【フィギュア】吉田陽菜がシリーズ初優勝、柴山歩2位 ともにジュニアGPデビュー戦で表彰台
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さあジュニアグランプリシリーズ開幕。今年も女子とアイスダンスから上位をピックアップして感想を書いていきます。
今年は日本勢も参戦。一方でロシアは今シーズンは締め出し。と言うわけでシングルの日本勢は毎回有力候補になるでしょう。
開幕は今年もフランスから。まずは女子。フリー後ろ12人+フリー84.50以上が対象。
・ Elena AGOSTINELLI ITA
【衣装】白・黄色
【曲】Le mille e una notte
【構成】3Lze<, 2S+2T, 3Fq, FCCoSp4, 3T+2A+SEQ, 3T(shaky), 3S<+1Eu+2S, CCoSp4, ChSq1(+0.36), 2Aq, SSp4
【感想】後半ややジャンプ乱れもある程度リカバー。大崩れはせず演技全体の流れはキープ
【得点】技術点42.36、演技構成点42.23、減点0.00、フリー得点84.59、SPとの合計123.39
・ Livia KAISER SUI
【衣装】水色、ブルーグレー
【曲】Succession
【構成】3Lzq(fall), 3F+2T, 3Lo, 1A+1Eu+3S, FCCoSp4, 1Lz, 3S, 2A<, LSp4, ChSq1(+0.50), CCoSp3
【感想】Lzハマらず(汗)。他1個パンクも、全体的にはジュニアとしてはまとまりある内容
【得点】技術点42.31、演技構成点46.75、減点1.00、フリー得点88.06、SPとの合計132.19
・ Lola GHOZALI FRA
【衣装】青緑
【曲】Honor 〜Transcendence
【構成】2A+3T, 3Lz(stepout), 2A+1Eu+3S, CCoSp2V, 3F(fall), 3Lo, 3Lzq+REP(fall), FCCoSp4, LSp4, ChSq1(+0.93), 3S<<(fall)
【感想】ジャンプ苦戦も終盤のChSqでもしっかり動けている。表現面はジュニアとしてはいい内容
【得点】技術点44.93、演技構成点46.73、減点3.00、フリー得点88.66、SPとの合計134.93
・Babeth HANSSON-OSTERGAARD DEN
【衣装】ピンク・グレー
【曲】Ave Maria by Franz Schubert
【構成】2Lo+2T, 3S+2T, 2Lz+1Lo+2A+SEQ, 3Sq(fall), FCCoSp4, 3Lo(fall), 2A<(fall), LSp4, 2Lz, ChSq1(+1.00), CCoSp3V
【感想】ジャンプ苦戦も体力面の影響は余りなさそう。最後まで動けている。珍しい3連続
【得点】技術点36.24、演技構成点43.09、減点0.00、フリー得点76.33、SPとの合計124.96
・Seojin YOUN KOR
【衣装】白・スカイブルー
【曲】Tennessee
【構成】3Lz+3T, 3Fq(fall), 3S<, 3Lzq, FCSp4, 3F!q+REP(shaky), 3Lo+2A<+SEQ(fall), 2A<+1T, FCCoSp3, ChSq1(+0.93), CCoSp4
【感想】スケートよく伸びる。スケールの大きな演技で曲と調和。ジャンプ安定すればさらに上狙える
【得点】技術点48.31、演技構成点51.21、減点2.00、フリー得点97.52、SPとの合計146.86
・Lia PEREIRA CAN
【衣装】黒
【曲】Dark Eyes
【構成】3F, 3Lz, 2A+3T, CCoSp4, 3T+1Eu+3S<(shaky), FCCoSp4, 2Lo, 3S+2T, ChSq1(+1.07), 2A<<(fall). FSSp4
【感想】いくつかミスはあったが、演技全体はよく洗練されている。大人っぽさよく出せている
【得点】技術点51.66、演技構成点53.30、減点1.00、フリー得点103.96、SPとの合計154.59
・Carla Anthea GRADINARU SUI
【衣装】黒・赤
【曲】Gratitude to the Sky
【構成】3Lz+1Eu+2S, 3Lz, 3Lo<(stepout), 3Fe(fall), CCoSp4, 3S+2T, 2A, 3S, ChSq1(+0.07), FCCoSp3, FSSp3
【感想】前半ジャンプ苦戦も後半持ち直す。レベルも3以上は取れていて、全体的な内容は悪くない
【得点】技術点43.69、演技構成点45.98、減点1.00、フリー得点88.67、SPとの合計139.57
・Sarah EVERHARDT USA
【衣装】スカーレット
【曲】Modigliani
【構成】3Lz, 2A+3T<<, 3F, 3Lo+2A+SEQ, FSSp4, 3Lo, 3Lz<+REP(fall), ChSq1(+0.43), 2S, LSp3, CCoSp2
【感想】後半ジャンプで苦戦したが、ポジションやスケートは全体的にクリーン。さすが北米
【得点】技術点43.81、演技構成点49.39、減点2.00、フリー得点91.20、SPとの合計144.13
・Ella CHEN ISR
【衣装】紺
【曲】Here Comes the River
【構成】3T(fall), 3F+2T, 3Lze+1Eu+2S, 2A<+2T, FSSp3, 3F<, 2A, 3S, FCCoSp4, ChSq1(+1.00), CCoSp3
【感想】冒頭の転倒の他は大きなミス無くまとめた。演技全体もよく洗練されている
【得点】技術点46.34、演技構成点51.59、減点1.00、フリー得点96.93、SPとの合計150.07
【余談】CHENと言うからアジア系の顔を想像してたら、どう見ても西洋の顔だった(^^;
・Maria Eliise KALJUVERE EST
【衣装】水色
【曲】Shadow Line
【構成】2A+3T, 3F+2T, 3Lz!+1Eu+2F, 3Lo, CCoSp4, 3F, 3Lze, ChSq1(+0.71), 2A, FCCoSp3, LSp4
【感想】苦手と思われるLz含めほぼノーミス。演技全体も非常にスムーズで、よく洗練されている
【得点】技術点60.79、演技構成点54.47、減点0.00、フリー得点115.26、SPとの合計169.32
・Clare SEO USA
【衣装】水色・青
【曲】Four Seasons
【構成】3Lz+3T<(fall), 2A, 3F!, 3S, FCSp4, ChSq1(+1.36), 3F+2A<+2T+SEQ, 3Lz+2T, FCCoSp4V, 3Loq, CCoSp4
【感想】冒頭転倒もきっちり立て直す。さすがは世界ジュニア6位の実力者。曲と調和し演技全体にメリハリ
【得点】技術点58.08、演技構成点57.03、減点1.00、フリー得点114.11、SPとの合計168.34
【余談】冬第1楽章〜冬第2楽章〜夏第3楽章の順(笑)。いや終盤も冬にしてくれ(笑)
・Nella PELKONEN FIN
【衣装】ワインレッド
【曲】The Dressmaker
【構成】3Lz+2A+SEQ, 2A+1Eu+2S, 3Lo, 3F, SSp3, FCSp4, 3T<(fall), 1Lz, 3S<(fall), ChSq1(+0.57), CCoSp3
【感想】後半ジャンプミス続く。そこから動き硬くなった。スタミナとメンタルが向上すれば
【得点】技術点45.39、演技構成点52.17、減点2.00、フリー得点95.56、SPとの合計153.98
・Yujae KIM KOR
【衣装】スカーレット
【曲】AIDA
【構成】3Aq, 3Lz+3T, 3F!<, 2A+3T+2A+SEQ, FCCoSp4, 3Lzq+2T, 3Lo, 3S, LSp4, ChSq1(+1.50), CCoSp4
【感想】冒頭3A決めて流れに乗る。終始スピード感キープ。演技全体の質もかなり高い
【得点】技術点66.71、演技構成点58.09、減点0.00、フリー得点124.80、SPとの合計185.67
・吉田 陽菜 ヨシダ ハナ 木下アカデミー
【衣装】白
【曲】惑星〜Princess Leia’s theme
【構成】3A(shaky), 2A+3T, 3Lo, CCoSp4, SSp4, 3F!, 3Lzq+3T, FCCoSp4, 3Lz, ChSq1(+1.93), 3S+2A+2T+SEQ
【感想】冒頭の他はきっちり揃えてきた。スピード感はかなりのもの。リンク全体を使えている。演技全体の完成度も高い
【得点】技術点73.07、演技構成点63.89、減点0.00、フリー得点136.96、SPとの合計203.52
・柴山 歩 シバヤマ アユミ 木下アカデミー
【衣装】スカーレット
【曲】Turandot
【構成】2A, 3Lz, FSSp3, 3Lo, 3S, ChSq1(+1.21), 3Lz+3T, CCoSp4, 1A, 3F+3T, LSp4
【感想】ミスは確かにあった。しかし演技全体は非常によかった。JGPSデビュー戦としては立派。ただ、そのミスがよほど悔しかったか…?
【得点】技術点61.51、演技構成点59.79、減点0.00、フリー得点121.30、SPとの合計188.39
【補足】キスクラではずっと泣いていた(>_<)
と言うわけで、日本ワンツーであります。はなちゃんはもちろん、歩ちゃんについても、いいスタートが切れたと断言しておきます。上述の通りデビュー戦としては立派なもの。それでも泣きじゃくってたのは、もっとできる自信があったからか。ならばこの経験は必ず成長につながるでしょう。
フリーのワンツーは3Aトライの2人(つまりはなちゃんとユジェちゃん)。それにしてはえらい差がついたように見えますが、これは他のジャンプの構成の差。やはり3連続を後半(それどころか最後)に持ってこれるのは大きい。
はなちゃんについてはPCSがちゃんと評価されたのも大きかった。昨シーズンまではいい演技でもなかなかPCSが出ず、全日本ジュニアなんか会場でブーイングやりそうになったほどです(やめなさい)。
今シーズンはオリンピックの後なので、かなりルールが改定されてます。要点をいくつか。
1. PCSの評価要素が3つに。
5つから3つに減りました。重複していた項目を統合したとのことですが、個人的には4つにできなかったかなと。3つだと係数が中途半端になります。
2. 側転ブーム?(笑)
スピンのレベル獲得の十分条件の1つに、難しい出方というのが加わりました。その結果、スピンの出口で側転する選手が何人か(笑)。演技中の側転なんて過去には梨花ちゃんでしか見たことがありません(それもステップの中ででした)。タノジャンプみたいに定番になるかも知れません(笑)。
3. ジュニアフリーはStSqからChSqに。
これで演技の自由度が高まったように思います。実際各選手とも思い思いの振付でやってました。ただ、個人的には、GOEをいちいちチェックしないといけないので、その点はやや大変(笑)。
4. シークエンス=コンビネーション。
この中ではこれが最大のポイントでしょう。以前はシークエンスは0.8倍でした。この変更でどちらでもそのまま足し算になる。そのためこれまでにはなかった組合せのシークエンスがいくつも見られました。これも演技の自由度を高めることにつながると思います。
今夜はアイスダンスフリー。ただしリアルタイム観戦は第2グループから。
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