岸信夫氏の世襲を阻む「もう一つの名門」 安倍家VS林家の決着もつかず山口県は大混乱
12/13(火) 11:13 デイリー新潮 配信より
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c62904c23588fad0790b567b9b6c99934f15e23?page=2
デイリー新潮
人気がない高村氏
だが今回、岸氏は任期半ばの議員辞職は否定した。ではこのまま、新2区の公認をめぐって岸家VS高村家のバトルに発展した場合、どちらに軍配があがるのか。
「ルール上では高村氏に分がありますが、父親の力や人気面においては信千世氏が圧倒的に有利。元電通マンの高村氏は、『偉そう』『かわいげがない』と地元の評判が今ひとつで、県連のお偉方も信千世氏を支持している。実際、信千世氏との公認調整がつかずに分裂選挙になったとしても高村氏に勝ち目はありません」(同)
そのため、新1区に高村氏、新2区に信千世氏で調整される案が有力視されている。だが、それも「あちらの争い次第ではどうなることやら……」(同)。現4区から新3区に組み替えとなる下関市をめぐって勃発した安倍家VS林芳正外務大臣(61)との争いが影響しかねないというのだ。
「林家は、晋三氏が凶弾に倒れたことで空席となった下関奪還に執念を燃やしている。もともと下関は、高祖父・林平四郎氏の時代から林家の地盤で、中選挙区時代は安倍家と林家が壮絶なバトルを繰り広げていたのです。安倍家も林家にやすやすとシマを奪われたくないと抵抗を続けている。場合によっては、林氏が新1区に公認され、高村氏が比例に弾き飛ばされる展開もゼロではありません」(同)
いまだ決着がつかない晋三氏の後継問題
もっとも、安倍家は来年4月に行われる現4区の補欠選挙の後継候補すら決められていないままだ。
「昭恵さんはじめ安倍家から名乗り出る人は誰もいない。晋三氏の秘書だった下関市長の前田晋太郎氏の名前が挙がっていますが、彼はまだ46歳。ワンポイントリリーフとなれば仕事を失ってしまうので、難色を示している。
林系の議員たちも4区の補欠選挙に関しては『安倍家の問題だから』と候補者を出さない姿勢。参議院議員の江島潔氏を鞍替えさせ、参院補選に村岡嗣政知事を出馬させて知事選も行う“トリプル補選案”まで取り沙汰されるなど混迷を極めています」(前出・県連関係者)
かつては毛利家が支配していた山口県であるが、現代においては世襲一家が群雄割拠し、かくも熾烈な縄張り争いを繰り広げているのである。
デイリー新潮編集部
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最終更新:12/13(火) 11:13 デイリー新潮
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