・19年 龍角散のセクハラ騒動
低迷していた龍角散を継いだ創業家の若社長が、地方の工場で干されていた改革派の女性研究者を抜擢。その女性研究者が開発した「おくすり飲めたね」の大ヒットにより龍角散は復活。理想的な上司と部下の関係として、ビジネス誌などで大いに持て囃されるようになった…が、酒の席での若社長の女性社員へのセクハラ行為を見咎めた女性研究者は、コネで会社の法務担当になっていた妹に相談。妹が案件として調査を開始すると、「姉妹揃って引き立ててやった恩を忘れたのか」と若社長が激怒。妹は解雇で、姉は再び地方工場へ左遷。妹が会社を訴えたという話。
日記を書いた時点では、若社長の主張する通り「セクハラはでっち上げ」という可能性も考えていたのだけれども、その後の裁判で会社側がロクに書類も提出しなかったり、被害にあったとされる女性派遣社員が 唐突に正社員になったり、セクハラがあったと証言していた社員がクビになったり。まぁそういうことなんだろうと。
まぁこの件そのものは最終的には「幾ばくかのカネ」でケリがつくだろうけれど、こんな風通しの悪さでは、今後は社長に諫言する社員はいないだろうし、今の学生だって積極的に龍角散に入りたがるとは思えない。徐々に効いてくるのではないかなと。
・16年 中国のパチモノテーマパーク開園
上海ディズニーランドのオープンに対抗して、大連万達グループが「虎も群狼には勝てない」と 中国国内にテーマパークを次々とオープンさせる計画を発表。しかし、いざオープンしたテーマパークを見たら、中華クオリティのディズニーのパチモノが闊歩する魔境。「大丈夫なのかこれ」みたいな話。
もちろん全然大丈夫ではなくて、その後にグループ全体が資金難で傾き始めて、日記から2年くらいでテーマパーク事業は売却された。もっとも懲りてなかったみたいで、1年後に再びテーマパーク事業に参入している。
万達は映画館事業も行っているのだけれども、今回のコロナショックで大打撃を食らっている。さすがに縮小・撤退かなと思っていたら、逆に映画館の数を2割増やす計画とかいう謎の決断。「大丈夫なのかこれ」みたいな話。もっとも、新たにフランチャイズ形式を導入するという話なので、単純比較はできないのだけれども。
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