mixiユーザー(id:5677348)

2019年07月17日23:45

113 view

祇園祭 山鉾巡行

朝5時、巡行準備の為に集まる。
宵山用の懸想品を外し、埒を解体して行く。
フォト
埒とは、馬場の囲い、或いは柵と云った意味。
宵山期間中、山鉾を囲む埒が組まれている。
これも、釘を使わずに組立、解体される様になっている。
ある時、とある山鉾の埒を組んだ大工が、釘を使って固定してしまった。
巡行当日、すんなりと埒を開ける事も解体する事が出来ない事態に陥ってしまった。
この事が、「事態が進展しない・問題が解決しない」と言う意味を表わす諺「埒が開かない」になったと云われている。
祇園祭に纏わる諺と云えば「後の祭り」が有名だが、「埒が開かない」の語源も伝えていきたい。

埒、そして懸想品外された蟷螂山。
フォト
巡行用の懸想品を取り付けて行く。
山鉾には細かい所まで装飾されているから、是非じっくりと見て頂きたい。
天気が不安定で、小雨がぱらついて来たから雨対策を行う。
フォト
蟷螂さんも、御所車もビニールで覆われた。
勿論、胴掛や見送りも、カバーが掛けてある。
フォト

6時40分頃にある程度の作業が終了。
一旦解散する。
汁パレスに帰宅し、臨都閣下が買っておいて呉れた井傳の鰻丼を頂き、巡行に向けて精をつける。
フォト
そしてシャワーを浴びて身を清め、裃に着替える。
7時40分頃に、表に出る。
蟷螂山の前で記念撮影。
フォト
フォト
フォト
町内の三宅さんとBUCK-TICK、Der Zibetの話で盛り上がる。
まさか、祇園祭山鉾巡行の朝に、BUCK-TICKは兎も角Der Zibetの話が出来るとは。
「あっちゃんとISSAYさんが見守ってくれてますよ」と激励を頂いた。
集合写真を撮り、御神酒を頂く。
8時15分、町内の方々に見送られ、いよいよ巡行に出発。
フォト
西洞院四条の交差点を東へ。
フォト
四条烏丸を目指す。
彼方此方から山鉾が来る。
朝の四条烏丸は、山鉾が集結する、隠れた見所でもある。
フォト
ここで、巡行の開始まで待機。
長刀鉾も、四条烏丸の東側までバックしている。
その間に、空は晴れ上がり気温が上がって来た。
保冷剤を積んで来なかったから、電話をして持ってきて貰う。

9時、長刀鉾を先頭に巡行が始まる。
長刀鉾から山行司が来る。
粽を受け取る。
今年の蟷螂山山行司は私と高岡さん。
長刀鉾に返礼、粽を献上する。
続いて、芦刈山が四条烏丸を越えた時点で、挨拶に行く。
口上は私が述べる。
「蟷螂山で御座います、本日はお日柄も良く、誠に御目出度う御座います」
これは決まりきった文句である。
「鬮の順に従い巡行致しております
此方はお近づきの印で御座います」
粽は、扇子の上に乗せて相手に献上する。
そして、芦刈山からも口上と共に粽の返礼を頂く。
地味ながら要所でこの儀式を行うので、巡行見学の際には注意して見て欲しい。

直ぐに大丸京都店に到着。
大丸さんからはお供えを頂いているので、当然、口上と共に粽を献上する。
大丸を過ぎると、鬮改め。
我々山鉾町の者は「鬮渡し」と云っているが、巡行の順が正しいか、鬮取式の日に渡された鬮証を奉行に渡し、改める儀式である。
各山鉾により色々な所作があり、巡行の一番の見所かも知れない。

山一番の山が鬮改めを終えた位に、長刀鉾は四条通麩屋町に到着している。
ここで、斎竹に張られた注連縄を長刀鉾の稚児が刀で切る。
これにより、八坂神社の神域への結界が解かれる、重要な儀式。
そして、長刀鉾を先頭に山鉾が厄災を祓いながら進んで行く。
麩屋町に行く途中に、KBS京都の祇園祭生中継の本部がある。
ここにも粽を献上に行く。
今年のゲストは女優の大塚寧々。
大塚寧々に対して口上を述べ、粽を献上する。
https://twitter.com/marimarigohan/status/1151288840474095616?s=19
テレビ映えする、特製の粽に、蟷螂の折り紙と着いた榊。
大塚寧々にも喜んで頂けたが、51歳とは思えぬお綺麗な方で、女優のオーラが凄かった。

先程、長刀鉾が注連縄を切った麩屋町で、斎竹建てを行う高橋町の方に粽を献上する。
そして、寺町の御旅所に参拝。
四条河原町の手前で、長刀鉾の辻回しの待機。
四条河原町で八坂神社に一礼、河原町通を上がる。
フォト
河原町商店会に粽を献上。
返礼のお供えを頂く。
続いて、スーパードライ。
ここでは店長が河原町通に出て、待機している。
粽を献上し、返礼にビール一ケースを頂く。
三条商店会ではお茶の接待を頂く。
勿論、粽を献上する。
最後にホテル・グランエムズ京都に粽を献上。
舞妓さんから返礼のお酒を頂く。
勿論、舞妓さんを囲んで記念撮影。

河原町御池で長刀鉾の辻回し。
続いて御池通を西へ。
南北に有料観覧席が設置され、特に儀式も無い御池通は見世物になるだけ。
柳馬場辺りで後ろの山鉾待ちで止まった他は、すんなりと烏丸通に辿り着いた。
烏丸通を渡り、新町通の手前で長刀鉾の稚児が降りるのと、辻回しで待機。
幼稚園の団体が「蟷螂さん」と声を出していたから、私の扇子を見せてあげたら大変な事に。
引率の先生にもお礼を云われた。

長刀鉾の辻回しが終わり、山鉾連合会に粽を献上。
三条通を下がる。
鉾の幅ぎりぎりしか無い新町通の巡行は見ていて迫力がある。
フォト
ここで、北観音山、くろちく、南観音山に粽を献上する。
町内の方々が出迎えて下さる。
フォト
フォト
四条新町には12時半に到着。
長刀鉾の最後の辻回しの後、四条通を西へ。
四条西洞院を上がり、12時40分頃に蟷螂山町に帰着。
リポビタンDで、乾杯。
フォト
蟷螂山と記念撮影。
フォト
フォト
フォト
御弁当を受け取り、昼食。
フォト
フォト

14時から山解体。
祇園祭では、巡行で集めて来た厄を祓う為に、帰町後直ぐに解体する。
蟷螂山に上り懸想品を外して行く。
そして、御所車の解体。
フォト
フォト
御所車の中にある、からくりの心臓部。
フォト
テレビの取材も来ていた。
フォト
龍頭の根元に彫られている、白い虎?フォト
16時には、普段の蟷螂山が帰って来た。
フォト

18時半からホテルモントレにて直会。
フォト
フォト
席に案内される。
フォト
今年は、司会進行役を仰せつかったから、ゆっくり飲み食いしている暇も無い。
先ずは蟷螂山保存會村林会長の挨拶。
そして、今年一番鬮を引いた梅村正使に挨拶と乾杯の音頭を頂く。
暫しの歓談。
フォト
フォト
フォト
フォト
フォト
19時15分、今年の祭礼授与品のデザインを頂いた今井康雄先生に、感謝状の授与。
続いて梅村正使に記念品を贈呈。
20時前に小田原へお戻りになる外郎さん御一行様に挨拶を賜る。
フォト
外郎さん御一行様をお見送りして、20時20分から、恒例の大抽選会。
外郎さんご提供の小田原武将Tシャツが当たったが、浅島さんの三女に強奪されたww
もう一つ、玉屋さんご提供のエビせんべいも、強奪されて何故か小田原地ビールに変わっていたww
21時過ぎに、本井さんの挨拶で直会も無事に閉会。

浅島さん、辻村さんと二次会へ。
四条烏丸の函谷鉾も、懸想品が外されていた。
フォト
鉾建ての時とは違い、物悲しさが漂っている。
焼鳥屋に入り、軽く呑んで、辻村さんを四条駅までお見送り。
蟷螂山町に帰り着いたら、23時半を回っていた。

4 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年07月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031