2年くらい前に、ヤマト運輸で宅急便配送用のトラックにドイツのスタートアップ企業「ストリートスクーター」社製の電気自動車を導入すると話題になりました。
トラックを同社と共同開発し、まず500台を先行導入し、その後数年で市街地の宅配トラックの大部分をそれに置き換えるというかなり意欲的な発表だったのですが、その後は件のEVトラック自体をあまり見かけることがなく、見かけても営業所の片隅に放置状態のものばかりでした。
一体何が起きているのかと思ったら、導入すると発表した直後の2020年3月頃にストリートスクーター社から製造中止と会社の売却が発表されて大量導入計画は頓挫したそうで、しかも現場からも故障が多いとか、ボンネット型だから荷室が小さいとか、小型だけど幅が広すぎるので小回りが利かないなど、評判はイマイチだったようですね。
これだと下手したら未使用のまま大部分が廃棄されてしまうのではと思っていたら、先日はうちの近くで初めて走っているのを見かけるも、このときはナンバーの地名から配送中ではなく回送だったようですが、一昨日の夜に実家のそばで初めて稼働中のEVトラックを目撃しました。
実家の近くにあるその営業所も、やはりEVトラックが配備されるも長いこと駐車場の隅に並べて放置されている状態だったのですが、一昨日にそこを通ったときに駐車中のEVはなく、もう1台が積み込み作業中だったので、ようやく動き始めたのか仕方なく使っているのかは分かりませんが、何とか稼働してはいるようですね。
この手の新技術はどうしても最初にコケることが多く、以前に日産の初代リーフのEVタクシーが鳴り物入りで登場するも、航続距離や耐久性に難があって短期間で撤退してしまったということがありました。ストリートスクーターのトラックも、こういう技術面での課題に加えてメーカーが売却されたことによるアフターサービス面での不安などから短命に終わる可能性が高そうです。
リーフもその後のモデルチェンジで品質は改善されたようで、新型になってから再びタクシーで使われているのを見かけるようになったので、こうしたEVトラックも技術面での改善が進み、今後導入される車では安定して使えるようになることが期待されます。
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