まなにゃーさんが、前々から「吉野のに行ってみたい」と云うから、天気も良いし出掛けてみた。
四条発7時8分の地下鉄で京都駅へ向かう。
地下鉄の京都駅から近鉄の京都駅まではかなり歩く。
竹田で乗り換える方が楽ではある。
京都7時40分の京橿特急、橿原神宮前行きに乗車。
車輛は22000系、4号車の9AB席。
車内はがら空きである。
近鉄で、京都から特急に乗車するのは初めてである。
普段見慣れた車窓も、特急のリクライニングシートから眺めると、変わって見える。
丹波橋で、かなりの乗車がある。
恐らく、地下鉄で竹田経由で丹波橋まで。
或いは京阪沿線からの乗客であろう。
乗車率は6割程度になった。
大和西大寺を過ぎて、大和八木に到着。
それなりに下車し8時32分、橿原神宮前に到着。
橿原神宮前では吉野行きの特急と接続している。
ホームを移動し、8時46分の吉野特急に乗車。
車輛は16010系で、簡易リクライニングシート。
古さは否めない。
橿原神宮前を出て、勾配に挑む。
飛鳥から先は、初めて乗車する区間である。
吉野口で、16000系の特急と交換。
霧が出て、いよいよ勾配がきつくなって行く。
下市口から、吉野川に沿って勾配を上がる。
大和上市を過ぎ、吉野川を渡ると吉野神宮。
そして、最後の勾配に挑み、9時26分に吉野着。
駅前からロープウェイに乗車するが、結構な列をなしていた。
超満席のロープウェイで吉野山へ昇る。
吉野山からのバスも長蛇の列だったから、歩いて移動する。
黒門を過ぎて、暫く歩くと金峰山寺仁王門が見えてきた。
国宝の仁王門は、残念ながら修理中である。
金峰山寺は、金峰山修験本宗(修験道)の本山で、本尊は蔵王権現。
開基は役小角と伝わる。
仁王門を通り、蔵王堂へ。
ここに、金峯山寺および大峯山寺の本尊である蔵王権現が祭られている。
この、蔵王権現は仏教の仏とも神道の神ともつかない、独特の尊格である。
金峯山寺の本尊は3体の蔵王権現で、特別拝観を行っていた。
蔵王権現の前に、障子で区切った簡易の個室みたいなスペースで、拝観する事が出来た。
蔵王堂をぐるりと周り、まなにゃーさんがおみくじを引く。
今回もまた、大吉であった。
蔵王堂を出て、吉水神社へと向かう。
吉水神社は南朝皇居。
後醍醐天皇、源義経、静御前、豊臣秀吉ゆかりの地である。
もとは金峯山寺の僧坊・吉水院であったが、明治新政府の愚行である、神仏分離により、神社となった。
書院は、初期書院造りの傑作で重要文化財に指定されている。
源義経一行が源頼朝に追われ、静御前と隠れ住み、そして別れの地となった。
「義経千本桜」の舞台の一つである。
また、吉野と云えば南朝。
花山院を出て、吉野で南朝を開いた後醍醐天皇は吉水院を皇居とされた。
その、後醍醐天皇の玉座が現存している。
。
そして、豊臣秀吉が吉野で開催した花見の際に、吉水院を本陣とした。
歴史に彩られた所である。
書院には、それら所縁の品々が展示されていた。
吉水神社を出て、軽く昼食。
まなにゃーさんが、名物の柿の葉寿司と葛うどんを食べたいと云うので「春風堂」なる店に入った。谷から張り出した様な眺めの良い店で、鮎を焼いたりして、何となく祖谷を思い出した。
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私は、冷しの葛うどんセットを。
まなにゃーさんは、暖かい葛うどんセットを注文した。
暖かい葛うどんは、出汁も葛で綴じてあり、私もそっちにすれば良かったと少し後悔した。
昼食後、吉野水分神社に向けて歩く。
2キロ半、小一時間の山道。
13時過ぎに、ようやく到着。
本殿は、正面の3箇所に破風があり、中央に春日造、左右に流造の三殿を横に繋げた形の特異な形式となっている。
葛城水分神社・都祁水分神社・宇太水分神社とともに大和国四所水分社の一つとして古くから信仰されている。
また、古くから「子守明神」とも呼ばれ、豊臣秀吉もこの地を訪れ秀頼を授かったと云われている。
お詣りを済ませて、花矢倉展望台で小休止。
吉野の町と蔵王堂が遠くに望める。
山を降り、土産物屋を覗きながら、ロープウェイへと歩く。
帰りのロープウェイはさほど混雑してはいなかった。
吉野駅では、少し時間があったから、駅前で休憩。
名物のさくらソフトを頂く。
観光特急「青の協奏曲」が入線し、ホームがざわつく。
私も指定を取ろうと思ったが、瞬殺されてしまった。
仕方が無く、16時34分の吉野特急「さくらライナー」阿部野橋行きの指定を取ったが、此方も全席満席となっていた。
まなにゃーさんには、最高の贅沢を味わって頂きたいから、DXシートの3号車9BC席。
吉野の山を下って行くが、段々と辺りは暗くなり、橿原神宮前に着く頃には真っ暗闇であった。
阿部野橋から地下鉄で心斎橋に移動し、エス&グラフへ。
社長と少し話してから、「わいん家」に移動。
エス&グラフ主宰「ボジョレーヌーボーを楽しむ会」で、プロイセンに着替える。
先日、折れてしまったピッケルハウベも、修復出来た。
乾杯の後、料理が運ばれて来る。
先ずは「蕪のムース」
続いて「じゃがいものポタージュ」
「鰤のカルパッチョ」
ボジョレーヌーボーも、白、ロゼと続いた。
魚料理は「海老フライ」
肉料理は「ハンバーグ」
絶妙な味わい。
庶民的な洋食なだけに、味わいに差が出る。
ボジョレーヌーボーも、赤ワイン二種類が供された。
フルコースで、時間もあるから合間合間に撮影会。
世にも不思議な、チャーチル、マッカーサー、ヒトラーの三者会談。
そして、まなにゃーさんと。
22時も大分と過ぎて、お開きに。
阪急梅田駅へと急ぐ。
地下鉄では臨都閣下と、柳井さんと一緒になった。
JRへ向かう閣下、阪急神戸線へ向かう柳井さんと別れ京都線ホームへ。
23時15分の快速急行に乗車し、日が変わる頃に汁パレスに帰宅した。
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