■今年2度目のクーデター 政権握った元中佐、逆に大尉に追放される
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ブルキナファソではイスラム過激派が国土の半分近くを占領していて、それと対峙するブルキナ国軍は多大な負担を強いられていた。
当初は元宗主国フランスがブルキナを軍事支援していたが、人的被害に耐えられなくなったフランスは支援を縮小させてしまった。
ろくに装備も与えられないまま過激派と戦わされるなど、待遇の悪さに不満が溜まっていたブルキナ国軍。アテにならないフランスとの関係を断って、代わりにロシア(表面的にはワグネル)からの支援受け入れを加速させるべきとして、今年1月にクーデターを起こして大統領に就いたのがダミバ中佐。
しかし、ダミバ就任後も国軍の待遇改善はなかなか進まない。「待遇改善が進まないのはダミバがフランスに尻尾を振っているからだ」「ダミバを追い出して、さらにロシアとの関係を深める必要がある」とクーデターを起こしたのがトラオレ大尉。
ダミバは自身や側近グループの身の安全と、自身が敷いた民政復帰へのタイムテーブルの遵守を条件に、大統領退任を了承し国外退去。今年ニ回目のクーデターは成功した …みたいな流れ。
まぁトラオレは軍上層部の支持を受けていると主張しているのだけれども、軍が全面的な支援を行ったという様子はなく、軍内部でも意思統一できていなかった可能性。支援をアテにしているロシアやワグネルも、自ら攻め込んだ先のウクライナで壊滅しかかっている。今回のクーデター政権が安定するかどうかは分からない。
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