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2024年01月01日00:00

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【新年のご挨拶】

明けましておめでとうございます。

旧年中は各SNSやニコニコ生放送「くにぶり義報」などを通じて皆様には大変お世話になり、心より感謝申し上げます。本年も引き続き宜しくお願い致します。

さて、令和二年元日の「新年のご挨拶」にて、「狡猾な官僚機構や一部の自称『保守』派は、『〈女性宮家〉創設と引き換えに旧皇族御復帰を検討』といった好餌をもって皇統護持派を篭絡しようとの策略を弄しています」と述べ、翌令和三年には「『“皇女”制度』もしくはそれに類似する案を通じた『保守』『右派』勢力の懐柔・分断が進み、皆様が『保守』『右派』と信じていた政治家や論客が『“皇女”制度』等の擁護にまわる光景が多々見られることになるかも知れません」と、また令和四年には「実質的な『女性宮家』法制化案であり、将来的な『女系皇族』『女系天皇』誕生による皇統潰乱に直結する『女性皇族御婚姻後皇籍維持』案を前に、『保守』『右派』勢力は完全に分断・懐柔されており、本件は非常に危険な段階に達したと言わざるを得ません」などと申してまいりましたが、昨年後半来、政府与党や国会において「安定的な皇位継承策」あるいは「皇族数確保策」と称し、令和三年の「『天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議』に関する有識者会議」の報告に則した形での皇室典範改定による、事実上の「女性宮家」でしかない「女性皇族の御婚姻後の皇族身分保持」案の法制化に向けた動きがいよいよ活発化して来ております。

同案は、「女性宮家」という言葉の使用をあえて避けているだけで、民主党野田内閣当時の「(当面は)一代限りの『女性宮家』」案と全く同じものであるにも係わらず、「旧宮家から現皇族への養子容認」案が抱き合わせになっていることから、多くの「保守」政治家や「保守」論客の歓迎するところとなっています。

しかし、そうした形で典範が改定された場合、「女性皇族の御婚姻後の皇族身分保持(実質的「女性宮家」)」の方は、女性皇族が御結婚される度に次々とほぼ自動的に実現していく一方、「旧宮家から現皇族への養子」の方は、単に従来の養子禁止規定をはずすだけなので、その後実際に養子が実現するまでには越すに越されぬハードルがいくつも待ち構えていることから、実現は極めて困難でありましょう。またそもそも、養子となられる御方の実父(…実祖父…等父系直系尊属各御方々)が「民間人」のままなのであれば、万世一系の皇統が保たれた情態とはいえなくなります。いずれにせよ、令和三年政府有識者会議案に沿った典範改定は、皇統護持とは真逆の動きであると断ぜざるを得ません。

今後も政府/国会等の動向を注視し、「女系天皇」「女系皇族」「女性天皇」「女性皇太子」法制化は勿論のこと、如何なる名称・条件であっても「女性宮家」法制化等の諸策動をも断固阻止し、祖先と子孫への責務を果たしてまいりたく存じます。

三の丸尚蔵館(現「皇居三の丸尚蔵館」/東京都千代田区)は、昨年十月に宮内庁から文化庁(独立行政法人国立文化財機構)へと移管されました。昭和天皇崩御ののち“相続税対策”として国への寄贈を余儀なくされた皇室伝来の御物を保管してきた同館が、「観光立国」「文化財活用」を名目に皇室から、ついで宮内庁からすら剥奪されていくことの非を鳴らしてまいりましたが、こうした「観光利用」や「文化財保護」を口実にした皇室からの歴史的至宝の剥奪が、今後は陵墓や京都御所・桂離宮、正倉院等にも波及していく懸念があるものと考えております。

「皇室の御尊厳保持」とは、陵墓や皇宮などの皇室関連施設についても当然固守していかなければならないものです。

とりわけ皇陵につきましては、昨年十月の仁徳天皇陵(大阪府堺市)におけるG7貿易相会合記念撮影事案のような、皇陵が万世一系の皇統を体現する至尊不可侵の聖域であることを忘却したかのごとき不祥事が惹起されていることから、官民・左右の各皇陵侵奪勢力との思想戦に一層注力してまいるとともに、これら皇陵の宮内庁から文化庁への移管策動についても厳重な警戒に努めてまいります。

また皇宮につきましては、参観有料化に伴う入場者数倍増により施設の一部に破損を生じている桂離宮(京都市西京区)について、関係当局に適切な対応を求め続けるとともに、参観有料化が京都御所(同上京区)・京都仙洞御所(同)・修学院離宮(同左京区)に拡大されることの無いよう働きかけ、また京都御所で実施されている無制限入場式公開の廃止も促すとともに、これら皇宮の宮内庁から文化庁への移管策動についても併せて厳重に警戒してまいります。

さらに、旧皇室苑地たる皇居外苑(皇居前広場)および北の丸公園(皇居外苑北の丸地区)の尊厳保持につきまして、使用許可を「国家的な行事」に限る従来の閣議了解の維持徹底を求める働きかけを続けてまいります。

ニコニコ生放送「くにぶり義報」につきましては、昨年中に完全スマートフォン配信に移行したことから、画質・音質等技術面の改善にも取組みつつ、今後も国柄・国風の保持の観点から発信を行ってまいります。

以上、微力を尽くす所存でありますので、これまで同様のご支援ご鞭撻を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。

本年が我が国にとって、また皆様にとって幸多き年となるよう切に願います。

天皇陛下萬歳

令和六年 一月一日
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