本日起床、午前9時14分。
今日は外仕事なし。原稿関連仕事は高二用模試の入稿原稿を完成させ事務局棟へ持参。
職場の教材系事務局の人々を見ていると、同じ教科の担当を長く続ける人がいたり、異動で他教科または他部署(教務とか校舎とか)に移る人がいたりして、われわれとは異なって宮仕えとはなかなかたいへんなものだと思う。そんななかで、同じ教科や科目に長く携わる人は、たとえばオレにかかわるところで言えば古文だが、その科目の能力に長けていくのではないかとも思われる。
日々校正やらなんやらで、解説原稿も含めて古文ばかり読んでいれば、ぜったい古文が読めるようになっているはずだと思う。自分の知っている事務局の担当者でも、優に十年を超える人もいる。少なくとも受験生よりは古文の試験で良い点数が取れるだろう。
さて、今日、ある教材の作成について、教材系事務局のマーさんとちょっと雑談した。マーさんは、国語の教材担当になって三年くらいだろうか。でも、三年もいれば、古文のあんな作品やこんな作品について熟知するころだろう。
で、オレが、ある教材について「日記・随筆系の素材を使いたいのだけれど、プロジェクトメンバーからはそっち系の素材があがってきているかな?」と尋ねると、マーさんは「二三あります」と言うので、「たとえばどんな作品?」と問うと、マーさんは「『とんぼ日記』とか……」と言った。
『とんぼ日記』!?……はて、江戸時代のマイナーな作品にでも、そんなものがあるのかな?と思ったが、数秒考えて、それってもしかして『蜻蛉日記』のことじゃないのかと思って、出された素材コピーを見せてもらうと、はたして『蜻蛉日記』だった。国語科に三年もいたら、どっかのプロジェクトで一度くらい、いや二三度は『蜻蛉日記』を目にしているはずだろうになあと思って、ちょっとおかしかった。
ちなみに、事務局担当者は、教材である種の作品を使用する場合は、かならずデータベースで過去の使用歴(入試過去問・職場教材・他社教材)を入念にチェックするはずだが、『蜻蛉日記』という作品を目にしてチェックをかける際、マーさんは、いつも「とんぼにっき」と入力して変換ののちチェックしていたのかなと思うと、さらに微笑まれる。
昔、名古屋の基礎強化クラス(最下層)を担当したときに、『更級日記』を「こうきゅうにっき」と読むやつがいて、基礎強化クラスとは、ここから始めねばならんのかと脱力したことをちょっと思い出した。
■三十三年前の本日(1989/2/7/火):SK/「ヤマモト先生にtel.する(14:00〜15:00ころ、Y予備へ)」。
■本日の失敗:葛藤ののち、<王冠>でラーメン食っちまった。やれやれ……。
□本日のウォーミングアップ落語:瀧川鯉昇「武助馬」。
□昨夜のクーリングダウン・チューン:ザ・クロマニヨンズ「縄文BABY」。
★ロケンロ★Love&Peace,Osaka,ひこにゃん.Thank you.
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