久々アニソンまみれで気分良く、お揚げさんを汁で煮ている。
合間にコーヒーを落としては烏龍茶を啜り、ココアを飲んだり。
穏やかな時間が流れる。
別に私自身は何をアグレッシブに過激な内容を語った訳でもなく、ただ『善意』や『優しさ』といったようなフィルターを外すと、そうなる。
いつも。
明日はまたバゲットでも食べようか、冷凍庫に生ハムが入れてある。
それとも米でも炊いてみようか、雑穀米はお気に入りだ、味噌で充分に美味い。
つらつらと書いていながら垂れ流れるアニソンで時を知る、鍋の火入れを止める時間。
2曲でおよそ10分!。
煙草をチェーンスモークしても、およそ10分!。
そうした時間感覚の私にババアが
「たけぽむちゃん!、火をつかってる時には火の傍を離れないで!!」
って、言われ続けたらもう同居もしたくなくなる。
およそ数十年の昔のこと、『彼女』と居る間、私はずっと救いがたい悪人であり、産まれながらに暴力団員のなり損ないの兆しをその身に持ちあわせていて、その将来を絶望された『父親そっくりな浮気の1つも出来ない情けない甲斐性なし』の、柄も悪くて行儀も悪く言葉遣いは茨城からぽっと出の田舎者であり、
「あんたはね、ただ居るだけで恥ずかしい人間なのよ!」
と怒鳴り付けられていただけのガキだった。
故に、私は、彼女の居ない世界に引っ越しをした。
いつか、私は、彼女を殺害してしまう可能性さえあったからだ。
何故ならば、私には、学習性の無力さや絶望の兆候の見受けられる点はおよそ少なく、黙って苦難に耐えている様に私が他人から見えている時、私は、必ず相手の足下を…、そう彼女の足下を…、見ていた…。
後年、そのどうしようもなく私とそっくりな私の父が私に語ったところによると、
「昔、葬式の後にお父さんに『再婚してくれ!』って泣きついてきた女が居てなぁ」
と困ったような情けなさそうな複雑な表情で…。
彼女が私の父について評した『だらしない』ってのは、『=意気地無し』って意味で、意気地無しって所謂『=男の甲斐性』ってやつで、要するに私の父は…
「あんたのお父さんはだらしない(浮気の1つもしない馬鹿真面目な愛妻家、アタシには見向きもしてくれなかった悔しいーっ)

!」
といつも浮気性の馬鹿女から罵られていた訳だ、陰で…。
(///▽///)お…、お…、『お父さんとソックリ』なのねーっ♪♪♪
そうして今年の誕生日に口喧しい母がプレゼントしてくれた赤いシクラメンは蕾が沢山伸びて来ていて、まだまだ長く楽しめそうだ。
1日か2日に1回は鉢ごと水をはったバケツにドブン…ッと沈めてたっぷり吸水させている。
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