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2020年12月16日10:00

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ソマリランド の雑感

ソマリア、ケニアと断交 ソマリランド首脳歓待に怒り
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa0e9b789bdf86e771150a823dc46d9bbfd2c2bc

戦後、旧宗主国たちが「ソマリ人の民族国家」として独立させたソマリア。しかしソマリ人のアイデンティティは ソマリ族という大きな括りではなく、そこから枝分かれした氏族の方に重きが置かれていた。地域(引いてはそこに住む氏族)で経済格差が生じるようになると、あっという間に内戦が勃発。どさくさに紛れて地域の独立宣言も繰り返されるようなった。

ソマリランドは、ソマリア国内の自称独立国の古株。社会主義軍事政権が南部のマレハン氏族を優遇したのにブチ切れて、北部のイサック氏族が主導して独立した。

いいかげん独立宣言から30年くらい経っているので、ほぼほぼ独立国なのだけれども、大人の事情から これまでどの国も承認してこなかった…のだけれども、少し前にケニアがソマリランドに大使館を建てることを表明。ソマリランドを承認するかのようなケニアの動きに、ソマリアがブチ切れた という流れ。

ケニアはソマリア南部と国境線を接する隣国。なにかあるたびにソマリアから難民が押し寄せてくるし、ソマリア国内で勢力を拡大させたイスラム過激派が 越境してケニアを攻撃してきたりと散々。ケニア側もブチ切れて、時々越境してソマリアを攻撃したりしているわけで、ソマリアとは仲の良い隣人とは言い難い状況。

そんなケニアが、ソマリランドと接近。実にわかりやすく「遠交近攻」なわけで、ソマリアが警戒するのは当然ではあるだろうと。

そういえば、先日に「エスワティニ(スワジランド)はアフリカで唯一台湾と国交を持つ国」と書いたけれど、あれはあくまで「国際的に承認されている国の中では」という意味だったらしく、今回調べてみたら ソマリランドも台湾と国交?を持っていて、それに対して中国が批判を繰り返していた。

21世紀の絶対王政国家エスワティニに、つい数年前に「レイプは犯罪である」という法案が議会を通ったソマリランド。台湾の友好国はスゴいところばっかりだなと。
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