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2025年05月01日23:24

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不思議な体験談







この話は







村中さんという





女性の方の体験談で







村中さんが中学生の頃







友人の松田さんから







「今度の週末さ」






「うちに遊びに来ない?」






と、誘いを受けたので






「うん!遊びに行くよ!」







村中さんは返事をした








週末になり







村中さんは松田さんの家に遊びに行く






その日、松田さんの家族は外出中で







家には村中さんと松田さんの







2人だけがいて







学校の話やら





お互いのプライベートやら





一通りトークをして楽しんだ後






何もする事がなくなり






「暇だね〜…」





「何しようか?」






すると、村中さんが







「じゃあ…「かくれんぼ」でもしようか」







と提案した






「あ!良いね!」





「まぁ〜…2人だけじゃつまんないけど…」






お互いに笑いながら






「かくれんぼ」を始める事にした







まずは






村中さんが「鬼」の役で見つける側






松田さんが隠れる側になり






「30秒後に見つけに行くからね〜」






「は〜い」







それぞれ分かれる







「行くよ〜」
「30秒数えるよ〜」




「い〜ち…」
「に〜い…」
「さぁ〜ん…」





村中さんが数え始めた







数えている間に松田さんが







「どこにしよっかなぁ〜…」







隠れる場所を探し






慌ただしく動く








村中さんはしばらく数えて行き…






「27…」
「28…」
「29…30!」



 


30秒数え終わった






「もういいかい!?」






と叫ぶと







返事がない…








「探しに行こう!」








村中さんが立ち上がる








その時に何気なくフッと






近くにあった台所を見た








その瞬間







「ん!?」







と、思った








僅か2〜3秒程の間

   





黒髪の毛の1番上







頭頂部辺りが







上下に動いているのが台所から見えた








「あ!そこにいるじゃん!」







「もう〜!見えてるよ〜!」







「面倒だから早く終わらせようと思って」







「わざと近くに隠れたんでしょ…もう〜!」








村中さんは笑いながら







すぐ側の台所に向かった







大声で







「見ぃ〜つけたっ!」








と叫んで







髪の毛が見えた所をパッと見た



 




誰もいない…




 



「あれ!?何で?」







松田さんは






肩まである長い黒髪なので







間違いなく村中さんには







松田さんらしき髪の毛の1番上







頭頂部辺りが見えていたはず







だったのに、誰もいない…







しばらく呆然と立ち尽くしていると







遠くの方から







「ねぇ!?まだ探しに来ないの?」
「隠れる方も疲れちゃうんですけど〜」
「何か大きい声聞こえたんだけど…何?」






余程待ち遠しいのか






松田さんの声が聞こえて来た







「あ…ごめんごめん!今から行くね!」





あまりに不思議な出来事に動揺しながらも




村中さんは声がする方へ探しに向かった







松田さんは台所から離れた







お風呂場の浴槽の中に隠れていた






「はぁ〜…やっぱり2人だけで…」
「「かくれんぼ」は余計につまんないね…」





と松田さんが言って来たので







村中さんも




「うん…やめようか…」







実際は先程の出来事が怖すぎて







「かくれんぼ」どころではなかった…







松田さんに







先程起こった出来事を伝えてみると…







「えっ!?あ…実はさ…」

  

   



と何か思い当たる事がある様な





表情をしたので聞いてみると…







この家の廊下に







人が通ると存在を検知して







光るランプが取り付けてあり






誰も通っていないのに






昼夜問わずそのランプが






突然光る時があるらしく…






そのランプを買って来て





取り付けたすぐの頃から






その現象が起きていた様で






両親は





「買ったばかりなんだけど…」
「もう壊れちゃったのかな?」





と、ただの故障という事にして





そのまま放置しているらしく






ただ、松田さんには






誰も通っていないのに

 




毎回そのランプが光る度に






耳元で






「わたしの家」







という







女の子の声が聞こえて来るらしく








「もしかしたら…」







「私の家に」







「『座敷童子(ざしきわらし)』が…」







「居てくれているのかな…」







「どうか…この家を幸せにして下さい…」







と言っていたそうです…








 

ただ、村中さんには






台所ではっきりと






黒髪の毛の1番上






頭頂部辺りがはっきりと







見えてしまっていたので








「「座敷童子」」






「いやいやいや…」







「何それ…怖すぎ…」









それ以来







「かくれんぼ」






が、怖くなり





1度もやらなくなったそうです…













それから月日が流れて…






村中さんは






大学3年生になり





楽しい学生生活も落ち着いて来て




就職活動をそろそろ始めなければいけないので





忙しくなるとなかなか暇がないので





その前に家族旅行に行こうかと






両親から誘いを受けて






家族旅行に行く事にした






行き先は海外に行く予定だったのが





その日は生憎、天候が悪く





飛行機が飛ばなくなってしまい…





国内旅行に変更して





3泊4日の家族旅行を満喫する事にした








1日目






子供の頃以来






久々に両親と






遊園地や動物園に行き






子供の頃の楽しかった思い出を





思い出したりしながら





親子の時間をゆっくり過ごした…







夕方になり







事前に予約しておいた





宿泊先のホテルに向かう






ホテルに到着すると





車から荷物を出して





受付に向かう





チェックインを済ませると






従業員に部屋まで案内してもらい






後を付いて行き






部屋の前に到着する



  



「それではごゆっくりお過ごし下さいませ」







従業員が去って行き






両親が部屋のドアを開ける






「あ!意外と綺麗で広いな」
「そうね!ゆっくり出来そう」






両親は御満悦の様子







ただ、村中さんは






部屋に入ってすぐ






何かの気配を感じた…







「この部屋…」
「ちょっと無理かも…」


 



嫌な予感がしたが





せっかくの楽しい家族旅行を





初日から台無しにしたくはなく





部屋を予約してくれた





両親に気を使わせたくないので





「まぁ…き、気のせい…気のせい…」
「どうせここには1泊するだけだし…」
「明日には違う所に泊まるんだから…」
「大丈夫…大丈夫…大丈夫…」





自身に言い聞かせて




その部屋で過ごす事にした…




両親が先にお風呂に向かい




村中さんが1人で部屋で




寝転がって過ごしていると





何気なく





自身の近くにある壁を見た






「えっ!?」






壁に人の形をした黒い汚れが付いている…






「こ、これ…本当にヤバいかも…」







急いで部屋を出て






ホテルのロビーに行き






自動販売機でジュースを買い






動揺からか






一気に飲みほして






「最初に部屋に入った時…」
「あんなの無かったよね?」
「ぜ…絶対無かった!おかしい…」
「ん〜…でも、考えすぎ…考えすぎ!」
「大丈夫…何も起こらないから大丈夫!」





気持ちを落ち着かせる様に





自身に言い聞かせた…






それからしばらくは






ロビーで過ごしていると





両親がお風呂から部屋に戻って来たので





そのタイミングで自身も部屋に戻った








その日の夜…





寝ていると






急に寒気がして来て






咳が出て来て止まらなくなり…






両親が自身の額に手を当てると





高熱が出ていて






その後体調を崩してしまった…






その部屋に泊まる前までは





本当に元気だったのに





突然、体調を崩してしまい…






翌日も体調が戻らなかった為






結果的に家族旅行は残念ながら






たった1日で中止になってしまった…







村中さんは両親に連れられ






そのまま病院に向かい治療を受けた…







そのホテルの部屋で





最初に感じた寒気や






壁にあった人の形をした黒い模様が






関係あったのかは定かではないそうですが







「明らかに何かがおかしかった…」







村中さんはそう感じたそうです…











そしてそれから更に数年が経ち…



 


村中さんは社会人になり






実家を出て






1人暮らしを始めていた


 




ある日の夜





友人の稲葉さんが






泊まりに来ていて






村中さんの部屋には






2段ベッドがあり






村中さんがベッドの上





稲葉さんがベッドの下で






それぞれ寝ていた時に






村中さんは人生で初めての







『金縛り』






を体験したそうで







突然、何かが自身のお腹辺りに






「ドンッ!」






と、乗っかって来て







「何!?何?」






声は出しているつもりだが





実際には声は全く出ていなくて





身体も全然動かない…






何故か目だけは






動く様な感じがしたので






思いっきり






「パッ」






と、目を開けた時…








自身の顔の前に




  



下に寝ているはずの






稲葉さんの顔があった…







ジ〜ッ…と







無表情でこちらを見ているので







「何黙ってんの!?」







「助けてよ!!早く!!」







実際には全く声は出せてはいないが







無我夢中で叫んでいる様に






稲葉さんに伝えようとした…







叫んでいるのに






稲葉さんはただ黙って無表情で





こちらをジ〜ッ…と、見ているだけ…







しばらくすると







段々と身体が







解放される感覚がし始めて







村中さんは気を失った…








翌朝








下にいた稲葉さんには






何も聞こえていなかった様で






「ねぇねぇ!昨日の夜さ…」





「私『金縛り』にあってたんだけど…」






「目の前にいたのに…」





「何で助けてくれなかったの?」







と、言うと







「え!?そうなの?」







稲葉さんはキョトンとした表情をしていたが






段々と不思議そうな表情をして





「と言うかさ…私の顔だけが…」
「あなたの顔付近にあったって?」
「よくよく考えたら…おかしくない?」
「変な夢でうなされてただけじゃないの?」





と笑われた…






確かによくよく考えてみると…





稲葉さんの言う通り





ベッドの上にいた





自身の目の前に





ベッドの下で寝ていた






稲葉さんの顔だけが





目の前にあるというのは






明らかにおかしい…





ただ、村中さんの目の前にあった顔は





髪型と無表情の顔からして間違いなく





稲葉さんの顔だったそうです…。






一体、あの『金縛り』の意味は…






何故、稲葉さんの顔が





目の前に現れたのか…










世の中には不思議な出来事が





あるのかもしれませんね…。







今回も読んでいただいて




ありがとうございます。

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