実車レースが出来ないからと、所属するプロドライバーにレースシミュレーターでヴァーチャルレースを行わせて、なんとか間を保たせてきたモーターレース業界。しかしインディやF1の再開の流れを受けて、ヴァーチャルレースシーズンもそろそろ終わり。ここ数ヶ月のヴァーチャルレースで起きた事案のメモ。
・実車レースの放送であれば ピー音で消されるはずの(差別表現を伴った)罵倒が、そのまま配信。
・もはやレースで勝てないと見るや、回線ブチ切り。「ゲームなんかどうでもいい」。
・プロゲーマーを替え玉にして入賞。「面白がってくれるかと思った」。
・参加していた他のカテゴリーのドライバーに勝たれるのがムカつくからと、わざとぶつけてダブルリタイア。
・24時間耐久で、12時間以上好位で走り続けたにも関わらず、通信タイムラグでバグってリタイア。
替え玉をやらしたアプトは、フォーミュラEの有力ドライバーだったが、この件で解雇された。スポンサーも付いたPRイベントを いたずらでメチャクチャにしたのだから、当たり前の処分だと思うのだけれども、「たかがゲームで…」とかばう現役ドライバーも少なからずいた。ヴァーチャルイベントに対して、ドライバーと運営での共通認識が出来てなかったのだろうなと思う。この手のイベントは今後も行われるはずで、対策は必要になっていくだろうと。
現役ドライバーのヴァーチャルイベントでのトラブル多発で 株を上げたのはジャック・ビルヌーブ。「ヴァーチャルは所詮ヴァーチャル、実車レースとは違う」と言いながら、ジャック自身は年季の入ったゲーマー。十字キーコントローラーで真面目にヴァーチャルレースを行うその姿は、好感をもって受け取られた。ヴァーチャルとリアルは別物なのだとしても、ともにルールに則ったレースである以上、互いにリスペクトは必要で、ジャックはその辺をわかってる人だよなと思う。
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