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2023年11月13日05:33

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どうする 第43話の感想

渡辺守綱。関ケ原にいたのかどうか覚えていなくて確認したところ、確かに足軽大将として参加していた。もっとも足軽大将が大名連中と一緒になって軍議の場にいるのはどうなんだという話だが。守綱が大名レベルで名声をはせるようになるのは尾張家の家老に任じられてから。

戦後の三成と家康の問答。当初は干し柿エピソードが予定されていたが、松潤が異議を唱えて大幅に変更されたという週刊紙の報道だったのだけれども、あの問答が変更部分だったのだろうか。キャラに深みが出たと見るべきか、キャラがぶれたと見るべきか。私は後者で、どうにも松潤とは解釈違いだ。

さっさと秀頼の名前で徳川討伐令を出していれば勝っていたのに、「治部が勝手にやってるんです。茶々怖い(笑)」みたいな煽り書状を出してるうちに、勝機を失ってしまったアホの子の淀君。作中でのキャラクターと、書状を出したという史実の整合性が上手く取れなかったせいなのは分かるのだけれども、整合性取れないくらいだったら、突飛なキャラクターにしなければよかったのにと。

茶々さまは輝元をひっぱたいたけれど、あの時点だとまだ「ほぼ無傷の毛利勢が 秀頼を旗頭に西軍残存兵力を糾合して大阪城で抗戦すると」いう選択肢があり得たわけで、輝元を見切るのが早すぎだよなと。

CG。第一話の馬上シーンが浮きまくっていたのを見て、「ヒドイものだけれども、これでも最終話近くまでいけば、データ蓄積でマトモになるのだろうな」とか思っていたのが、結局関ケ原に至っても浮くのは直ってなくて「うわぁ…」と。

飛び跳ねながら刀や槍を振るう兵士も謎だった。定番の長柄による叩き合いも実態としてあったのかどうか議論の余地があるのだけれども、刀や片手槍で飛び跳ねてるよりはまだリアリティがあった。「飛び跳ねながらぶつかる両軍」はハリウッド映画で一時よく見た絵面なので、そういうことをしたかったのかなと。考証の先生たちは、どんな顔してあの戦闘シーンを見たのだろうか。

初回90分スペシャルで関ヶ原を描ききった「葵 徳川三代」。合戦シーンの撮影にアホほどカネを使うことになったものの、20年近く経った今でも歴史番組等で合戦シーンが使い回されていて、まさにレガシーと言えるものだった。それに比べて「どうする」は20年どころか来年ですらお出しするのが躊躇われる代物なわけで、なんだかなぁと。ロケ不要の撮影のノウハウの蓄積によって、のちの大河の礎となる可能性もあるけれど。
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