カズマサ『ゆんゆん…結婚するならさ…自分の好きな人とするべきだと思うぜ?』
ゆんゆん『カズマサさん…無理なのを承知でお願いします…私と…結婚してください!!』
カズマサ『おいおい…』
めぐみん『何を言ってるんですか?カズマサは…』
クリス『結婚か…この際決めた方がいいかもね…』
ラム『カズマサと結婚するなんてやめた方がいいわ!どうしてもと言うなら私が犠牲になりましょう!』
カズマサ『犠牲って…』
ラム『カズマサ…明日の夜まで時間をあげるわ…誰か1人…想い人を選びなさい!!』
カズマサ『え…えぇ…』
ゆんゆんの告白から話は拗れ
カズマサは翌日までに誰か1人と結婚する事になった…
その夜
寝つけないカズマサは悩みながら外を歩き
そんな中
彼は屋敷の屋上で夜風に当たっているゆんゆんを発見した
カズマサ『ゆんゆん?』
ゆんゆん『あっ…カズマサさん!今そっち行きますね!』
カズマサ『って何して!?』
ゆんゆん『バギマ!!』
カズマサに気づいたゆんゆんは
屋上から飛び降り
着地の際にバギマを唱える事で
無理なく着地していた
カズマサ『凄いね…魔法のこんな使い方初めてみたよ…』
ゆんゆん『そうなんですか?紅魔族のみんなは魔法を生活の道具にしていますので…』
カズマサ『そうなのか…うちのパーティの紅魔族は爆裂魔法しか能のないポンコツだから…』
ゆんゆん『ポン…コツ?』
カズマサ『あ…いや…何でもない…』
ゆんゆん『カズマサさん…昼間はごめんなさい…私が変な事を言ったせいで…』
カズマサ『気にする事はないよ…ただ…俺にはちょっと勿体無いかなって…』
ゆんゆん『そんな事ないですよ!私…初めて船であった時から…貴方に憧れてたんです!』
カズマサ『い…いや…なにして…』
ゆんゆん『当ててるんです…メイドさんがこうすれば振り向いてくれるって…』
カズマサ『(そういや…めぐみんもクリスもまな板だな…クリスは少し膨らんだような気もするけど…)』
ゆんゆん『カズマサさん…少し心音が早くなりましたね…』
カズマサ『そりゃドキドキもするさ…こんな可愛い子に抱きつかれてるんだから…』
ゆんゆん『え…』
カズマサ『ゆんゆん…このまま…ゆんゆんの初めてを貰ってもいいかな?』
ゆんゆん『は…初めて…あっ…』
カズマサ『冗談だよ…続きはまた今度な…』
そう言い残すと彼は部屋へと戻り
その言葉通り
彼はゆんゆんを結婚相手に指名した
他のルートでは複雑な表情で準備を手伝っていたクリスとめぐみんだったが
今回ばかりは抗議の声が上がった
めぐみん『胸ですか!?あの胸にやられたんですか!!?』
クリス『あたし…君は貧乳派だって信じてたんだよ!?』
カズマサ『べ…別に胸で選んだわけじゃ…』
ラム『ふっ…』
カズマサ『姉様…は…謀ったな…』
その夜
結婚式は盛大に行われる事になり
宣言通り
昨夜の続きと言わんばかりに
カズマサはゆんゆんの唇を奪った
友達すら殆んどいない彼女にとっては全てが初体験であり
結婚式後
彼女の様子は明らかに別ルートの2人とは違ったが
それを知る者は誰も居なかった
クリス『ゆうべはお楽しみでしたね?』
カズマサ『あぁ…』
クリス『そこ普通に答えるところじゃないよ!?』
カズマサ『え…すまん…ちょっと寝不足でな…』
クリス『ゆんゆんさんにはもう話してあるけど…グランバニアへの旅にはあたし達も同行するから!』
翌朝
一行はグランバニアへ向けて出発する事になり
心なしか
クリスの言動が
以前よりも積極的になっていた
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