中世の戦争の方がダイレクトに敗者にどんな運命が降りかかるか分かりやすい分だけ、親切な気がする。
昔、私に
「その外国人の女は何時も独りぼっちで、独りぼっちを気に掛ける様子もなく、寧ろ(独りが当然)とさえ考えてる風だった」
と語った男の話は、その当時は何故か私を遠回しに語っている様にさえ感じた。
多分、それは私の思い過ごしだろう。
漫画ヒストリエの主人公や、ベルセルクのガッツの様に自らを感じる日は皆無だ。
どう考えても、私は中世の人々より遥かに恵まれている。
何時も独りぼっちで買い出しに来ていた台湾人の女性を知っていたが、彼女はやはり彼女と同様に何時も独りで買い物に出ている私を見掛けると気さくに
「久しぶり、どうしてましたか」
と声を掛けてくる人だった。
私は時折、駅ビルのデパ地下で顔を会わせる台湾女性の方が余程に人間らしく朗らかに見えた。
私には、同じ日本人よりも、故郷を離れて日本国内で店を切り盛りする台湾人の方が、より遥かに人間らしく感じていた。
何時も独りで買い物に来ていた彼女も、私と同様に、家族がいるのだろう、その様に私は感じていた。
バングラデシュ人の父子家庭の男は顔を会わせると何時も子供と二人連れだったが、台湾人よりも身寄り少なく日本での生活は不遇な様子だった。
殺し合いのほぼ無い平和な日本で、ヒストリエの主人公やベルセルクの主人公の様な人物は少ないだろう。
しかし、経済戦争に生き残る者は極少ない。
日本人の私でさえ、年金生活の高齢者と大差無い生活をしている。
ただ、私は不遇を嘆く必要は無い生活レベルである上に近い距離に家族が別に住んでいる。
やはり、私は、ガッツ達よりも遥かに恵まれた生活を送っている。
ベルセルクという作品の何が一体残酷なのだろう?。
人類の経てきた歴史が架空世界の中に描かれている、それの何が残酷なのだろうか?。
私たち人間の経てきた行ないの多くが描かれているだけだ。
ケンコバ『ベルセルク 黄金時代篇』声優出演もファンの反応「怖い」 作品の魅力語る
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7131797
ログインしてコメントを確認・投稿する