったり




話をして盛り上がっていると…






「ドンドンドン!」

「ドンドンドン!」

「ドンドンドン!」



 
外からドアを何度も




ノックする音が聞こえて来て




「部屋から聞こえて来る話し声がうるさい」と




苦情を言いに来たのかな?




もしくは




あまりにワイワイと




皆で楽しそうに話しているので




「私も入りたい」と


誰かが来たのかな?と思い





静まり返り




皆でジ〜ッと…




ドアの方を見て




ドアが開くのを待っていると




全然ドアが開く気配がなく




「あれ?」と思って




ドアを開けてみると…




外には誰もいない…




人が来た気配もない…




という体験をされたそうですね…。





川田さんは




その『W寮』に




1年間いたそうなのですが




怖い体験はするけれど




部屋には3人で住んでいたので




普通に過ごしたり




寝たりする時も




基本的に必ず




誰かしら部屋にいて




1人だけにならない環境になっていて




もし仮に




1人になる状況があっても




隣の部屋や友人の部屋に行けば




必ず誰かがいるので




同じ部屋の先輩達が戻って来た時に




「さっき部屋で…」

「こういう事があったんですけど…」と



相談や話も出来るので




少し怖さも和らいで




割と普通に住む事が出来たそうですね

 




更に




川田さん達が住んでいた




『北部屋』には




『使えないベッド』というのが




各部屋の2段ベッドの





『上段』に存在していたそうで





『使えないベッド』と  





呼ばれる『上段』のベッドは





普段は「荷物置き場」になっていて





布団袋や段ボール箱が置いてあって





『上段』ベッドが使えない理由は





「老朽化」ではなく





『何かが出て来る…』という





理由だったそうで…






これは




川田さんの同級生




『木本さん(仮名)」が




実際に体験された話でして…






木本さんは




2階の『北部屋』に





先輩2人と





3人で住んでいて





『北部屋』は窓が小さいので





昼間は光が差さず





夜も月の灯りが





全く入らないので 





常に電気を点けていないと





部屋が薄暗く怖いので





夜間はずっと部屋の天井の





蛍光灯を点けっぱなしに





しておくそうなんですね





ただ、流石に寝る時には眩しいので





ベッドの横に





カーテンを着けるそうで





カーテンで灯りが





少し遮断されるので





気にせず眠れたそうなのですが






木本さんが入寮して





1週間が過ぎた





ある日の夜に



 
『下段』のベッドで寝ていると…





夜中にフッと目が覚めて





時計を見ると





深夜『2:30』





「まだこんな時間か…」




 
辺りはシ〜ン…と





静まり返っている…。





もう一度寝ようと思い





右側に寝返りを打って





目を瞑る時に





何気なく


   



『上段』ベッドと






自身の足元の間にある




 

壁を見ると…







その壁から





『肘から先の『右手』』が





ニョキッと出ている…。
 
フォト





すると




 
その『右手』が


 


何か物を掴もうとしている様に



 

「「グー」「パー」」

「「グー」「パー」」

「「グー」「パー」」と

   



手を開いたり…

閉じたりしながら…

動いている…。



 

木本さんには
 
 


あまりにもはっきりと




その『右手』が見えたので





「えっ!?これはもしかして…」
 

「誰かがイタズラしているのかな?」と





しばらくジ〜ッと…見ていると…
 





ずっとその『右手』は

 



「「グー」「パー」」

「「グー」「パー」」

「「グー」「パー」」を続けているので






「何なんだろう…これは…」と





思ったけれど




それ以上




特に何も起こらないので





そんなに怖いとも思わずに





目を閉じて





そのまま寝てしまった…。






次の日の朝になり




同じ部屋の先輩2人に




「あの〜…」


「夜中にあそこの壁から…」


「変な『右手』が出てたんですけど…」


「あれって…誰かのイタズラですかね?」




「『マジックハンド』の様に見えたので」


「上から誰かが『右手』を伸ばして」


「やっているのかなぁ〜?と思ったんですけど」




「結構滑らかな動きだったので」


「変だなぁ〜…とは思ったんですけどね」と


苦笑いしながら伝えてみると…





先輩達が




「ハッ」と




2人で顔を見合わせてから
 




木本さんに向かって





「えっ!?」
「下にも出たの!?」と





言って来たので





「な…何が下にも出たの?」と思いながら





木本さんが戸惑っていると…






どうやら





その2段ベッドの





使わずに物置きになっている





『上段』には
 





『顔』と『手』が出て来るらしく

 



『上段』は使用禁止という形に
  




敢えてしておいて





『下段』だけを




使う事にしていたそうですが





「下にも出たの!?」
「え〜!?ウソッ!?」と





先輩達は動揺し始めてしまい…ましたが





木本さんはその話を聞いても



「そんなに怖くなかったんだよなぁ〜…」と



そういうのがあまり怖いと



思えなかったらしく





先輩達は



「嘘でしょ…ちょっと待って…えぇ〜!?」


「部屋変えてもらった方が良いかも…」と



言われたそうですが




「別に何も起こらないので大丈夫です」と言って




木本さんはそのまま




そこで寝続けていたそうですが…






それから数日経った



ある日の夜




ベッドの右側には




カーテンを着けているのですが




反対に左側は




壁になっていて




その壁には




『布』が貼ってあって




壁が古くて汚いからなのか




セロテープで




「ペタペタペタ」と貼っていて




ただ、その『布』が色褪せて




汚くなっているので




「これもう取っちゃおう」



「明日新しい『布』買って来て」



「また貼り直しちゃえば良いか…」と思い




セロテープを




「ペリペリペリ」と…




取って行き




色褪せている  




『布』を剥がしてみると…




そこには





『昭和のアイドルのポスター』が





沢山、隙間なく


 

「ベタベタベタッ」と貼ってある…。




それを見た木本さんは




「あ!これを貼った人は」



「この中の誰かのファンだったのかなぁ〜…」と



思って



その無数の『昭和のアイドルのポスター』を




剥がして行って




壁を見てみると…





そこには





『御札』が貼ってあったそうです…。






次の日の朝




先輩達に




その『御札』の事を話した所




「あ…それは取っちゃダメなんだよ…」と



苦笑いしながら言われたので



『ポスター』をもう一度全部貼り直して



色褪せた『布』もセロテープで貼り直し…



新しい『布』を買って来て



更に上から被せる様にして



貼ったそうです…。






その『御札』があるから



まだ『手』だけで済むのか…


 

それとも





もう『御札』の効力が無くなって来ていて



『手』が出て来たのかは分からないけれど



出て来てしまった…という事で





それから毎晩



大体決まった時間になると



その『右手』は壁から出続けて



同じ様な動きをしていたそうです…。






川田さんによると




その後



木本さんも1年程経って



退寮したらしく



大体そういう怖い体験をした人達は



1年で出てしまうそうですね…。






怖い体験をしても



何故住み続けるのかというと




『寮費が安い』
『食事が付いている』
『駅からも近い』
『利便性が良い』からだそうで




美術大学は画材等にお金がかかるので




その寮に我慢して




住まざるを得なかったという




複雑な事情があった様ですね…。




 
更に




寮の地下にある




「お風呂の形」も変わっていて





お風呂場は窓が無く





蛇口が何故か
 




カタカナの『コ』の字に


  


曲がっていて





浴槽の深さは
 




1.3mか1.4m位で



 
座って入れず





立って入っていたそうで





浴槽に入る所の高さも





10cm〜15cm位しかなく…






川田さんは
 


 
これまで





立って入るお風呂は
  



見た事も入った事も無かったので





「何?このお風呂は…」と





戸惑ったそうですね…。


 




また『W寮』の地下には





食堂とお風呂場とアトリエがあり





外の庭から見てみると





そのアトリエの奥には






長い階段があって






途中で東側と西側に





枝分かれする様な形になっていて



 

西側の階段の踊り場には





『全身鏡』が置いてあって


 


その鏡の前に





髪の長い女性が立っているのを





目撃した学生が多数いたそうですね…。






あとは寮の外壁が





2m位の相当高い





ブロック塀になっていて





その上に鉄条網が



 
内向きにグルグルに巻き付けてあり





普通は外から入れない様にするには





外向きに付けるのに





何故か内向きに付いていたり





非常におかしい…




奇妙な造りになっていたそうですね






元々は医療関係の施設だったので





色々な意味を込めて作ってあるのかな…と





感じたそうですね…。






『W寮』は





大学のすぐ隣の建物にあるので





周辺もとても利便性が良く





治安も良いので





毎年



入寮希望者が多かったそうですが





怖がりな人や





そういった『感』がある人は





「私…この寮無理です…」





と言って





入寮してすぐに





退寮して出て行く人も結構いたそうで





この寮の 





『北部屋』には





『使われてない部屋』が存在して





川田さんがいた





『北部屋』の3階にも





全12部屋中





2つ存在していたそうで





川田さんが入寮してから





その『使われていない部屋』





2部屋に実際に入ってみた時に 





他の部屋に比べて





スペースは結構広いのですが





何も部屋に置かれていなくて





「ここ誰も使う予定がないなら」





「何かに使っても良いのでは?」と
  




何も知らない入寮したての





1年生は皆思うのですが





先輩達に聞いてみると





昼間でも夜間でも


  


常に空き部屋なので





『使っても良いが住んではいけない部屋』という





位置付けにされていたそうで…



 
昼間にアトリエ代わりに





その部屋で絵を描いたりするのに


 

使う人はいるけれど





夜間になると絶対に行かないという…





妙な曰く付きのある部屋だったそうですね…。







その後、10数年が過ぎて





『W寮』は取り壊されて無くなり





現在は





マンションが建てられているそうですが






『W寮』以外の




美術大学関係の建物もおかしいと



 
言われていて





『時計塔』という建物の4階から





屋上に繋がっている階段があり

  



その階段と天井の辺りには





落書きとかそういうものではなく


 

何かメッセージ性のある





美大生達の






『心の叫び』の様なものが





びっしりと書いてあったり




絵が描かれていたりしてあったそうで…





先輩達に連れて行かれて






川田さんは






実際に見て絶句したそうで…






その建物自体は






未だに残っているらしいですね…。








一体何故




不可思議な出来事が




起こり続けていたのか…





過去にその寮が出来る以前に




何があったのか…




取り壊されてしまった



今となっては



解明する事は出来ませんが…






世の中には



不思議な出来事が



あるものですね…。






ここまで読んで下さり



ありがとうございます。
フォト





(ボヤけていますが実際の寮の間取りです)
フォト





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