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2020年05月01日07:29

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パレートと聖書の法則

「パレートの『80対20の法則』と聖書の『9対1の法則』」

https://9001.teacup.com/sfk/bbs/21110 (写真入り記事)

イタリヤの経済学者「ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Frederico Damaso Pareto)1848-1923」は、「80対20の法則」を発表しました。

パレートがアリを観察していると、約20%のアリが働いていて、残りの80%のアリは、ただあちこち動き回っているだけでほとんど働いていないことを発見しました。

次に、働いている20%のアリを取り分けてみると、すべてのアリがはじめはよく働いているのに、しばらくすると、80%のアリがうろうろして働かなくなったそうです。

このできごとから「80対20の法則」を見出しました。物事は、全体の20%によって成り立っているということです。

この法則を拡大解釈すると、
「よく着る服の80%は、全体の20%」
「デパートの売上の80%は、20%の顧客によって生み出されている」
「日本の国の80%は、20%の人によって動かされている」
などと解釈でき、興味深いです。

次に、聖書には「9対1の法則」が書かれています。

ある時、10人の「ツァラアト(重い皮膚病)」の患者がイエス・キリストと出会い、その不治の病がいやされた後、戻って来て感謝をした人は1人だけでした。つまり、「9対1の法則」ということができます。

聖書本文を引用します。

「イエスはエルサレムに上られる途中、サマリヤとガリラヤの境を通られた。ある村に入ると、十人のツァラアトに冒された人がイエスに出会った。彼らは遠く離れた所に立って、声を張り上げて、『イエスさま、先生。どうぞあわれんでください』と言った。イエスはこれを見て言われた。『行きなさい。そして自分を祭司に見せなさい。』彼らは行く途中できよめられた。そのうちのひとりは、自分のいやされたことがわかると、大声で神をほめたたえながら引き返して来て、イエスの足もとにひれ伏して感謝した。彼はサマリヤ人であった。そこでイエスは言われた。『十人きよめられたのではないか。九人はどこにいるのか。神をあがめるために戻って来た者は、この外国人のほかには、だれもいないのか。』それからその人に言われた。『立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。』」(ルカ17:11〜19)と書かれています。

英語で「感謝」は「thank」で、「考える」は「think」で、語源が一緒です。

イギリスにある正教会には、「考え、そして、感謝せよ」と書かれています。

哲学者「マルティン・ハイデッカー(Martin Heidegger)1889-1976」は、「考えることは、感謝することである」と言いました。

感謝とは、「ありがたい」という気分になったからすることではなく、与えられた恵みや良いものについて、「考えて」することなのです。

あの日、「贈り物」を受け取った皮膚病患者は10人いました。

9人は、「ありがたい」という気持ちは持っていただろうと思います。しかし、それは気持ちだけで終わってしまいました。

しかし、1人は違いました。「考え、感謝」しました。戻って来て、イエスの足元にひれ伏し、最高の感謝を表しました。

9人は、「皮膚病がいやされた」だけで帰りましたが、1人は、目に見える「皮膚病のいやし」だけではなく、目に見ない「魂のいやし」という贈り物も受け取りました。

「イエスは言われた。『十人きよめられたのではないか。九人はどこにいるのか。神をあがめるために戻って来た者は、この外国人のほかには、だれもいないのか。』それからその人に言われた。『立ち上がって、行きなさい。あなたの信仰が、あなたを直したのです。』」

多くの人が、この9人のように生きているのではないでしょうか。忙しい現実に追い回され、立ち止まって「考え、感謝」することなく、ただ時間だけが過ぎています。

この1人のように、感謝する人生を歩みませんか? 

感謝は、目に見える贈り物だけではなく、目に見えない「幸せ」や「心の豊かさ」という贈り物も共に受け取ることができるのです。

今日も、幸せで、心豊かに生きる一日でありますように。
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