イーロン・マスク氏が「和平案」をツイート、ウクライナ猛反発
https://www.cnn.co.jp/business/35194092.html
現状ではウクライナの優勢は明らか。有利な方が譲歩を示すことで、交渉を速やかにまとめることができる というのは理屈ではある。ロシアの対応がエスカレートしていく中、核の使用を防ぐため一刻も早い和平が望まれるというのも理解できる。
ウクライナの中立化と、ロシアのクリミアでの権益の保証というのは、3月にトルコの仲介で行われた和平交渉で ウクライナ側が示した条件。その際にはドンバス地方に関しても譲歩の可能性を示していたのだから、それに比べればイーロンが今回示した条件は、決してウクライナに不利なものではない。イーロンとしては、善意でこの案を示したのだろうと。
もっとも、上述の和平案が示されたのはブチャ虐殺が発覚する前で、発覚直後にウクライナは和平交渉を蹴っている。その後に解放された都市においても虐殺の痕跡が見つかっているし、インフラや民間施設へのミサイル攻撃によって多数の市民も亡くなっている。これだけの殺戮を受けた今になって、3月当時と同じ条件で妥協できるはずがないだろうと。
イーロンの主張は正しいけれど、当事者からすれば「他人事だから言えるキレイゴト」でしかないだろうと。
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