まなにゃーデックスさんが「お花見行きたいんだよ」と云うが、この辺りはもう散り始めており遅いから、遠征する事にした。
幸いと云うか、昨日今日と国鉄色「やくも」撮り鉄ツアーに使う予定だった18きっぷが2回分、余っている。
なので、前々から行きたかった日本三大桜の一つ、根尾谷の淡墨桜を観桜に行く事にした。
6時39分の地下鉄で烏丸を出る。
京都でJRに乗り換え、6時56分発の快速米原行きに乗車。
流石は18きっぷシーズン最後の日曜、かなり混雑している。
米原には8時6分の到着。
次の新快速は向かいのホームに停車するから、跨線橋を渡らなくても良い。
8時25分、新快速豊橋行きが発車。
頭に雪を残した伊吹山を眺めて、関ヶ原を越える。
8時56分、大垣に到着。
5番線に到着してくれなかったから、跨線橋を渡り樽見鉄道ホームへと急ぐ。
既に9時11分の樽見鉄道樽見行きは入線していた。
樽見鉄道は1984年、国鉄樽見線から第三セクター樽見鉄道へ移管された路線。
なので、ホームはJRと共通になっており、ホームの途中に樽見鉄道の改札口がある。
ホームに警察官が二人、警備に来ている。
一日乗車券を買い、車内に入るが既に満席で立ち客もいてる有様。
仕方が無いので2輛編成の先頭、ハイモ295-617の運転台横に立つ。
乗車券買う人が並んでいるから、11分の発車が5分程遅れる。
樽見鉄道に乗車するのは今回が始めて。
今まで乗車する機会もなく、また割と長い路線で、しかも行き止まり路線だから乗り鉄的にはなかなか乗り潰ししにくい路線でもあった。
東大垣を過ぎ東海道本線から左へと離れて行く。
揖斐川を渡り北へと進路を向ける。
濃尾平野を淡々と走る。
十九条で撮り鉄が一人、撮影していた。
北方真桑で大垣行きと交換。
次がモレラ岐阜で、大型商業施設「モレラ岐阜」濃尾最寄り駅だから、結構な下車がある。
そして、濃尾平野の田園風景の中を走る。
本社のある本巣で、交換。
広い構内に側線が引かれ保線車輛が停車している。
勿論、気動車が停車する車庫も併設されている。
本巣を発車すると、住友大阪セメント岐阜工場の専用線の跡が延びていた。
セメント輸送の貨物列車は、残念ながら2006年に廃されている。
そして、ラッシュ時に運行されていた客車列車も同時に廃止になってしまった。
織部を過ぎると濃尾平野が尽きてトンネルへと入る。
ここから、揖斐川の支流、根尾川の渓谷に沿って走る。
風光明媚な景色が過ぎて行く。
そして、桜並木が駅を包み込む谷汲口に到着。
構内に桜が咲き乱れ、お花見をしたり、桜を背景に列車の写真を撮ったり、賑わっている。 ラッシュ時の輸送に活躍したオハフ502(旧 国鉄オハフ33形)客車が展示されていた。
また、谷汲口は西国三十三所第33番札所、谷汲山華厳寺の最寄り駅。
満願結願の寺として有名だから、少し下車がある。
ただし、華厳寺まではバスの便も少なく、山道を5キロ程行かねばならない。
谷汲口の次が、神海。
国鉄樽見線は終点だった駅である。
ここから先、樽見までの区間は1989年に延伸開業した。
赤字で第三セクター化された路線で、延伸された路線は少ない。
秋田内陸縦貫鉄道と、阿武隈急行と、愛知環状鉄道と、この樽見鉄道と、他にあっただろうか?
ここでも交換する。
神海からは新線だから、路線の規格があがり横揺れが少なくなる。
立っていても足への負担が減る。
そして、蛇行する根尾川の渓谷をトンネルで真っ直ぐ突っ切る。
トンネルを抜けて根尾川を渡り渓谷を眺める。
時折、列車が徐行する。
日当で、トンネルの上から撮り鉄が砲列を引いていた。
そして、大垣を出てから約一時間。
10時11分、終着の樽見に到着。
駅を降りて、根尾川を渡る。
車が大渋滞をしている。
樽見鉄道に乗っていた時、何処だったかかなり前から車が詰まっているのが見えたから、物凄い大渋滞である。
私の様ないらちな人間には耐えられないだろう。
そんな渋滞を横目に坂を上がる。
土産物屋や的屋のテントが並ぶ。
そして、駅から15分程で漸く根尾谷の淡墨桜に到着。
樹齢1500余年を誇る孤高の桜。
継体天皇お手植えの桜と伝わる。
薄いピンクのつぼみが、満開になれば白に、そして散り際には淡い墨色になることから淡墨桜と云われる。
今は満開を過ぎて散り際ではあるが、成程確かに淡い墨色の花が舞っている。
淡墨桜の古木を、ぐるりと回ってみる。
そして、淡墨桜の真後ろにある淡墨観音堂へお詣り。
この時期だけ授与される、淡墨観音堂・淡墨弘法堂の御朱印を頂く。
そして、再び淡墨桜の周りを歩く。
11時前に淡墨桜を離脱。
お土産屋を覗いたりして、淡墨橋へと降りる。
11時17分に淡墨橋臨時バス停を出る、うすずみ温泉シャトルバスに乗車。
根尾西谷川に沿って10分程走ると、うすずみ温泉四季彩館に到着した。
実は、大垣駅で一日乗車券を購入した時に、うすずみ温泉の入浴券付きの物を購入しておいた。
11時半だし、先に昼食を取る。
うすずみ温泉四季彩館「花霞」へ。
混んでいたが、直ぐに案内された。
私は名物の「岩魚の親子丼」を。
まなにゃーさんは、岐阜の郷土料理「鶏ちゃん焼き定食」を注文。
更に、根尾川で育った渓流の王様岩魚の塩焼きも付ける。
あと、熱燗も。
岩魚の親子丼は、何と云うか、具の岩魚とその子が鮒の子造りの様な感じ。
尤も、鮒の子よりもかなり大きいから食感は大分と違うが。
なかなかの美味。
更に岩魚の塩焼き。
これは岩魚を最高に旨く食べる食べ方だ。
骨酒にしても頂きたかった。
食休みして、12時35分頃に、温泉へ。
うすずみ温泉は、伊勢湾の太古の海水が源になったと云われるナトリウム塩化物泉。
なので少し塩気があり、肌がすべすべして来る。
露天風呂には、弥次喜多乃湯と云う一人用の大きな桶に、中心の釜から温泉が注がれるものごあった。
日除けの屋根があり、風が抜けて心地良く、目の前には満開の八重桜。
この世の極楽とはまさにこの事。
余りに気持ちが良かったので、小一時間も温泉に浸かっていた。
温泉から上がったら、コーヒー牛乳か、フルーツ牛乳か。
どちらか呑まねばならない。
なので、コーヒー牛乳を頂く。
お土産コーナーを眺めて、13時50分発のうすずみ温泉シャトルバスに乗車。
樽見14時16分発の快速大垣行きに間に合う時間であったが、長蛇の列。
とても座れないと思い、見送る。
次の15時3分発の大垣行きを待つ。
快速が発車して、直に次の列車を待つ列が長くなる。
15時前に、折り返しの列車が2輛編成で到着。
しかし、1輛を切り離して留置線へ。
そして、大垣行きになったハイモ395-315「プラレール列車」に乗車。
ロングシートの車で、右側のカーテンは全て閉まっている。
目の前には大量の乗客で、外も見えない。
折り返しなどの都合で、5分程遅れて発車する。
ロングシートで外も見えない状態だと、流石の私も長時間乗っているのは辛い。
根尾谷断層で有名な水鳥で、ちょっと下車。
その後もちょくちょく下車して、目の前が多少空いて来た。
華厳寺の最寄り駅、谷汲口で結構な乗車があり、また通路まで人で一杯になる。
織部で少し降りてちょっと空くなどを繰り返す。
本巣で交換したのは解ったが、ろくに車窓も楽しめず16時12分、6分程遅れて大垣に到着。
次の列車は16時36分の快速米原行き。
時間があるから大垣駅のお土産コーナーを覗いてみる。
米原行きの先頭で、何とか座席に座れた。
18きっぷシーズンは、大垣から米原を結ぶ列車は割と混む。
夕日に照らされて眩しい関ヶ原を越えて滋賀県へと帰って来た。
伊吹山を眺めて、米原に到着。
17時17分発の新快速播州赤穂行きに乗車。
長浜から来た編成を連結して、定時発車。
京都から地下鉄で四条に向かう。
18時半過ぎ、臨都閣下と合流。
サイゼリヤにて一盞。
噂の、ラムのランプステーキを頂いた。
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