清水市草薙有度山の地層からほぼ完全な形のナウマン象の牙が発掘されました。
牙は全長1.8m、最大直径12センチ、重さ30キロ。右上あごの牙とみられ、
メスの成獣のものとみられるという。草薙川沿いの地層で13万年前の地層だと
云われる「久能山層」から見つかった、同年代の地層から見つかったのは、千葉
県内佐倉市に次いで2ケ所目。今回の発見でナウマン象の分布域の推定や県内の
生息域の解明につながると期待されている。牙の発見は、宮沢市郎さん(71)が
5月25日に発見した。6月9日に発掘を完了した。宮沢さんは「発見してから
2週間毎日発掘作業をした。大変な思いをしたが、一本につながっている物は
なかなか見つからない」と喜びを語った。ナウマン象は約43万年前から2万年
前まで生息していたとされ、北海道から九州まで全国200か所以上で化石が
発掘されていて、県内では静岡市、浜松市、牧之原市でも発見の報告がある。
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