■漫画家・楳図かずおさん 死去 88歳 【まことちゃん・漂流教室・14歳・へび少女・おろち】
(TBS NEWS DIG - 11月05日 12:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8084049
漫画家・楳図かずお、亡くなる、ですか。“ホラー漫画の第一人者”(NHK曰く)として『へび少女』、『猫目小僧』など多くの作品をヒットさせ、“グワシ”のギャグで知られる『まことちゃん』や『おろち』、『洗礼』、『わたしは真悟』、『神の左手悪魔の右手』などを世に出した漫画家で、昭和11年の和歌山県高野山に生まれ、奈良県で育ったその作品の多くには、育った場所である奈良県での経験や光景(特に、戦時中の)などが影響しているとの話を聞いたことがあり、作風や色使いなどはこうした背景があるんだなと感じたことがありました。
吉祥寺の周辺に馴染みのある私としては、赤と白のボーダーシャツを着て吉祥寺界隈を歩いている姿を何度も目にしていて、その邸宅兼オフィスとして建設された通称「まことちゃんハウス」の存在とともに、ある意味「吉祥寺の象徴」の一つに数えられる人でもありました。「まことちゃんハウス」をめぐっては、改築中(平成19年)に近隣の住民から「赤と白の派手な外観が地域の景観を損ねる(原告住民は『騒色被害』なる言葉を使った)」として建設差し止めと損害賠償請求の訴訟を起こされたことがあり、2007年10月、楳図さん宅近くの住民が「景観を」として工事差し止めを求め、さらに訴訟中に家も外壁も完成したことから「外壁の撤去を求める」内容となりました。東京地裁で開かれた口頭弁論に出廷した楳図かずおはその外壁について「私のトレードマーク。赤は元気、生きてる印。白は余白。ストライプはエネルギー」「大変美しくすばらしい家」などと主張したそうですが、最終的に、平成21年に東京地裁は「目を引くが、景観の調和を乱しているとはいえない」として住民側の請求は棄却となりました。
「まことちゃんハウス」の一件が影響したかはさておき、近年は制作の第一線から退いたとも言われていましたが、一昨年に27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO』を発表、存在感を示したとか。
今年の7月、自宅で倒れて病院に搬送されて末期の胃癌と診断され、手術せずに都内のホスピスで終末期ケアを受けていたとか。自らの著作権を一括管理する一般財団法人を設立し、作品を未来に残すための様々な企画や構想があったようですが、先月の28日に胃癌で亡くなったのだとか。享年88。長命の漫画家でした。合掌。
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