NHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルの古関裕而とその妻金子(キンコ)が出会う
切っ掛けが中日新聞の前身である名古屋新聞の記事だった可能性が高いと、豊橋市の中央
図書館の岩瀬彰利主幹学芸員(57)が結論付けた。新聞記事に当時の名古屋新聞が掲載さ
れ、見出しには「英国で当選したわが天才作曲家 「竹取の翁」で2等に」とあり、記事に
福島市新町喜多呉服店の長男関勇治(21)は昨年7月イギリスのチョッター楽譜出版業者
の懸賞募集に応じ、「竹取の翁」の作曲を送付した所、この度二等に当籤したとの通知あ
り、同國のビクター蓄音機会社が右楽譜を買収し権利金として金千円、他に「イギリスに
渡って勉遊してはどうか?」との手紙に沿えて旅費として4千円送ってきた。
同人は福島商業学校の出身で目下伊達郡川俣村尋常小学校に勤務中で作曲の天才と言われ
今日まで多数の作曲をしているが、目下作曲中の「千九百三十年の行進曲」は近く完成と
なって、海軍軍楽隊の手で日比谷公園で披露することになっている。後の奥さんとなる
金子さんも豊橋市に住んでおり、この記事が二人を取り持つ切っ掛けとなったかも。
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