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2022年08月25日23:25

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夏の北海道遠征一日目 山線の旅

10連勤を終えて、今朝も4時起き。
地下鉄がまだ動いていないから、歩いて京都駅へと向かう。
何時もの三ノ宮への出勤と同じ。
違うのは、京都から乗車する交通機関。
フレスコで朝食等を買い、新町を下がる。
5時20分、京都駅八条口バス乗場に到着。
既に5時30分発の関西空港第2ターミナル行き高速バスが停車していた。
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4A席に着席する。

私は鉄の端くれだから、基本、移動には鉄道を利用したい。
しかし、関西空港第2ターミナル8時15分発の便だと、京都から鉄道での移動はかなりタイトだ。
「はるか1号」に乗車して関西空港着が7時10分。
しかも関西空港駅から更に第2ターミナルまでバスで移動しなければならない。
出発の20分前までに登場口に行かないとならない事を考えると、余裕が無い。
バスだと直接、第2ターミナルへ行ってくれるし、到着も7時6分。
余裕綽々である。
料金は「はるか」2900円でバスは2600円だから大差は無い。
定刻にバスに乗車。
九条、十条を経て阪神高速、第二京阪に入る。
乗車率は5割弱ほどで、何故か殆どがAB側の座席に座っていた。
近畿道に入り東大阪を走っている辺りで爆睡。
目が醒めたらりんくうタウンを過ぎ、関西空港への橋を渡っている所だった。

第1ターミナルを経て7時、第2ターミナルに到着。
ダイヤより6分の早着。
受付も空いており手荷物検査も待つ事もなくスムーズに終わる。
7時10分には全ての手続きが完了した。
こんなにスムーズに済むなら「はるか1号」で来ても良かったなと後悔した。

やる事も無いから、搭乗口付近の待合室で座席に腰掛けてのんびりしている。
隣の、正方形のソファーで奇声を上げ暴れているガキどもがいる。
親もいるが我関せず。
猿山の猿よりも質が悪い。
ソファーはトランポリンでもプロレスのリングでも器械体操の道具でも無い。
ソファーから転落して骨でも折れば良いのだ。

7時55分、搭乗のアナウンスがある。
Peach MM103便に搭乗する。
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窓側で予約したのに20C席。
通路側だった。
3列ある座席に乗客は私一人。
何か納得いかない。
乗客は4割程である。
8時19分、タキシングを始める。
8時24分速度が上がり体がシートに押し付けられる。
そして体が浮上がった感覚が襲い離陸した。
今日は余り天気も良く無く、雲海の上を飛んでいる。
時折、体が押し付けられる様な、或いは浮遊する様な感覚があり、どうにも気持ちが悪い。
特にする事も無いから機内誌を見てみたらアニメ聖地巡礼の特集があった。
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「スーパーカブ」「宇崎ちゃん」「のんのんびより」が紹介されていた。
この様な記事が機内誌に紹介されるとは、時代も変わった物だ。
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あと15分程でシートベルトを、と云う機内アナウンスで目が醒めた。
9時半を回った所。
窓から、恐らく函館と思われる町が見えた。
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9時48分、シートベルト着用の案内が入る。
遠くに富士山の様な円錐形の山が見えた。
恐らく、羊蹄山だろう。
そして10時4分物凄い振動がして急制動が掛かる。
無事に着陸し10時15分、新千歳空港の駐機場に到着した。
1995年、2019年に続きその年のうちに九州、四国、北海道にやって来た。
そして、2020年以来2年振り8回目の北海道である。
ターミナルビルまではバスで移動する。

新千歳空港駅で青春18きっぷを購入する。
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構内に、トロッコ列車のアニメが流れていた。
https://twitter.com/sylvian3/status/1562616092266151938?t=RZdSu622xT1iqu1ZjhEBWQ&s=19
白樺の林を抜けるうさぎさんが可愛い。
新千歳空港のお土産屋等を巡り11時30分発の小樽行き快速「エアポート115号」に乗車する。
車輛は転換クロスシートの721系。
今まで何度となく北海道で乗り鉄しているが、青春18きっぷでの乗り鉄は初めてである。
僅か一駅、南千歳で下車。
11時42分発苫小牧行きに乗り換える。
733系の3輛編成。
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ロングシートだと車窓が見辛いから、立って流れ行く景色を眺める。
牧場の様な、なだらかな大地が拡がっている。
沼ノ端に近付くと、家が増えて来る。
滝川からやって来た室蘭本線と合流して沼ノ端に到着。
沼ノ端を過ぎると日高本線が迫って来る。
草に埋もれた側線が広がり、苫小牧貨物駅を過ぎ12時3分、苫小牧に到着。

12時34分発の室蘭行きは、H100形気動車の単行。
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キハ40の置き換えを目的に2020年に導入された電気式気動車で、愛称は「DECMO(デクモ)」
JR東日本のGV-E400系の北海道版と行った車輛。
苫小牧の町を走り糸井を過ぎると、海が見えて来る。
左側には樽前山が見える。
錦岡を過ぎると、段々と家がなくなり荒涼とした海岸と国道が着いてくる。
また、家やらが増えて賑わって来たら白老。
いつの間にか海からも離れている。
白老の町を抜けて、日本製紙などの工場が建ち並ぶ北吉原を過ぎると一気に家などがなくなり、寂しい風景が広がる。
敷生川を渡る。
そして、仕事関係の電話が幾つか来る。
漁港の脇を走り登別に到着。
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云わずと知れた登別温泉の玄関駅。
9分停車し、特急「北斗」と交換し、追い抜かれる。

側線が並び、東室蘭着いた。
13時49分着で、次の長万部行きは13時56分。
既に停車しており、跨線橋を駆け上がる。
車輛は、同じくH100形の単行。
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既にボックス席は埋まっていたからロングシートに座る。
東室蘭を出てると、室蘭へ向かう支線が別れて行く。
巨大な鉄工所の中を走って室蘭の町から離れて行く。
遠くに白鳥大橋が見える。
室蘭の町を抜け黄金まで来たら、海の際を走る。
ここから森まで、内浦湾に沿って走って行く。
ギラギラとした太陽が、水面をキラキラと照らしている。
実に穏やかな波だ。
JR北海道で一番海に近い駅、北舟岡に到着。
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4分停車で「北斗」と交換。
ここから漸く、ボックス席に座れた。
伊達紋別を過ぎると、有珠山が見えて来る。
何となくぼうっと車窓を眺めている。
天気は良く日の当たる座席は暑い。
乗り鉄よりも、撮り鉄をしたくなる。
礼文を過ぎると山の中へと入って行く。
そしてトンネルとトンネルの合間に、秘境駅として有名な小幌に停車。
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かなりの下車があった。
小幌を抜けて山を下ると長万部が近付いて来る。
遠くに、今噂の水柱が見えた。
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そして15時23分、長万部に到着。
駅前に出て「もりそば」で有名な合田に行ったら臨時休業。
見た感じどうやらかなり長期間休んでいる様だ。
続けてかにめし本舗かなやへ行く。
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此方は空いており、かにめしを購入。
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何と自販機でも冷凍のかにめしを販売していた。
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駅に戻り誰もいないホームで列車を待つ。
15時47分発の函館行き「北斗」を撮り鉄。
引退間近のキハ281系だった。
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16時20分頃、倶知安経由の小樽行きが単行で入って来た。
車輛はまた、H100形の単行。
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座席を取り、16時28分発の札幌行き「北斗」を撮り鉄する。
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そして、長万部駅からも巨大水柱が見える。
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16時38分、倶知安経由の小樽行きが発車しる。
函館本線の長万部から小樽までの区間は通称「山線」と呼ばれ函館-札幌を結ぶメインルートから外れている。
かつては函館から札幌など道内各地を結ぶ大動脈であったのだが、沿線が拓けていないのと、勾配が嫌われ室蘭本線・千歳線ルートにその座を譲ってしまった。
国鉄最後のダイヤ改正で山線経由の特急「北海」、急行「ニセコ」が廃止となり優等列車も消えた。今は数を減らした普通列車のみが地域輸送を行っている。
そして、北海道新幹線が札幌まで開業した折には、廃線になる事が決まっている。
山線は、2019年06月18日に乗車して以来。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1971943796&owner_id=5677348
3年振り3度目の乗車。

山線に入ると、文字通り勾配がきつくなり山の中へと入って行く。
呑み鉄は無しで、長万部駅かなや「かにめし」を頂く。
https://twitter.com/sylvian3/status/1562712042192060416?t=fwjaMPMdauqy0_MvNhCRAQ&s=19
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漸く拓けて来たと思ったら、黒松内。
地元民らしき下車が結構あった。
熱郛を過ぎ、深い山の中を走る。
駅間が長い。
うんざりする程、山の中を走り漸く土地が拓けた。
山あいに畑が広がっている。
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目名に停車。
軽く山を越えて蘭越。
地元、蘭越高校の生徒が何人か乗車して来る。
長万部行きと交換。
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蘭越からまた山に入る。
尻別川に沿って走る。
昆布が近付いて来ると、羊蹄山が見えて来る。
路線が曲がりくねっているから、羊蹄山が右へ左へ移動する。
なかなか、車内からはシャッターチャンスが無い。
昆布を過ぎ左側に羊蹄山。
そして右側に、雲が掛かっているがニセコアンヌプリが見える。
そして、ニセコに到着。
多少の乗り降りがある。
尻別川に沿って山を走る。
比羅夫が近付くと「比羅夫駅は交通機関がなくどこにも行けないので降りずに次の駅まで行って下さい」と云う案内が入る。
比羅夫の駅舎は、「駅の宿ひらふ」となっており宿泊ができるだけでなく、バーベキューもできる。
ちょうど駅のホームでバーベキューをしているグループがあった。

尻別川と別れ、町の中に入って行くと倶知安。
10分程停車をするから駅前まで出るのだが、構内の変わり様には驚いた。
駅舎に隣接してあった、かつてホームが閉鎖されて駅舎から随分離れた場所に仮のホームが出来ていた。
そのホームに、長万部方面が行き止まりになっている番線に倶知安停まりの列車が。
長万部方面にも行けるホームに、我が小樽行きが停車している。
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かつてのホームは、北海道新幹線のホームが出来るのだろう。
倶知安から私の座っていたボックスシートに赤ちゃん連れのファミリーが乗車して来た。
旦那さんが外国人で奥さんは日本人で、赤ちゃんが人見知りしないのか私の方に目をやる。
だから私も赤ちゃんが喜ぶ様な事を、手や指を使ってあやしてみた。
奥さんが、「良い人で良かった」と話掛けて来られたから、色々と話をした。
新千歳空港から18きっぷで、と話をしたら、奥さんも「昔は18きっぷであちこち行った」との事。
赤ちゃんは大人しく、旦那さんからバナナを貰って食べていた。
小沢に到着すると、西の空が真っ赤に染まっていた。
何とも美しい夕焼けに、見入ってしまう。
此方のファミリーは東京から来られて、奥さんの実家が札幌なのだとか。
昨日から山登りで倶知安方面に来られており、比羅夫に泊まったとか。
羨ましい限りである。
然別で列車交換の為、14分程停車。
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真夜中の様な真っ暗闇の駅に乗り鉄が何人か降りて撮影していた。
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倶知安行きキハ201系が到着して、発車。
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段々と山を下って行く。
小沢を過ぎ、大都会の様にきらびやかな町に入ったと思ったら余市。
「昨日、余市で降りようかと思ってたけど雨だったし早くニセコに行きたかったから降りなかった」と奥さんが云う。
私も「一度、余市のニッカウィスキーに行ってみたいんですが、小樽から列車が激減するのでなかなか行けない」と答える。
余市でも乗車と下車があり、塩谷の辺りで海が見えた気がした。
「朝里の辺りも海が綺麗ですよ」と云われたから「私もあの辺りの景色が好きで、この旅行の最終日に、今度は昼間に乗る予定をしてます」と云う。
そして19時50分、小樽着。
「次は快速でなく普通に乗る」と云うと、「流石18きっぷトラベラーですね」と云われた。
「桑園で降りようと思うんですよ」
「札沼線ですか?」
「いえ、桑園の駅前にスーパー銭湯があるので、そこでゆっくり疲れを癒そうと思いまして」
「確かに、ありましたね」
そんな会話をしながら小樽で下車。
一度改札を出るファミリーと別れて
「今日は有難う御座いました、道中お気をつけて」と頭を下げて乗り換えホームへと急ぐ。

19時57分発、新千歳空港行きの721系に乗車。
小樽の町を抜けて石狩湾沿いに出る。
朝里にも停車したが、海の気配は解らなかった。
20時39分着の桑園で下車。
駅前すぐの天然温泉「北のたまゆら 桑園」へ。
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のんびりと温泉に浸かり体を癒す。
そして桑園発22時10分の札幌行きに乗車。
本日最後の列車は733系。
札幌で下車し、快活CLUB札幌駅南口へ。
フラットシートが全て一杯だったからリクライニングシートの29室へチェックイン。
そう云えば今日は、乗り鉄では珍しくノンアルコールだった。


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