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2021年12月31日23:54

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冬の独り旅・水郡線と磐越東線の旅

昨夜は水戸に23時29分に到着。
改札口周辺が、忘年会帰りなのか、それにしては余りにも多い若者達の喧騒で大変やかましい。
まるで無法地帯の駅構内である。
今回、水戸駅前の東横インがコロナの影響で全館休館になってしまった。
なので、ネカフェをチョイスしていたのだが。
その店に行ったら24時で終了、正月明け4日まで休みだと云う。
そんなネカフェがあるものかと驚愕したが、休みでは仕方がない。
それでもう一軒のネカフェ、 オアジ水戸店へ。
ここも安酒でメートルを上げた若者の喧騒が凄まじい。
泥酔して両替機に抱き付く様な形で転倒する馬鹿もいた。
思い切り頭を打ちつけていたが、大丈夫だろうか?
物凄い音がしていたが。
そんなこんなで、フラットタイプの個室39室へ。
ネカフェとも思えぬ喧騒ぶりに果たして寝られるのかと思ったが、存外眠れるものだ。
6時にスマホが鳴り響き起床。
チェックアウトして水戸駅へと向かう。
途中、ファミマでお茶を。
駅構内のNEWDAYSでチーズクロワッサンを買う。
これが朝食。

常磐線のホームに降りると、向かいのホームに水郡線のキハE130系が停車していた。
水郡線の混雑緩和のため、同線で使用されてきたキハ110系気動車の置き換え用に登場した車輛である。
そうこうしているうちに、6時30分発のいわき行きが入線してきた。
E501系の5輛編成である。
この列車をたった一駅、勝田で乗り捨てる。
品川行きの列車が入って来たが、E531系交直流色だったから撮影する。
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そしてひたちなか海浜鉄道の改札口へ。
折角なので一日券を買う。
定価は600円で、勝田から阿字ヶ浦までは570円だから物凄い割引率だ。
6時53分発の阿字ヶ浦行きが停車している。
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ひたちなか海浜鉄道はこれが初乗車。
実は2013年のガルパン聖地巡礼の際にも水戸に泊まり、大洗に行く前にひたちなか海浜鉄道も乗り鉄しようと計画していたのだが、寝坊して叶わなかった。
あれから8年、漸く乗車出来る。
しかしこの気動車、何処かで見た記憶があるのだが、三木鉄道のミキ300形気動車じゃないか。
遠路はるばる播磨の地から茨城へ。
ロマンを感じる。
品川行きと同時発車。
暫く並走していたが、直に此方が左へと曲がって行き、工機前に停車。
夜の気配が消え朝日が昇って来た。
勝田の町中を抜けて田畑が広がり、また住宅地。
ああ、三木鉄道もこんなだったなあと思い出す。
工機前の次は「金上(かねあげ)」と云う。
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金運が上昇しそうな駅名だ。
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那珂湊の手前にバスの車庫があり多数の車輛が並んでいたが、その中にガルパンバスが駐車していた。
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那珂湊では勝田行きと交換。
此方は元JR東海のキハ11であった。
平磯を過ぎると、ちらりと海が見えて来た。
そうして、7時21分に阿字ヶ浦に到着。
6分で折り返すから慌ただしい。
キハ222を奉る「ひたちなか開運鉄道神社」が鎮座している。
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御神体のキハ222は、元は北海道の羽幌炭礦鉄道で同線の廃線に伴いひたちなか海浜鉄道の前身である茨城交通にやって来た。
三木鉄道の比では無い位の、ロマンだ。
2015年に引退し、今年、「ひたちなか開運鉄道神社」が鎮座したのである。

お詣りと撮影を済ませ、御札などを頂きたかったが、那珂湊駅で授与しているそうだ。
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残念ながら途中下車している時間は無い。
酒列磯前神社にも参拝したいし、また、来なければならない。
折り返しの勝田行きに乗車し、元来た線路を戻る。
勝田には7時56分着で59分の水戸行きに乗車。
なかなか慌ただしい。
車輛はE501系、直ぐに水戸に到着した。
次は8時18分発の水郡線常陸太田行き。
キハE1302輛編成で、ステンレス車体に青、赤、黄の原色配置が何とも喧しい。
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水郡線に乗車するのも1999年12月以来。
当時はまだ、キハ110が使用されていた。
先ず常陸太田行きに乗り、そして郡山行きに乗るのも当時と同じプラン。
水戸を出て直ぐに常磐線と別れ関東平野の東端を走る。
常陸青柳で水戸行きと交換。
水戸の郊外と云う雰囲気の中に、田畑が点在し、寒さの為か霜か降りてる。
本当に、郊外のローカル線だ。
下菅谷で水戸行きと交換。
水戸行きは大分と混みあっている様だった。
上菅谷で郡山方面へ行く路線と離れる。
額田と云う駅があり、近鉄奈良線を思い出す。
その額田を過ぎると山深くなって来る。
再び視界が開けたら久慈川を渡る。
そうして、常陸太田に到着。
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何と云うか、面影が無い。
恐らく駅舎など建て替えられているのだろう。
折り返し9時15分発の水戸行きに乗車。
上菅谷で下車して9時40分発の郡山行きを待つ。
キハE130の4輛編成で郡山行きが到着。
かなり混雑しており、最後尾の車輛で何とかボックス席に座れた。
上菅谷を過ぎて、左へと大きく曲がり、常陸太田へ行く路線に別れを告げる。

瓜連では、駅前に大量の古いバス停が集められていた。
コレクションの様には見えなかったから、矢張り廃棄する為に集めているのだろうか?
その手のマニアには興味津々かも知れない。
玉川村で水戸行きと交換、関東平野が尽きかけて段々と山が迫って来る。
野上原を出ると、久慈川が迫って来た。
そして山と川に挟まれ平地が削られて行く。
下小川を過ぎるといよいよ山の中。
久慈川を何度も渡り、トンネルに入りながら高度を上げて行く。
西金には、何故かホキが何輛も止まっていた。
そうしてまた、久慈川を渡り山あいを進んで行く。
袋田では、特に列車交換の案内も無いのにかなり停車している。
結局、案内の無いまま10時43分、10分の遅れで発車した。
次が常陸大子で、後ろ3輛を切り離すと案内が入る。
郡山まで行く先頭車輛は、かなりの混雑で立席になる。
途中では全く案内が無かったから、実に不親切だ。
尤も、上菅谷の時点で大分と混雑していたから、水戸からでなければ座れなかったと思うが。
切り離し作業が終わり10時52分、8分遅れで発車した。

下野宮を過ぎ、茨城県に別れを告げ福島県へと入る。
最初の駅が矢祭山。
駅裏の久慈川に真っ赤な吊り橋が掛かっている。
ちょっとした山のレジャーが楽しめそうな所だ。
東館で水戸行きと交換。
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駅名は「ひがしだて」だが、どうしても「ひがしかん」と読んで仕舞う。
今頃、東京ビッグサイトではコミケが開催されて、ミリタリーの日だから東館は軍人が多数いるかも知れない。
コミケに参戦している戦友諸氏の武運長久を祈念した。

段々と町が拓けて来た。
恐らく、盆地になっているのだろう。
山あいのちょっとした町を抜ける。
この辺りの中心部らしい磐城塙で多少の乗降があった。

中豊で久慈川から離れる
中豊から磐城棚倉の間に棚倉城址があり、城内には「畑俊六終焉の地」の碑があるのだが、車窓から城は確認出来なかった。
磐城棚倉を過ぎ、勾配を上がる。
ただ、そこまで本格的な峠越えでは無く、直ぐに視界が開ける。
そうして、磐城浅川に到着。
この辺りから阿武隈川水系の社川に沿って走る。
里白石を出るとむた勾配がきつくなる。
彼方此方に雪がうっすらと残っている。
冬の弱い日の光りが枯れ草を照らしている。
列車は山あいを曲がりながら勾配を稼ぐ。
磐城石川を過ぎトンネルを抜けると、下り勾配になる。
空もどんよりと鉛色の雲が覆っている。
野木沢を過ぎると、また町の雰囲気が戻って来た。
泉郷でベトナム人が何人か乗って来た。
こんな場所にまでベトナム人が勉強に、仕事に来ているのかと驚く。
その泉郷を過ぎると、阿武隈川が近付いて来る。
谷田川で常陸大子行きと交換。
東北本線、そして東北新幹線が迫って来て東北新本線と並走する。
そうして、安積永盛で東北本線と合流する。
雪が散らついて来た。
12時33分、郡山に到着。

時間があるから、土産物なと漁る。
郡山と云えば、柏屋の薄皮饅頭。
私の中では、日本三大饅頭の一つになっている。
時分時でもあるから、郡山駅福豆屋で駅弁を物色。
「小原庄助べんとう」を購入する。
https://twitter.com/sylvian3/status/1476785546790060032?t=D4_lkuC7jahXpJdbcVeBKw&s=19
フォト
勿論、酒も必要だから、大七の純米生酛と笹の川純米吟醸を購入。
フォト
ホームへ急ぐ。
既に13時26分磐越東線いわき行きのホームには行列が出来ていた。
程なくキハ110の2輛編成が入って来た。
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1999年も、水郡線から磐越東線へと乗り継いだ。
最後に乗車したのは2013年8月。
山形鉄道の、もっちい駅長にお会いさせた後、水戸に抜けるのに郡山から乗車して以来。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1909526878&owner_id=5677348
かなり混みあっていたから、2人ボックス席が取れなかった。
車内が混みあって向かいの席にも客がいるので呑み鉄出来ない。
矢張り、二人ボックス席を取れなかったのが敗因である。

定刻に発車して、東北本線から別れ右へと進路を向ける。
阿武隈川を渡り、勾配を上がって行く。
舞木を出て、段々と家も少なくなり、トンネルを抜ける。
地表にはうっすらと雪が残っている。
もう、かなり山の中である。
阿武隈川の支流、桜川に沿って山を越えるのである。
三春で郡山行きと交換。
何本かトンネルを抜けて、要田でかなり下車する。
前に座っていた若いカップルも下車して、ボックス席を一人で占拠出来たらから呑み鉄を始められる。
フォト
大分と雪が積もって来たから、雪見酒である。
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しかし、それもつかの間。
磐城常葉を過ぎて、大越が近付いて来ると、雪も浅くなった。
神俣で郡山行きと交換。
いよいよ雪がなくなって地肌が見えている。
分水嶺を越え、阿武隈川水系から
夏井川水系へと抜ける。
小野新町の駅前には小野篁館跡があると云う。
小野篁と云えば京都は六道珍皇寺の冥土通いの伝説。
こんな所に繋がりがあるのが、何とも云えない。
川前から夏井川に沿って走る。
渓谷が美しい景観を見せている。
段々と川幅も広がり景色が開ける。
高いビルが見えて来て、常磐線が合流して来て、いわきに到着。

次は15時19分発、原ノ町行きでE531系のセミクロスシート。
15時15分発の仙台行き特急「ひたち13号」に道を譲る。
シューベルト作曲「楽興の時」に送られて「ひたち13号」が、続いて19分発の原ノ町行きが発車。
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四ツ倉から、太平洋が見えて来る。
段々と日が落ちて来る。
Jヴィレッジの駅の造りが凄い。
夜ノ森を過ぎると、常磐線沿線でもうっすらと雪が残り出した。
原ノ町に到着。
16時40分発の仙台行きに乗り換えるが、原ノ町行きが遅れた関係で16時43分の発車。
701系1000番台で、いよいよ仙台圏に入った感がある。
原ノ町を出ると、日も沈んで終い漆黒の闇が襲って来る。
日立木で上野行き特急「ひたち26号」と交換。
しかし「ひたち26号」が遅れている。
4分程遅れて、ヘッドライトで闇夜を切り裂きE657系「ひたち26号」が通過して行った。
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仙台行きも遅れて発車する。
亘理で列車交換。
周りに家も少ないから、深夜の如くである。
岩沼で東北本線と合流。
18時14分、仙台に到着。
土産物なとを見て「立ちそば処 杜」にて年越し蕎麦を頂く。
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そしてTwitterを見ていたが、恐れていた事が現実になった。

12月31日17時48分 配信
北上線:『運転見合わせ』
北上線は、大雪の影響で、横手〜ほっとゆだ駅間の上下線で運転を見合わせています。運転再開見込は立っていません。 #北上線 #Kitakami_Line https://t.co/V9Qtr2j46C

去年に引き続き、今年も運休に巻き込まれた。
予定、どうしてくれようか。
今更、どうしようも無いので、予定通り移動する。
18時54分発の小牛田行きに乗車。
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ハウンド・ドッグの名曲「フォルテシモ」に送られて出発。
車輛は勿論、701系のロングシート。
ロングシートでは呑み鉄も出来ないし、外も真っ暗闇だから、列車に揺られるだけ。
駅に停車した時にホームを見てみるが、かなり雪が積もっている。
小牛田で一ノ関行きに乗り換える。
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701系の2輛編成。
ベトナム人の女の子3人が、ロングシートでお菓子パーティーしている。
更に、ベトナム人の男連中が10人程乗って来た。
日本の電車なのに、日本人の乗客は私一人だ。
清水原で、岩手県に入る。
20時56分、一ノ関に到着。
最後の乗り継ぎ列車は、21時14分発の盛岡行き。
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少し時間があるので、改札を出る。
改札口の前に、ピカチュウがいた。
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盛岡行きは定刻に発車した。
北上で21時53分の発車の予定が北上線の列車が遅れているらしく、到着を待ってからの発車になると案内している。
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北上線の列車は22時15分頃の到着を見込んでいるとの事。
22時15分に盛岡行きも発車。
盛岡には22時45分到着予定だったが、23時7分の到着。
東横イン盛岡駅前の512号室にチェックイン。
さて、明日の予定を如何にするか思案のしどころだ。
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