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2019年03月30日17:34

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土曜ギリギリ日記345:ダンボ

本日、病院当直業務前に観たのは「ダンボ」。時間の都合で吹替2D版です。


とあるサーカス団で産まれた子象は、巨大な耳を持っていた。団長メディチは、こんな醜い象は使い物にならんと嘆息するが、子象は耳をバタつかせることで宙を飛ぶ能力を身につけていた…という導入です。



以下、ネタバレーランド

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フォト


萩原健一が急死した衝撃から立ち直れない46歳男が1人で観るにはキツイ映画でした。 エンタメを楽しむっていうより、文科省の教育映画を社会科の授業で見せられている感じ。ディズニーお得意の「あなたはありのままでいいのよ」「勇気があればきっとできる」という王道メッセージを、バートンらしい奇異でカラフルで美しい映像で伝えるという完璧すぎる一本。サーカスの面々と子供たちは一点の曇りもなくイイ人で、マイケル・キートンは最初から胡散臭さ全開で解りやすい。ダニー・デビートは一番面白い役どころで、団名をブラザーズからファミリーに変えたことで成長を示していました。唯一ダンボに意地悪な団員は早々に事故死で退場するし、火事のスペクタクルも、タバコを一切出さず(日本でも禁煙学会が煩いしね!)電気事故というロジックでクリアさせています。故に見ていて安心感しかない。俺がせいぜいつけられるイチャモンといえば、「エヴァ・グリーンの脚もっと見せんかいコラ!」くらいのものであります。ティム・バートンの持ち味である可愛い+ホラーな要素は全くなく、さすがディズニー、ちゃんとバートンコントロールが上手くいったね!と褒めたくなるほど。

というわけで、大人には楽しみようが全くない映画、と言い切っておきましょう。今日のような寒の戻りみたいな寒い日には、必要なのはダンボじゃなくて暖房ですよ。

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サーカスものの映画を見ると、どうしても引っかかるのが「見世物の是非」という点。ヒロインの女の子は芸よりサイエンス派で、見世物になることを拒絶していました。彼女がリンチの「エレファントマン」を観たらどう感じるのか?ぜひ訊いてみたいものです。「ダンボ」と「エレファントマン」、二本立てでやってくれる挑戦的な名画座、無いかね?(笑)
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